学生の本音
2017年6月7日 (水曜日)
資格取得のために、毎週土曜日に自主学習の集いに参加している折原です。
毎回自身のクラスの人は参加しておらず、寂しさはありますが
半面新しい出会いが常にありワクワクしています。
と言っても、男女ともに目上の方ばかりですが(笑)
昨日のかほログの内容に便乗します。
学生の企業選びのポイントは「働く」にズレが生じているのは事実と感じています。
弊社では、まさに今の時期ですが内定を受けた学生向けに
企業選びの軸を決めることを以下3点から促す「意思決定イベント」を実施させていただいています。
●内定者一人ひとりの「譲れない絶対的な基準」を確認する(ぼんやりしていた基準を明確にする)
●内定者が入社を希望している企業ごとに譲れない基準との照らし合わせの支援をする
●内定者の「意思決定するためにそろえるべき情報・実施すべきアクション」を明確にし、意思決定までのフローを合意する
今年も多くの企業様からご依頼をいただき、5月から企業様のタイミングで開催をしています。
そのイベントでは学生が軸を決めるために、事前に4点の自己分析をしてもらい専用用紙に書き込んでもらいます。
1)自身の能力、志向、価値観、性格
2)こんな生き方、働き方がしたい
3)企業選びの基準
4)反対意見
書き込んでもらったシートをもとに、3名1組となり「すっきりマスター」という第三者へ説明をして
ディスカッションを通じて、考えをまとめ(すっきり)ていき、軸を再確認する場を作っています。
この「すっきりマスター」はパフの社員が努めさせていただいており、私も3社様で計4回努めました。
前置き長くなりましたが、このディスカッションで必ずと言っていいほど出てくる
企業選びのワードが
・ワークライフバランス
・週休2日
・残業
です。
何かに書いてありましたが、まさに「余暇ファースト」ですね。
「働くこと」への理解が乏しいようにも思えてしまいます。
一方で、入社がゴールではなくスタートと感じているからこそ、働く上でパフォーマンスを発揮するためには
「余暇ファースト」が必要だ。と言われればそうかもしれませんし、職務主義の欧米型では通用するのかもしれません。
ただ、企業選びとは「自分が成長できると思える」ことが重要であり、成長を実感することでモチベーションも上がり
更に成長をしていこうと考えるのではないでしょうか。※清水さんの前回ブログでのお言葉拝借しました(笑)
キャリアコンサルタントを目指し道半ばではありますが、こういう考えも一旦許容することが必要であり
学生が自己理解を深め、良い意思決定という形で行動がとれるように援助する立場にならなくてはいけないと更に痛感しました。
明日は探偵役?刑事役?の舞台を終えた大岡さんです。