パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

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2011年10月27日 (木曜日)

10歳まで北海道で生まれ育った岩崎です。
親戚がいるわけではないので、それから2度しか訪れていないのが、
残念で仕方ありません。最近では雪虫が飛び始めたそうです。

近頃、早めに帰宅する日が続いており、一時期よりもテレビを見る機会が多くなりました。
毎週決まった時間に帰宅することができないことも多いため、
必然的に連続ドラマよりもバラエティ番組を見てしまいます。

 

すると、最近の傾向を象徴していると気付いた番組がありました。

 

それは、「ストライクTV」(http://www.tv-asahi.co.jp/striketv/)。
同世代(同年齢)の芸能人が集まり、一人がハマったもの(音楽のことが多い)を
紹介。他の二人もハマるもの="ストライク"を多く集めるという趣旨の番組。
自分と年が離れすぎているとぽかんとしてしまうこともありますが、
近い世代(2~3歳上下)だと、「あぁ~!!」と思わず声を出してしまいます。

 

これって、TwitterのRTやFacebookのいいね!に似ていませんか?

 

 

つまり、自分が共感するものを広めようとする動き。
自分の感性や感覚、意見や思想を表に出して、人に共感をしてもらう。

 

共感してもらうことって、自分が認められたようでとても嬉しくなります。
相手に親近感を覚えるので、仲良くなったり分かり合えたような気になります。
いや、実際そうなのでしょう。

 

そうやって輪を広げていくことはもちろん大切なのですが、
それだけになってしまってはいけないなぁと。
つまりは、自分とは相容れないからといって、その人を嫌ったり憎んだり、
排除してしまうのは違うということ。

根本から自分と異なる人ってたくさんいます。
むしろその方が多いのかもしれません。
だけど、そんな場面に出くわしたとしても、自分の知見を広げるため、
相手を知るチャンスだと思って、真摯に接していくことが、きっとその後の自分に
役に立つのではないかなぁと。

 

共感ばかりを求める世の中って少し危険なのかもしれないな…と。
自戒も含めて、テレビを見ながらぼんやり思ったのでした。

 

明日は、テレビにはあまり興味がなさそうな、大野です。