パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

偉業を成し遂げた人

2009年6月2日 (火曜日)

こんにちは。木村です。

最近、社外の人と話すと、何かしらのつながりを持っていることが多くあります。
地元の中学校の話で盛り上ったり、私の友人の妹が、インターンの学生と知り合いだったり。
世界は狭いなと感じます。

さて、先日、森光子さんが「放浪記」の上演2000回を達成したそうです。
国民栄誉賞の受賞も決まり、ニュースを見てご存知の方も多いかもしれませんね。

1961年、森さんはこの「放浪記」という作品で、人生で初めての主役を務めることになったそうです。
初主演の時、森さんは41歳
それから48年間、ずっと主役を務め、89歳となった今も一線で活躍し続けています。

そのことを知り、いろんな疑問が湧いてきました。

40歳をこえて初めて主役を務めることになった時、どんな気持ちだっただろう?
公演中、途中で投げ出しそうになった時はあるんだろうか?
他の役者さんや演出家の方々と何年も一緒に仕事をするための秘訣は何か?
そもそも、ずっと女優を続けられる原動力は何だろう?
前向きな発言ができる理由は何だろう?

テレビの特別番組を見ていて、「ファンの皆さんにひとことお願いします」という
司会の人の質問に、『みんな、大好きよ』と発言している森さんを見て、
その境地に達することができるって、スゴイ!!と感動してしまいました

そして、そこまで思える森さんは、どんなことを感じて生きてきたのだろう?と思ったのです。

日々、スクワットや体力づくりをしているという森さん。
89歳という年齢、主役を務め続けるというプライド、「演じる」ということに対する
純粋な気持ち、期待に応えたいという想い。

24歳の私なんかには、到底理解しきれない部分が多くあると思いますが、
今の自分にとって、森さんを理解しようと思うことで、何か自分に足りないことを
感じとれるのではないかと直感的に思っています。

活躍している人、人生の先輩の姿を見て、どんどん自分に向き合って素敵な人物になるぞ
とこのブログで決意表明する木村なのでした。

お次は、おしゃれにビリヤードを楽しむ今(コン)の登場です♪