パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

真価が問われるとき

2016年11月18日 (金曜日)

みなさんこんにちは!
人を褒めたり祝ったり、実は苦手な清水です。笑

良い意味でも悪い意味でも、嘘が付けず…
本当にすごい!と思ったり、お祝いする気持ちがないと
どうしても(自分の中で)嘘っぽくなってしまいます。。
溝渕くんが見ていた場面では、本気で褒めて、祝っていたのだと思います!笑

さて、
先週の火曜日、私の地元福岡で大変な事故が起きました。
テレビも新聞もネットニュースも、みんな報じていた、
「博多駅前の大陥没」です。

東京の方に分かりやすくご説明するなら、
あの場所は「バスタ新宿」前の大通り。
人も車もよく通る、メイン通りです。
私も住んでいた頃はよく通っていましたので
朝から驚きました(正直ショックでした…)。
しかし本当に驚いたのは、その後明らかになった事故の経緯と、事後対応。
【BBCもCNNも称賛!】なんて見出しの記事も出ていますが、
直接の死傷者がゼロで済んだことや、一週間で復旧できたことは
決して偶然や奇跡ではありませんでした。

まずは、異変を察知し作業を即時ストップさせた工事作業員の方。
そんなの当たり前、と思う方もいるかもしれませんが
その判断力と行動力は、決して当たり前のものではないと思います。
また、要請から約10分後には交通規制を行った警察。
交通規制の5分後に、あの大陥没が起きたそうです。
そして、午前中に避難所を設け、付近の住民に避難勧告を出した福岡市。
これらすべての迅速な判断・対応がなければ、「直接の死傷者ゼロ」はありえなかったと思います。

そして事後対応で印象的だったのは、
福岡市長がリアルタイムでの情報提供を惜しまなかったことです。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
現市長の高島さんは、元九州朝日放送(KBC)のアナウンサー。
(余談ですが…高校は釘崎と同じ、大分舞鶴高校だそうです!)
実は熊本・大分地震の際も話題になったのですが、今回も同じく、
ご自身のブログやSNSにてリアルタイムのレポートをしているのは、
アナウンサーのご経験があるからではないでしょうか。

天災・人災共通して言えることですが、
被災地域にいる方が最も怖いのは、「情報がないこと」です。
知りたいと思う(であろう)ことを正しく理解し、
素早くかつ分かりやすい言葉で発信したことで、
地域の皆さんを安心させたことと思います。

もちろん、事故そのものは許されることではありません。
ですが、人が作業する以上、残念ながらミスや事故は起こりうるものです。
すべての仕事に通じますが、一番大切なのは
ミスや事故が起きた後に、どう行動するか。
そこで組織・個人の真価が問われるのだと思います。

自分自身はどうだろう…
時間や精神的に余裕があるときにこそ、考えておくべきだと感じました。

次回は、そもそもミスが少ない!牧野さんです☆