人材の採用・評価基準
2012年3月9日 (金曜日)
こんにちは、並木です。
「マネー・ボール」という本を読みました。最近はブラッド・ピット主演で映画化もされています。この本の内容は、メジャーリーグの球団アスレチックスのゼネラルマネージャーであるビリー・ビーンが、ふとしたことから今までにない選手評価方法を確立し、それほど評価の高くなかった、埋もれていた選手を集めて強い球団を作ってしまう、というものです。
この本では野球を中心に話が進みますが、人材の採用・評価基準の話と考えると一般の企業にも当てはまるのではないでしょうか。ひょっとしたら、採用や評価の段階で本当はとてつもなく活躍できる人材を見落としているかもしれません。
企業を取り巻く政治・経済・社会・技術の環境がが大きく変化し、今までのビジネスのやり方は通用しなくなると言われている今日、人材の採用基準や評価基準も今まで通りで良いとは限りません。むしろ、今までうまく機能してきたからこそ、これからの変化が激しい世の中ではうまく機能しないこともありえます。
本当に自社の人材に関する基準は現状のままでいいのか、どこの組織も見直しが必要な時期にさしかかってきているのではないかと思います。
次は奈良さんです。