パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

公開質問のススメ

2018年3月16日 (金曜日)

3月前半は某お客様の仕事で全国行脚中の大岡です。

今期は学内セミナーの動員が総じて落ちているようですね。
あるお客様の情報だと金融人気の低下が顕著だとか。地方国立大学で地銀のブースが埋まらないとか信じられませんね。

合説も3月2週目から動員ガタ落ちだそうです。
2月前半の合説はかなり学生が多かったと聞いたので、インターンを除けば
試験明け〜2月中で応募先精査、3月からは
ちらっと大型合説には行ってみるけど説明会モード、
流れで下旬には選考スタートと言うのが
一般的な流れと言って差し支えなさそうです。
6月選考開始?何それ?ですね笑

インターンからここまでで十分な数の学生に会えている企業様を除けば、ここからの母集団拡大は至難の業ですから、少ない応募学生をいかに大事に育てて行くかがとても重要になってきます。

・説明会や面接への誘導率アップ
・各ステップにおける動機付け
・面接の場における見極めの精度アップ
・最終的な意思決定促進

それぞれ潤沢に母集団があった時とは全く違う感覚で考え直す必要がありますが、結局は丁寧で真摯な姿勢が最後に効いてくると思っています。

今から取り入れられる手法としてオススメなのが、面接の質問を事前に公開するというやり方です。
通常の質問を開示しない面接の場合、多くの学生は「今日は何を聞かれるんだろう?」という不安をかかえて面接に臨みます。
そこで見られるのはその場対応力が中心になってしまい、切り返しがうまくないだけで、準備すればいいパフォーマンスを出せる学生を落としてしまう可能性が高くなります。

予め聞く質問を開示することで、やる気のある学生は正しく準備をし、自信を持って面接に臨めます。
結果、限られた面接の時間で最大限に相互理解を図ることができます。

効果はそれだけにとどまりません。
準備にかけたパワーで学生の真剣度がわかります。
一定質問を固定化することで、評価の平準化と面接官の対応の誤差の修正にもつながります。
選考もしないエントリーシートを残している企業様の多くは、面接で聞くネタ欲しさに実施しているようですので、これで晴れてエントリーシートも廃止できますね!
また、学生の不安を取り除いてあげる施策ですから、採用姿勢において学生に寄り添う企業としてのブランディングにもつながります。

その場対応力が見たければ追加質問をすればいいだけですし、個人的にはいいことづくめで実施しない手はないと思っている施策です。
質問を決める以外は準備も必要ありませんので是非ご検討ください。

明日は自己開示が過ぎる石上です。