三国志に学ぶ人生観 4 陳宮
2011年10月19日 (水曜日)
こんにちは、土田です。
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(以下wikipediaを参考に記述)
天下が動乱の時代に入ると、まず曹操に仕えた。
曹操が徐州の陶謙を攻撃すると、その隙を衝き、陳宮は、陳留太守張邈ともに
反乱を計画し、呂布を盟主として迎え入れた。
その後は、曹操の反撃を受け、下邳に追い込まれる。
陳宮は、局面を打開しようと呂布に献策するなどしたが、
採用されることはなかった。
同年末、呂布配下の侯成、宋憲、魏続が反乱を起こし、
陳宮を捕縛して曹操に寝返った。これにより呂布も戦意を喪失し、
ついに曹操に降伏。呂布、高順らと共に絞殺された。
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陳宮は、三国志の中でも私が最も好きな人物の一人です。
しかし、今回改めて調べてみると、私の知っている陳宮とはだいぶ違う
陳宮像が浮かび上がってきました・・・
(献策が受け入れられなかったことに対する受け取り方が特に)
私の好きな陳宮は『蒼天航路』の陳宮です。
純粋戦士・呂布に、これまた純粋な愛をそそぐ、純粋策士陳宮。
曹操を裏切った時は、ただ呂布を担ぎあげただけだったのでしょうが、
下邳の攻防の際には、二人の間には長年連れ添った夫婦のような
空気が漂っていました。
「今だ!声をあげろ!あげてくれ──!
呂布殿につき従えと声を発しろ!
そうすればここからでも態勢を逆転できるのだ!
声をあげてくれ─!」
あのシーンでは、代わりに声をあげたくなりました。
曹操という絶対的・規格外のカリスマに身をゆだねることをあえてせず、
絶対的・規格外の武力を持ちながらも英雄になれない、孤独な戦士呂布に
人生をかける何かを見出し、そして燃え尽きていった陳宮。
STAR WARSのダース・ヴェイダーにも似たようなものがありますが、
純粋であるが故に、破滅に向かってしまうことが、見ているほうからは
分かっているのに、毎度毎度ドキドキしてしまいます。
三国志随一の破滅型軍師の一人ですが、
アウトローの私としてはいつまでもあこがれの対象です。
次は、長崎です!