歯 1260円から考えたこと
2010年10月21日 (木曜日)
おめかし姿は、必死に頑張らないと
中学生に見られることもある大野です。23歳です。
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先週、人生で初めて一本、歯を抜きました。
抜いた歯の芯は太く、とても立派で、なんだか若い芽を
むしりとってしまったような申し訳ない気持ちになりました。
たった10秒で、自分の所有物が無くなる哀しさと、
たった10秒と1260円で人に改造をできる医療技術に、
少しだけ恐怖を感じてしまいました。
お医者さん、ごめんなさい。ちゃんと感謝もしています。
でも、こんな時、「あー自分、生きてる。」と実感します。
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そして仕事のことを考えました。
今の私にとって『働く』ことは、時々『生きてる』を感じる行為です。
仕事をしている時、ぼーっとしていたら使わなかったような
体中のありとあらゆる筋肉、神経、心を使います。
壁にぶつかっている時は特にそうです。
(はっ!壁にぶつかっていないことなんてないので、毎日でした!)
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例えばお客様の課題を考える時、アイディアがほしい時、
脳のあらゆる箇所を活性化させます。
情報収集をしようとする時、目に写ったあらゆるものに神経を研ぎ澄ませます。
周囲の空気、人の表情や態度、手元にある資料などなど・・・。
指先を集中させ、ロボットになりきり、
ひたすらPCに必要事項を打ち込む業務もあれば、
時には足を使って、小学生並みにダッシュする時も多々あります。
感情だって喜怒哀楽の一言じゃ終わらない
「名前をつけられない感情」に出会うことがあります。
【感謝】【感動】【興奮】×100のような気持ちがあれば、
悔しさと、憤りと、情けなさ、卑しさが
混在してしまうような気持ちを知る時もあります。
時には慈悲に満ちた何とも不思議な気持ちになることもあります。
こういった新しい感情に出会うのも、仕事をしてから知りました。
またまだ修行の身だからか、正直知りたくなかった気持ちもありますが、
乗り越えた時、また新しい感情に出会えるのかもしれません。
自分の生き方がむき出しになるのが仕事だとすれば
やはり、ぶっとい芯を一つもっていたいなぁと
抜いた歯をコロコロ転がしながら、そんな事を考えました。
それにしても『働く』って何なのでしょう。
『仕事』って何なのでしょう。
まだまだ即答できそうにない勉強中の小娘です。
今は先輩方の武勇伝を聞きながらこのテーマをツマミに
ビールが飲みたい今日この頃です(笑)
次は、社員として働いて20日目でピチピチなはず?!の大橋です!
社員ブログデビューおめでとう!パチパチ。