パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

真珠

2011年2月18日 (金曜日)

みなさま、こんにちは。

木村が担当するC社Cさんとのお仕事で、新たなチャレンジの機会を
いただいた杉平です。
蓄積された過去の成果であるこのチャンス、さらなる積み重ねになるよう、
気合いれます!!

さて、今日は宝石のお話しです。

わたしが一番好きな宝石は、「真珠」です。
実はこれにはキッカケがあります。

パフに転職する前の十数年間、旅行会社で働いていた私、
添乗員として国内・海外を飛び回っていた頃、
ツアーでミキモト真珠島を訪れたことがあります。
そのとき、施設内をご案内してくださったオジサマが、こんな話をしてくれました。

 「キズ一つない美しい真珠があるとします。
  そしてもうひとつ、輝きでは勝っているけれど、キズのある
  真珠があるとします。どちらのほうが価値が高いと思いますか?」

ツアーに参加したお客様のほとんどは、
キズがない真珠のほうが価値が高いだろうと答えたのですが・・・

答えは後者の真珠でした。

 「もちろん、キズが少ないことも大事なのですが、
  それよりも大切なのは "テリ" と呼ばれる輝き・光沢なんです。
  真珠が成長する過程でついたキズはむしろ、本物の証です。
  人間と同じですよね。」

最後のヒトコトで私はすっかり真珠のファンになったというわけです。
生体がつくる鉱物ってなんだかとても神秘的です。

真珠は、貝殻成分を分泌する外套膜が貝の体内に偶然に入りこむことで
生成されるのだそうです。
その 【偶然のかけら】 を幾重にも包み込んで出来る稀少な宝石。
その層がたくさんあるほど耐久性があり、光沢にも深みがでるのだそう。

自分の身に起きた 【偶然のかけら】 を、人生の中で積み重ねて、
輝きに変えていく。
わたしもそんな優しくしなやかで強い女性でありたいなと思っています。

就職活動中のみなさーん。
そろそろ選考も進み始めている時期、希望する会社からの残念な連絡
をもらったりして傷つくこともたくさんあるでしょう。
でも、成長過程でついたキズは本物の証。本気でトライしたからこそ。

いつか必ず、それがあなたの輝きになりますよ。
どんなときも腐らず、諦めず、ね。

さて次は、いつも私のいる社長室に来るときは上半身がひけている、
高田の登場です! (わたしと経理のお姉さんが怖いのかなー。笑)