パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

会社説明会、名言集。

2010年3月12日 (金曜日)

こんにちは。嫁から通達された門限を既に1度破り、「リーチ」のかかった伊藤です。

皆さん、恋してますか?
恋は(採用担当者の皆さんがクチを揃えて必要な能力だと言う)“コミュニケーション力”を存分に鍛えてくれます。恋せよ乙女、恋せよ男子。

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業界も規模もバラバラな、複数の企業の会社説明会ファシリテート(主に、社員パネルディスカッション時の司会)をしています。今回は「会社説明会でココロに残った、社員の皆さんの名言集」を書いてみます。

・「働くためには覚悟が必要です。私は覚悟をもってこの会社に入り、一生懸命やってきました。4年目が終わる今、改めてこのような(就活生を前にする)場で思うのは、親というのはすごいなということ。何十年間も働いて、私を大学まで卒業させてくれた。
 就職する際に、もっとも大切なのは、働く覚悟をもつことと、親への感謝をもつこと。最近はそのように考えています」(入社4年目・女性・営業職・最近結婚された方)

・「仕事で大切にしているのは、AKYです。敢えて、空気を、読まない。仕事で自分の考えを言わず、周りばかり気にしていても、納得する人生にはつながらないと思います。
 面倒くさいやつだと思われているかもしれませんが、それでいいと思っています。そしてそんな自分を温かく見守ってくれている上司や会社に感謝しているし、結果を出さないと話にならないと思っています」(入社3年目・男性・CGデデイナー職)

・「仕事はぜんぶ大変です。当たり前です。だって、人様からお金もらうんですから。会社にいると忘れそうになるけど、自分が誰かのために働いて、毎月何十万円ももらうなんてこと、一人だとできないんですよ。それを忘れて、条件がどうのとか、仕事がどうとか会社がどうとか、不満ブーブーのカッコ悪い奴になりたくありません」(入社6年目・男性・営業職)

あえて共通点を見出す必要もないのですが、こうして書いてみると(やっぱり)“感謝”の気持ちを忘れない人たちが、“できる人”になり、会社説明会に登場している、ということが多いようです。

さて、忙しくなったり、辛くなると、感謝の気持ちを忘れがちになりますよね(情けないことに、私は今でもそうなりがちです)。「自分はこんなに頑張っているのに…」「どうして自分のことを分かってくれないんだ…」「自分は…」「自分は…」。

親、友人、恋人、先輩、後輩、先生、キャリアセンター、ココロある就職情報会社……。
皆さんを応援している人はたくさんいます。時勢が時勢なので、無事に就職できるか心配し、企業に内定すれば喜んでくれるに違いありません。でも、それ以上に、本当にあなたを応援している人は、感謝の気持ちを忘れない人間になることを期待しているのではないでしょうか。

感謝の気持ちをもった人は、無理に未来の扉をこじ開けようとしなくても、扉が勝手に開いてくれる。

そんなことを経験則として感じるこのごろです。

明日は、親孝行している印象が強い、岩崎です。