仕事って何だろう?
2010年10月25日 (月曜日)
こんにちは。
大橋からの初バトンタッチを受けた木村です。
さて、最近、いろんな仕事をしている中で、
「あらためて仕事って何だろう……」とふと考えました。
楽しい、充実している、と思うときもあれば、
苦しい、うまくいかない、何でこうなるんだ、と思うときもある。
仕事が複雑になればなるほど、「何があってここまで複雑なことを
しているんだっけ?」と、頭が混乱してきたりします
そんなとき、もっと仕事や世の中が単純だったらどうなるだろう、
と考えてみました。
・黒や赤など種類はあれど、ペンをつくっている会社が
世の中に1社だけだったら……。
・いつも食べるようなクッキーが、プレーン味のみの1種類しか
この世に存在しなかったとすれば……。
・32色のラインナップがある服ではなく、4色だけの品揃えだったら……。
仕事の流れはスッキリしていて、複雑難解な仕事は発生しないかも!
他のメーカーと比べて商品開発し、価格競争しながら販売することも、
新しい微妙な味を追求するような研究開発をすることも、
たくさんの色をつくるために時間を費やす、なんてことも起きないかもしれません。
複雑ではない世界。単純でスッキリした世界。
でも、きっとそれでは味気ないでしょう。
いろんな機能を持ったペンを使いたいし、
美味しい味のするいろんな種類のクッキーを食べたいし、
自分に合うオシャレな色の服を選んで着たい。
単純な世界でも、十分に生きられます。
でも、もっとこうしたい、上を目指したい、可能性を広げたい、
そんな想像力と欲求があり、単純なところにはおさまっていられないのが、
人間なのかな、と思ったりします。
いろんな思いを持った、いろんな人が集まった、いろんな組織があり、
「複雑」だけれど未知数の想像力を秘めた仕事がたくさんある世の中。
複雑で大変だけれど、味気があって、想像力があって、可能性があって、
実は豊かな世の中で、自分の仕事は価値のあるものかもしれない
単純な考え方もいいけど、目の前の複雑な仕事に、もっといろんな価値を
見出してみよう、そう思った10月末なのでした
お次は、いろんな色のドレスを持っている杉平の登場です。