顔の見えないコミュニケーションだからこそ
2011年4月22日 (金曜日)
花粉症との闘いは続いていますが、体調は割りと良い岩崎です。
昨年の今頃はひどい肩凝りに悩まされていましたが、今年はそれほどでもありません。
5年目になってやっと仕事のリズムが出来てきたということもあるのでしょうが、
チームの雰囲気が格段に良いのが大きな原因だろうなと感じています。
今年はまだまだ就職・採用活動の時期が続くので、このままいければいいなと
思っています。
さて、就職活動も本格化して久しいですが、企業の人と電話で話す機会も多いのでは
ないでしょうか。
電話は顔が見えないものですが、意外と色々なことが伝わってくるものなのですよ。
電話の応対だけで採否が判断されることはありませんが、印象に残る場合はあります。
なので、今回はそんな気になるポイントをお伝えします。
●まず、名乗る!(大学名・名前)
当たり前!と思うかもしれませんが、これができていない人多いです。
会社にはたくさんの人から電話がかかってきます。
大学生ということがわかれば、就職活動のことなのだろうと察しがつきます。
会った時にまず自己紹介するように、まずは名乗ることを忘れないでください。
●用件を簡単に伝える!
これもできていない人が多いです。
採用担当者が電話に出るとは限りません。受付のお姉さんの場合もあるでしょう。
電話に出たはいいものの、何のことだかさっぱりわからない可能性もあります。
「先ほどお電話をいただいたので折り返しお電話しました。」
「新卒採用の件でお伺いしたいことがありご連絡しました。」
こんな風に伝えられたら、電話に出た人も対応がしやすいのです。
●最後まで言い切る!
「電話をもらったんですけど…」、「本日体調が悪くなってしまったんですけど…」
と、言い切らないうちに言葉を止めてしまう人、とても多いです。
恐らく相手は意図を汲み取って対応してくれるでしょう。
でも、世の中、話のわかる人だけではありません。
「お電話をいただいたので、折り返しご連絡しました。
ご担当者様にお取次ぎいただけますか。」
「本日の説明会に申し込んでいたのですが、キャンセルさせていただきたく
ご連絡しました。」
自分がどうしたいのか、相手に何をしてほしいのか、をきちんと伝えることは
コミュニケーションの基本ですよね。
●電話を切る時は「失礼致します」と言う!
無事に会話ができて、用件を伝え終わった後、無言で電話を切ってしまう人がいます。
それって少し寂しいですし、尻切れトンボになってしまいます。
言い慣れない言葉かもしれませんが、相手は必ず「失礼致します」と言うので、
合わせて「失礼致します」と返すだけでも印象は違いますよ。
企業に電話をかけたり、電話を受けたりするのはとても緊張するものだと思います。
私ですらいまだに電話は得意ではありませんし、緊張もします。
緊張は悪いことではありません。慌てる必要もありません。丁寧に伝えてください。
誠意は電話からでも伝わります。
次回は、お客さんと電話で楽しそうに会話している大野です。