パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

ゆっくりと、大人になる

2018年6月25日 (月曜日)

おはようございます。阿久根です。
先週の「職サークルシンポジウム」にご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!
ほーんの少しですが、私も寸劇でちょい役で出演させていただいておりました。
あの会を通して、皆さまが少しでも「理想の採用」について思いを馳せていただけたのなら、とても嬉しいです。

シンポジウムに二度出席した、という事は、「内定承諾から一年」。
パフでは「自分で自分に内定を出す」事で、「内定を承諾した」事と同義になります。
今回は一年前の私の宣言をこちらに掲載したいと思います!

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私、阿久根美咲は、本日6月7日、自分で自分に内定を出す事を決意し、株式会社パフに入社する事を誓います。
「早く大人になりたい。大人になって広い世界を見てみたい。」幼い頃からそう思って生きてきました。

理想とされる「正解」は一つしかなくて、誰もがその正解に向かって一直線に進んでいる。
その現象は大学生になり、就職活動が始まってからも続いていました。
ノックの回数、ヘアスタイル、とってつけたような志望動機…。
大切な事はそんな事じゃないのに。流されないぞと意気込んでいた私でしたが、
見事にその渦にのまれてしまい、次第に面接の時に本心を隠したり、自分を過剰に飾るようになりました。

そんな時に思い出したのは、私の周りにいた大切な友人、家族。そして今まで支えてくれた、沢山の素敵な大人の皆さんでした。
私が辛い時、「美咲は泣きながらでも道を開いていける人だから、そのままでいなさい」と言ってくれた母。高校を卒業する時に寄せ書きに「阿久根さんの努力を思い出して私も頑張ります」と書いてくれた担任の先生。

私は、今までの人生の中で、周りの人との関わりによって生かされてきたと感じましたし、何より、”相手と向き合う”事でしか私の持つ「色」を知る事は出来ないのだという事を学びました。

私は、もっと社会を色とりどりなものにしていきたいと考えています。
そのためには、未来に羽ばたく準備期間のさなかにいる学生の1人ひとりに、各々が持っている「色」を大切にしてほしいと伝えたいです。
企業の皆様に「顔の見える採用」をしていただくのであれば、相手となる学生も、固定概念や「こうすれば無難だ」というような考え方に
惑わされずに、自分を表す「色」である”顔”を見せていく必要があると思います。

「顔」を見せる覚悟。正直、今も私は欠点を知られたりするのはとても怖いです。ですが、「目の前の相手ととことん向き合う姿勢」を忘れずに、
パフで、お客様のため、そして一緒に働いてくださる皆さんのために、一つひとつの事に精進してまいります。

そして、私自身も、沢山の長所と短所と共に、うつむきがちだった「顔」をあげて生きていく事をここに誓います。

2017年6月7日 阿久根美咲
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今日ブログにこうして書くまで、宣言後一度も開けていなかった封筒を開けました。
一年前の自分に「はっとさせられる」って事があるんだと気づかされました。
―――でもね、一年前の美咲さん、大人になるには時間がかかるんだよ。徐々に「なっていく」ものみたいだよ。―――

一年前には気付いていない事が沢山あって、それでも、一年前の方が気付いていた事も沢山あって。
一年前も今も、自分の事を受け入れ切れていないところは変わらないけれど、いつかは受け入れられるようになれたなら、それが「大人になる」って事なのかもしれないな。

今日は原点回帰というテーマで、極めて個人的な内容を書かせていただきました。
読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

次は石河君です。