30歳で振り返る、新入社員のころ
2010年6月2日 (水曜日)
こんにちは。iPhoneに切り替えた伊藤です。
技術の進歩ってすごいですね。
気持ちのよい季節です。
新緑が眩しく、街並みに心が癒されます。
「いい季節だなぁ」とボーっとしていたら、同期の保坂から「イトーさん。
ロッカーからイトーさんの昔の手帳が出てきたよ」と声をかけられました。
使い古された、その汚い手帳の表紙には「2002年」と印字されていま
した。2002年は私が入社した年。そう、新入社員時代の手帳と、8年
ぶりの再会です。
「おお!」と思って中を開いてみると
「2億円目標、1億5千万円が損益分岐点、1億2千万円切ると倒産」
「大人計画のチケット絶対とる」
「年金手帳」
「語尾をしっかり話す」
「不毛論」
など、刺激的なことから意味不明なことまで、諸々書き込まれています。
スケジュールをペラペラめくると、本当に数多くの会社名や名前が書きこ
まれています。この後ずーっとお付き合いさせて頂いている方もいれば、
申し訳ないですが記憶にない人も(多数)います。
当時の自分は何を感じ何を考えながら日々を過ごしていたのでしょう。
・・・・・・
必死に働いていたことは確かです(朝、地下鉄のトイレで2回吐いたこと
があります。お酒ではなくて)。
先輩に迷惑をかけたことも確かです(入社早々、先輩の吉川とケンカして
キャビネットを蹴ってしまったり、フられた日に無理やり朝までお酒に付き
合ってもらったり、終電を逃すと自宅に泊めてもらったり、調子に乗ってそ
の先輩の家に不法侵入してキレられたり)。
お客様やパートナーに叱られました(「お遊びで時間をとってるんじゃな
い。知識がなさすぎる。出直してきなさい」とガツンと言われたり、パー
トナーさんとの仕事でミスを何度もしてしまったり)。
社長の釘崎には、右も左も分からない(当たり前ですね)新人にも関わら
ず、仕事を任せてもらい、本当に危ないときには守ってもらいました(当
時は今よりもはるかにメンバーが少なかったため、新しい仕事があると
「やりたいです!」とすぐに手を挙げていた)。
よく飲みにも行ってたなぁ(この点は継続中)。
何はともあれ、おもしろかったなぁ(この点も継続中)。
・・・・・・・
それから8年が経ち、30歳の今、心から「出会ってくださった全員に感
謝」という気持ちが溢れ出ます。記憶がない人も含めてです。
素直にそう思う前までは、心のどこかで「あの人はすごい人」「あの人は
イマイチ」などと、目上の方ですら、人を評価していたのかもしれません。
人を評価するのは、自分が人からどのように評価されるのかにばかり気を
とられているからだったのだ、と今は思います。
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さて、皆さんは、30歳になったとき、新入社員のときの手帳を読み返し
てみて、何を思うのでしょう。何を思いたいでしょう。
「やりたい仕事ができたなぁ」
「安定していたなぁ」
「働きがいがあったなぁ」
「風通しが良い職場だったなぁ」
「福利厚生が良かったなぁ」
(↑某社アンケートによる、学生の会社選択のポイント上位5つ)
会社選択でこれらが上位に(毎年)入るのはよくわかります。
でも、これらは「会社」に転がっているのではなく「自分たち」で掴みと
っていくしかありません。
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「30歳になったとき、新入社員のころを振り返ってみて、どう思いたい
か」を考えてみると、会社選びの視点がちょっと変わるかもしれませんね。
明日は、新入社員時代、私がガミガミ言った気がする、岩崎です。
Yes,We Can.
2010年6月1日 (火曜日)
“Yes,We Can”と言っているオバマ氏の肖像画を机の上に飾っている吉田です。
このオバマ氏、「SHOKUNIN魂」という冊子の第3号を制作した際、
パフの新卒一期生でもある、ササキアサヒさんが表紙タイトルを執筆してくださったのですが、
その時におまけで描いたらしい肖像画です。
せっかくなので飾ってしまおうと机の上に貼り約1年半が経とうとしています。
私自身、とくにアメリカ贔屓というわけでも、オバマ氏ファンというわけでもないのですが、
仕事の際に心強い存在になっていたりします。アサヒさん、その節はありがとうございました。
さて、息子が4月からプール教室に通い始めました(正しくは通わせ始めました)。
習い事のひとつでもしてみようと通い始めた、プール教室。
毎週1回も休むことなく通っています。
通い始めた頃、しばらくは水が顔につくのを異常に嫌がるので、
大丈夫かな続けられるのかな。と心配していたものの、
通い始めて10回目。
突如、自分から水に顔をつけ潜り始めました。
『突然』です。
それまでは、いくら先生に促されても、
「僕は顔に水をつけられないんだ」「鼻の中に水が入っちゃうんだ」と言いつつ、
絶対に自分から潜ろうとしなかったのに。です。
一度潜れるようになると楽しくなり、その後も何度も自ら潜っていました。
その日の帰り道、本人に聞いてみると、
「なんとなく自分でも潜れるんじゃないかと思った」
とあっけらかんとした答え。
本当の理由を知ることはできませんでしたが、
何かしらのきっかけがあるに違いありません。いい意味で単純な。
できなかったことが、できるようになる喜びと
できなかったことが、突如できるようになるきっかけ(意識の変化)。
いくつになっても変わらないことと信じています。
「Yes,We Can」!
次は、ついにiphoneを手にした伊藤です。