高校野球でもう一つの大記録
2017年8月23日 (水曜日)
今年の夏は雨が多く、遊園地のプールは深刻な状況のようですね。
屋内型の年中入れる「ワイルドブルーヨコハマ」に20年前に
行ったことを思い出した折原です。
赤トンボも飛び交い、夏も終盤を感じます。
また、高校野球も本日決勝。
これも、夏の終盤を感じます。
今年の高校野球選手権大会はホームランが最多記録を更新しました。
1試合で1人が2打席連続で打ったり、代打満塁ホームランが出る等
打撃力が際立つ、99回の高校野球選手権大会となっています。
広島代表の広陵高校の中村選手は、今大会で6本の本塁打を放ち甲子園個人記録を更新しました。
(それまでの記録保持者は清原氏の5本、しかもラッキーゾーンがある時代)
また、高校野球でのホームランと言えば早実の清宮選手が高校通算107本で
タイ記録となっており、甲子園予選から注目をされていたのは誰もがご存知かと思います。
U-18日本代表に選出されたので、通算記録は更新するとも言われています。
ここで、どちらが凄いの?と思う方もいらっしゃるとおもいます。
私の持論としては、甲子園の1大会6本の方が凄いのではないかと思います。
何故なら、各県を代表したチームの投手から打ているので。
また、夢の舞台で力を発揮しているという点からもです。
清宮君が凄くないと言っている訳ではないですよ(笑)
また、この広陵高校の監督さんはインタビューで中村選手のことを良く聞かれていますが
「まぐれですよ、褒めませんよ」と、一貫して毎回厳しいコメント。
このコメントから深い師弟関係が見えてきます。
広陵と準決勝で対戦した天理高校の応援団長は試合中、感情を表してはいけないそうです。
不動の応援団長として、試合中は表情も変えず声も出さないというのが伝統のようです。
広陵高校との試合では、9回裏6点ビハインドから、チームスローガンの「底力」が爆発し
5連打で3点差まで追い詰めました。
天理のスタンドはこの試合一番の盛り上がりを見せていましたが、そんな時も応援団長は球場をじっと見ているだけ。
その姿をカメラが捉え表情へズームアップすると、目を真っ赤にし涙を流していました。
いろいろな想いが伝わってきて、私も胸が熱くなりました。
準決勝のもう一つの試合は、埼玉の花咲徳栄と西東京の東海大菅生。
東海大菅生は、あの清宮選手擁する早実と、春の選抜甲子園に出場した日大三高を破り
甲子園に出場しています。
試合は、東海大菅生が9回裏2点ビハインドから同点追いつきましたが、
その後延長の末に惜しくも敗退しました。
9回裏から追いつく試合も、今回の大会では多く見られました。
「野球は9回2アウトから」とよく言われますが、まさにその通り。
それは、ゲームセットまで試合はわからない、と言うことでもあります。
漫画スラムダンクの安西先生の言葉「あきらめたらそこで試合終了ですよ」と同じでしょうか(笑)
本日は、「第99回全国高校野球選手権大会決勝」
中村擁する広陵(広島)か、最多得点の花咲徳栄(埼玉)か。
どちらが勝っても、全国3839チームの中で一番長く野球をやっている2チームなので
これまでの想いをすべて出し切り、ハツラツと悔いなく戦ってほしいです。
野球マニア且つ、高校野球フリークの取り留めないブログになりましたが
実は今回で私のブログは最後となります。
これまでブログに目を通してくださりありがとうございました。
明日は大岡さんです。