パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

人生プラマイゼロ

2011年5月26日 (木曜日)

こんにちは。目指すべき方向は、樹木希林かなと思い始めている長崎です。
今回は独り言的日記ですが、ご容赦ください…。

30歳を過ぎると、それぞれの道を進み始める人が多いと最近特に感じて
います。転職する人、独立する人、会社を辞めて地元に戻る人。人それぞれです。

決して楽なことばかりではないけれど、今を一生懸命、颯爽と生き抜いて
いて、友人として、誇らしい気持ちになることもしばしば。

昔、本当にお世話になったお客様から、こんなことを言われたことがあります。
「無理して、自分のキャリアをいじろうなんて思わないこと。
 キャリアが大きく変わる時は、そっと背中を押してくれる風がふくものよ」

彼ら、彼女らを見ていると、現状が不満だからと働き方、働く場所を
変えたのではなく、お客様から教えてもらったように「風がふいたが如く」
前に進んでいるような気がしてなりません。

目の前のことを一生懸命こなすことが助走となって、ある時ふとした風が
ふくものなんでしょうね。

最近、ふと、私はなぜパフに入社したのか、できたのかと考えることがありました。
事細かに説明すると長くなるので、端折ってご説明すると

1)二次面接の時、理詰めにされてほとほと嫌な気持ちになっていた私。
 (私はとんでも就活生だったので、自分の気に食わない対応だと
  「ふんっ!」と面接官を困らせる返答をしていました。ダメな奴です。
  でも、そういう時に限って、次に進めるものなんですよね)
 
  「将来の夢はなんですか?」と聞かれ、
  「北海道を独立させて、『ポテト王国』を作ることです。
   通貨は1poteto(発音よく)にする予定です!」と答えました。

 (本当は、「私は王女になって、息子を産みます。息子の名は
  『八(はち)』にします。すなわち『八王子』です。北海道なのに、
  八王子。東京じゃん!でへへ」という続きがあるのですが、そこは
  勘弁してあげました)

  
  それでも、次の選考に進めた。
  これはおかしな会社だな、と思ったこと。

2)パフの内定をもらってからも、どうしても捨てられなかった夢が
  あって、その夢が破れてうじうじしていた私。

  そんな時、当時の採用ページの募集要項を改めて読んだんですよね。
  今思えばとんでもないことが書いてあって、

  ■求める人物像
  ~~一般的な企業が書きそうな人物像も書いてありました~~

  ・1聞いて、10理解できること
  ・24時間寝ずに働く体力があること
  ・いつ会社が潰れても、一人で生きていく覚悟があること

  (だったかな…記憶が曖昧ですが、今思えばとんでもない項目でした)

  当時、従業員9人。しかもほとんどが新卒入社2年目か3年目の先輩たち。
  覚悟持てよ!という意味だと思うのですが、学生の私から見ても
  「とんでも人物像」。でも、あぁ~私向きかも、と変な思い込みを持つ
  ことができて、入社を決めたのでした。

  この求める人物像がなければ、パフに入社していなかったと思います。

 

それから9年。
社会も会社も大きく変化しました。私自身も紆余曲折を経て、弱くなったり、
強くなったり、後退したり、成長したり。

就職先を決める時も、大学を決める時も、他の人生に関わる出来事も親には
一言も相談せず、いつも事後報告でした。でも、私の親はいつもこう自信を
つけさせてくれます。

「美香が決めたなら、それでいいんじゃない。
 いい美香。人生、冒険よ!ギャンブルよ!ダメでもいいじゃない。
 人生プラマイゼロだから。なんとかなるわよ」

希望が見えない社会だ、なんて言われることがありますが、希望も自分で
作るものだと思います(そう思うことで、希望が見える気がします)。

混沌とする社会。とにかく助走しまくりましょ。いつか風が吹きます。
風が吹いたら飛ぶ!落ちてもいいじゃない。冒険なんだから。
人生プラマイゼロよ。

こんなことを、友人たちの岐路と自分の社会人人生を振り返って思ったのでした。
次は、平原です!

これまでに頂いたコメント

2件コメントがあります

  • くぎさんさん

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  • Puff nagasakiさん

    釘崎さん、コメント欄がいいねボタンになりかけています。