パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

叱ってくれる人

2011年6月16日 (木曜日)

みなさん、こんにちは。豊洲在住、独身貴族の吉川です。
新築に住んでいるだけで部屋がきれいにみえるもんなんだな、と保坂の紹介文を見て思いました。

先日、お客様から突然「吉川さんは、なんでパフに入社したんですか?」と聞かれ、久々になぜパフに入社したのかを考えました。

そもそもパフの説明会に申込をしようと思ったのは、社長の釘崎が会員学生向けに送っているメルマガを読んだのがキッカケでした。

いつも何気なく読んでいたメルマガのある回で、釘崎が、会社説明会を無断欠席した学生に対して、本気で怒り、どうしてそれがダメなのかという強いメッセージを込めた、就職活動生に対する提言が書かれていたんです。

当時(2000年)は就職氷河期で、就職情報会社から送られてくる情報は、筆記試験対策とか、面接チェックポイントなど、すぐに使えるノウハウばかりでした。

そんな中、そのメルマガはとっても異質でした。

「顔も見たこともない学生に対して、なんでここまで本気で怒っているんだろう? 真剣に就職活動生のことを思っている人なのかな。なんか変だけど面白そう…」

と思ったのが、パフの会社説明会に足を運んだキカッケです。

いま、就職支援をする側になって思うのは、一度や二度しか顔を合わせてない学生に対して「叱る」ことは、正直パワーがいります。

心から目の前にいる学生に「自分らしい就職活動をしてほしい」「イキイキと社会で活躍する人になってほしい」という本気の思いがないと、そうそう厳しく叱るなんてできません。

ときどき、採用担当の方から「今日こんな子がいてね、厳しく叱ってしまったよ」という声を聞きますが、そのようなお話しをしてくださる方々は皆、情熱を持って採用のお仕事につかれている方ばかりです。

「愛情」の反対は「憎しみ」ではなく、「無関心」。

私が入社して間もない頃に厳しく叱ってくれた方々も皆、直接仕事をしない今でもときどき飲みに誘ってくれる愛情深い方々です。

就職活動をしている皆さんも面接などでしかられた経験はありませんか。

そんな時は、落ち込むのではなく、新たな一歩を踏み出すチャンスだと思って、アドバイスを素直に受け入れ、次の選考にチャレンジしてほしいです。

未だに叱るよりも叱られることが多い私ですが、社会で働く1人の大人として、社会の入口である就職と採用の世界にいる者として、もっともっと若者に厳しく叱っていこうと思います。

明日は、仕事に厳しい岩崎です。