新人時代の苦労
2011年1月25日 (火曜日)
皆さんこんにちは、早く大人になりたい33歳独身の吉川です。
先日、以前一緒にお仕事していたお客様と4年ぶりにお会いしました。
私が一緒にお仕事していた頃、その方は、新入社員から入社2年目でした。
今は、入社6年目となり、自信に満ち溢れ、たくさんの仕事をバリバリ
こなすキャリアウーマンでした。
当時の思い出話をしていたのですが、彼女は、とっても素直に当時の
ことを本音で語ってくれました。
「いや~、あの時は辛かったですね。メンターの先輩には、手帳の書き
方から毎日の仕事のやるべきことのチェックシートに至るまで、すべて
にダメ出しをされていました。上司の係長・課長からもたぶん毎日、
怒鳴られていたと思います。
当時は、『クソー、そんな細かなことまで言われたくない!!』と
悔しくて毎日泣いていましたが、今は、そんな皆さんに感謝しています。
今は、他の部署の人から『とても綺麗に手帳書いているよね』と褒めら
れたり、『仕事の締切り管理がすばらしいから、その方法教えて』と
仕事のやり方を参考にしたいと言ってくれる人までいるんですよ!!」
とっても素敵なお話だな、と思いました。
今は、当時の先輩と飲みながら「あの時はお互い辛かったよね~」と
笑いながら話しているそうです。またその先輩も同期の中でも出世が早く、
今でも最前線でバリバリ働いているとのこと。
教える方も教わる方もとにかく必死。
一生懸命相手に向き合い、真剣に仕事をしていたからこそ、お互い成長
するし、それが素敵な思い出となる。そんなことを感じました。
「社会人3年目までは、どんなことがっても会社を辞めるな」
なんてよく世間で言われますが、確かに入社してたいへんなのは、
どの会社も一緒で、決してその会社のせいではなかったりするものです。
また私が知っている素敵な社会人は皆、入社3年目までは死ぬほど働い
た経験をしています。
その方が最後に言っていました。
「今はまだ自分の部署で後輩がいないんですが、いつかすぐ下に後輩が
できたら、私も先輩と同じように、厳しくて恐がられても嫌われても
仕事の基本を徹底的に教えてあげたいと思います!早くその日が来て
ほしいです」
充実したその表情に、私はとにかく感動しっぱなしでした。
会社選びで「社風」を挙げる人が多いですが、単に優しい人が多い会社
が必ずしもよい社風でないこともあると思います。厳しくても、心から
後輩を育てたいと思っている社員がいる会社が素敵な会社だよな、と
感じました。
明日は、最近キュンキュン話に興味津々の岩崎です。