言葉に捉われずに
2011年12月14日 (水曜日)
こんにちは。
研修で使うワークシートを作るのが楽しい奈良です。
受講者が、考えをまとめやすいレイアウトを考えたり、
楽しい気分になるようにポップなデザインにしたり。
はじめはまったくうまくできませんでしたが、
近頃はスムーズにイメージが湧くようになりました。
目標は、研修が終わってからも見返したくなる、
そんなワークシートを作ることです。
さて、私は最近「言葉に捉われすぎない」ということを意識しています。
「○○とはこういうものだ」というような、言葉の枠組に捉われずぎると、
もっとよい考えや方法があるという可能性が、
見えなくなってしまうことに気が付いたからです。
そして、捉われて抜け出せないままにしておくと、
大抵、つまらない結果になってしまう気がしています。
逆に、実現可能か不可能かは別として、画期的だったり、
自由で面白かったり、そういう考えが浮かんでくる人というのは、
目的や本質に立ち返って考えているんだな、ということにも気が付きました。
だから、私も、何か物事を考えるときや決めるときは一呼吸おいて、
「○○」のそもそもの目的はなんだっけ、と考えるようにしています。
頭が凝り固まっているので、なかなか難しいですが……。
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何が言いたいのかというと、
私はみなさんに「就活」という言葉に捉われないで欲しいのです。
例えば「就活って何をすればいいんですか?」という質問があります。
自己分析をして、自己啓発のようなセミナーに行って、
合同説明会に行って、OB訪問をして、試験勉強をして……
私は、就活をしていたときにそれらを一通りしましたが、
イマイチどれもしっくりきませんでした。
何をしても、自分にとって意味があるように思えなかった。
なぜでしょう。
きっと、頭の中にあるぼんやりとした「就活」というイメージを、
世間から「就活」だと言われている行動を、なぞっていただけだからです。
自分の将来を決めるためにはどんな情報が必要で、
どうしたらその情報が手に入るのか。
そういった前提の部分から、自分の頭できちんと考えていたならば、
「意味がない」なんて感じることはなかったんじゃないかなと、今は思います。
ぜひ、「就活」という言葉に捉われずに、自分にとって意味があると思える、
目的に繋がっていくような活動をして欲しいなと思っています。
次は、かわいらしい笑顔とするどい眼差しのギャップが魅力!?の平原です。