どこまでが自分事か
2016年4月27日 (水曜日)
皆さん、こんにちは。春になり、ますますパワー全開の吉川です。
温かいと機嫌もよくなりますね。
先日、地下1階に様々な飲食店が入っているビルのお手洗いに行きました。
数名並んでいたのですが、パン屋の店員らしき方が、自分の後ろに並んで
いた数名の方に、順番を譲っているのが目に入りました。
3名の方に順番を譲った後、私にも「どうぞ」と、とても恐縮して順番を
譲ってくださいました。
私は特段急いでいなかったので、「お先にどうぞ」とパン屋の店員さんに
先に行ってもらいました。
ビルの共有のお手洗いなので、お手洗いに並んでいる人たちが皆、パン屋
のお客様かどうかは、わかりません。
でもきっと、店員さんは「同じビルで過ごしている人はすべてお客様」と
いう意識を持っていたので、お手洗いでも、他の方に気を遣って、順番を
譲っていたのだと思います。
どこまでを自分の仕事の範囲ととらえるか。
どこまでを自分のお客様ととらえるか。
どこまでを仕事人の自分としてふるまうか。
そんな意識の差が、店員さんと私にはあるのだな、と思いました。
数年前、担当していたある企業の経営者の方がこう言っていました。
「自分以外はすべてお客様。
従業員であってもお客様という意識で向き合っているよ」
素敵ですよね。
ランチでパンをパクパク食べながら、
自分で勝手に線を引くって面白くないな、と思った次第です。
春なので、もっともっと活動的に大きく物事をとらえていきたいな。
明日は、時間がもったいない!と、トイレを我慢して仕事をしている保坂です。
(それは、本当にやめた方がよいと思う)