就職氷河期?!でもダイジョーブ!!
2008年12月19日 (金曜日)
こんにちは。近頃、週に一度は湯豆腐の村上です。
めっきり脂っこいものが苦手になってしまいました。
最近は、あまり景気のよろしくないニュースが多く嫌ですネ。
“内定取り消し”や“解雇”といった言葉もニュースや新聞紙上でとびかっていますので、
「これからの就職活動はダイジョーブなんだろうか?」と心配を募らせている学生さんも多いかもしれません。
現に、イベントで会った学生さんの中にも、話を聞いているうちに
「不安で、不安で…」と泣き出してしまった方がいました。
私が就職活動をしていた2001年もITバブル崩壊直後だったため、就職氷河期と呼ばれていました。
当時の求人倍率は2000年0.99、2001年1.09、2002年1.33。
今年2009年度採用の求人倍率が2.14ですから、倍近く求人数が少なかったわけです。
※求人倍率=求人総数/民間企業就職希望者数
当時を振り返ってみると、確かに大学の友人たちも就職活動では苦労していました。
でも、それなりにまじめに取り組んでいた面々は、漏れなく就職は決まっていきました。
最後まで決まらなかったのは、活動らしい活動をしなかったほんの一部だったように思います。
私自身も就職活動を経てパフへの就職を決めたわけですが、
今、就職業界で働いていてシミジミ思うのは、「不況時こそいい就職活動ができる!」
ということです。
厳しい環境であるからこそ、緊張感も高まりますし、あわせて意欲も高まります。
企業を見る目も磨かれるでしょうし、真剣な学生に対しては企業も真剣に応えます。
選考の過程で苦労すればするほど、より深く自分を見つめなおすこともできると思うのです。
売り手市場の時期は「知名度」や「規模」に惑わされてしまいがちですし、
就職活動が楽なぶん、人によっては『社会人になる覚悟』が浅いまま4月を迎えてしまうかもしれません。
また、コレは最近、吉川先輩とよく話すのですが、
「他にも何社か内定をもらったなかで、選んで入った」という背景があるのと
「この会社に拾ってもらった。この会社に出会ったから社会人になれた」と思って働くのとでは、
働き始めてから後のモチベーションも変わってくると思うのです。
辛いときや壁にぶつかった時に踏ん張りがきくのは後者ではないかと思うのです。
まだわかりませんが、恐らく来年の雇用状況は今までよりも厳しくなってしまいそうです。
でもダイジョーブ!!
「不況時こそいい就職活動ができる!」
そう思って(思い込んで)、ぜひ前向きに就職活動に励んでください。
私も氷河期の就職活動でしたが、とてもいい会社にめぐり会えたと思っています。
不安や焦りはあると思いますが、年末ぐらい心安らかに素敵なクリスマスとよいお正月をお過ごしください!
次は、まつげが伸びる吉川先輩です。