面接の基本3形式
2015年2月16日 (月曜日)
こんにちは。パフの田代です。
本日は「面接の基本3形式」をテーマにコラムを執筆します。
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◆個人面接
∟1人の応募者を1人または複数の面接官が面接
<メリット>
じっくり掘り下げて質問することで、一人一人の応募者について細かい
要素の見極めが可能。応募者にも「じっくり見てもらえた」という納得
感を持たれやすい。
<デメリット>
選考に時間がかかる。また多くの面接官(人的コスト)が必要。
◆グループ面接(集団面接)
∟複数(一般的には3~4人)の応募者を1人か複数の面接官が面接
<メリット>
一度に複数の応募者を選考でき、選考にかかる時間と人的コストを効率
化できる。また応募者をその場で相互に比較しながら面接できる。ネガ
ティブチェック(望ましくない要素の見極め)に向いている。
<デメリット>
複数の応募者を比較することで相対的な評価になり、一人ひとりの応募
者について細かい要素の見極めが難しい。応募者にも「じっくり見ても
らえた」という納得感を与えにくく、志望度アップには向かない。
◆グループディスカッション/グループワーク
∟特定のテーマについて応募者が議論している様子を評価
<メリット>
一度に複数の応募者を効率的に、また比較しながら選考できる点はグル
ープ面接(集団面接)(集団面接)と共通。ネガティブチェック(望ま
しくない要素の見極め)に向いている。
<デメリット>
複数の応募者を比較することで相対的な評価になりがち、一人ひとりの
応募者について細かい見極めが困難、応募者にも「じっくり見てもらえ
た」という納得感を与えにくいという点はグループ面接(集団面接)と
共通。
グループ面接(集団面接)との最大の相違は、応募者同士のコミュニケ
ーションが見られること。さらに議論のテーマを実際の業務に関連のあ
るテーマにすることで、応募者の企業理解を深めることも可能。テーマ
の設定を失敗すると、応募者の志望度を下げることがある。またきちん
と評価基準を決めておかないと、単純に発言量が多い応募者に評価が集
中しがち。
以降では、それぞれの面接手法について詳細に考えていきましょう。