歩きスマホ
2018年11月19日 (月曜日)
おはようございます。田代です。
物事を多角的に捉えると色々見えてくることがある。
アイデアを考える時に意識していることの一つです。
例えば、歩きスマホ。
一般的には、良くない行為として言われていますよね。
だって、前を見ていないと人にぶつかって危ないですから当然です。
でも違う見方をすると、仕方ない行為と言えるかもしれません。
携帯電話にGPS機能が付いてから
いつでも現在地が分かる地図としても利用できますし、
ポケモンGOのようにゲームとして楽しむこともできるようになったのです。
これだけ便利なのだから、移動中スマホぐらい見るでしょう。
だから正しい活用方法をしていれば、歩きスマホをしてもいいと思うんですね。
では、歩きスマホ生む弊害は何なのか。
人とぶつかって危ないから、ではなく、
一歩踏み込んで、人はなぜぶつかってしまうのか。という点を考えてみます。
東京は人が多いですよね。
駅のホームを歩いていても、スクランブル交差点を歩いても
気を抜くとぶつかりそうになります。
ぶつからないようにするために、
私は、周囲の人の目線を見るようにしています。
人の目線を見ると、
その人が、どの方角に行きたいのか、急いでいるのか、迷っているのか、
おおよそ検討が付きます。
だから、歩きスマホをしていても、
目線や目的を周囲に察知させてくれさえすればいいのですが、
歩きスマホの弊害は、相手の目線が読みにくい。
これが一番のボトルネックだと思っていて。だから避け切れないのです。
つまり、目線って、それぐらいインパクトがあるんですね。
これを企業に置き換えてみましょう。
企業における目線とは「何を目指しているのか」という
経営理念や存在理由、目的そのものなんじゃないかと思っています。
経営層、リーダーに求めらえる、道を示す力。
どこを見ているのかが分かれば、周囲の人はぶつからないで済みます。
歩きスマホをしていれば、目線が分かりませんから、ぶつかりやすくなります。
どうしても目の前の業務に集中してしまうと自分が近視眼になっている、
いわゆる歩きスマホ状態になっちゃうんですね。これではいけない。
自戒を込めつつ、スマホを見ながらも、目線は示し続けなければと、
年末に向けた超超多忙な毎日の過ごし方を考える今日この頃なのでした。
次は、近眼メガネながらも冷静沈着な岩崎さんです。