アクティブサポートとバスの運転手
2011年11月22日 (火曜日)
こんにちは、高田です。
アクティブサポートというのものが話題になっています。
これは、「受身の問い合わせ窓口ではなく、自ら困っているユーザーを探し、その人に話しかけて解決のお手伝いをする」というものです。
ツールとしては、twitterが使われることが多く、
タイムライン上でつぶやかれた言葉を拾い、製品についてのお困りごとなどを企業の人が答えていくものです。
Twitterアクティブサポート入門という本が出ていたり、
企業としては、ブックオフオンラインさんとか、ソフトバンクさんとかが有名になっています。
話は変わりまして、先日、友人と金沢に行きました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、金沢は駅と中心街が離れているんですね。
これって不思議ですよね。
で、バスの中で友人と「なんで金沢って駅が中心街から離れているんだろうね?」なんて、話をしていました。
そうしたら、バスの運転手さんが話かけてきて、
「駅は色々な気と一緒に悪い気も入ってきてしまうから、わざと中心街から離して作ってあるんですよ」と教えてくれました。
これって、アクティブサポートですよね。
どうしても聞きなれないカタカタ語だと、すごい物に感じてしまうのですが、要はこういうことですよね。
特にマーケティングの領域には、カタカタの言葉が多いのですが、流行を追うのではなく、何をしたらお客様が喜ぶのかを考えることが重要だなと改めて思いました。
ありがとう、バスの運転手さん!
次は、田代です。
これまでに頂いたコメント
1件コメントがあります
- 河野さん
こんにちは。
『Twitterアクティブサポート入門』を書いた者です。
とてもステキな体験談をありがとうございます。まさにバスの運転手さんがなさったような、相手を気持よくさせるさりげない(支援)行動のことです。
あれこれとむずかしく考える必要はなくて、ぼくらが「してもらったらうれしいな」と思うサポートを心がけるのが大切だと感じています。