広い視点で物事を考えてみる
2011年1月7日 (金曜日)
1月5日の仕事始め、会社を出たのは22時半だった岩崎です。
残業を気にする学生は多いですが、私も残業は好きではありません。
どちらかというと一刻も早く自宅に帰りたい派です。
しかし、仕事をしている以上は責任というものがある。自分都合だけではありません。
残業ってそんなものです。
かくいう吉川はそんな私よりも残っていました・・・。
先日の社長や保坂のブログにもありましたが、
昨年末パフでは合宿会議と称して、1日半ホテルに缶詰になり全社員会議をしました。
テーマは「10年後のパフのミッション・ビジョンを設定する」。
当日どんな議論がなされたのか、どんな結論にたどり着いたのかは、
またの機会に(誰かが)発表するとして・・・。
1日半という会議に実は尻込みしていた私でしたが、とても刺激的なものとなりました。
それは、『物事を広い視野から見る』ことができたから。
10年というスパンの中で、会議が進行されていくうちに、
私の中で次々と疑問や興味が沸きあがりました。その一部をご紹介すると・・・
・10年後の労働人口ってどのくらいなのか?
・そもそも10年後の日本ってどうなっているのか?(Good Vision/Bad Vision)
・10年前(1990年)から日本はどのように変化したのか?
といった、10年後の未来を思い浮かべることから、
・”世の中を変える”ために必要なことは何か?
・良い世の中にしたいと誰もが思っているのに、そうなっていないのはなぜか?
といった、世の中に思いを馳せてみたり、
・人間の本質(善し悪し)や本能は本当に変わらないのか?
・生きていく上で人と関わっていくことはなぜ必要なのか?
・日本人であるアイデンティティとは?
・日本の/社会の「構成員」である意味と役割とは?
と、最終的には何やら哲学的なことにまで発展してしまいました
実は、大学時代はこのようなことに大きな興味を持っていました。
レポートのたびにこんなことばかりを考えては、自分なりの結論を導き出していました。
それが楽しかったという実感もあります。
しかし、働き始めてからは「今の自分にできることは何か、すべきことは何か」と、
思考の矢印を自分にばかり向けていたり、目の前のことに集中しすぎていて、
広い視点で物事を見たり、答えのないことを考えたりする時間が減っていたことに
この合宿で気付くことが出来ました。
久しぶりに脳の古い部分をグルグル大回転させた1日半は、
とてつもなく疲れましたが、楽しくもあり、爽やかでもありました。
目の前のことに一生懸命になるのは当たり前。これは就職活動生も社会人も一緒。
でも、そこから少し離れてる機会というのは忘れてはいけないと痛感した年末でした。
次は、また髪を切ってかわいくなった大野です。