就活というブラックボックス
2011年12月6日 (火曜日)
大橋です。
ナビサイトがオープンしましたね。
就職活動をはじめる皆さんはどのような心境でしょうか。
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就職活動につきものである適性診断。
私の出向先は、その適性診断を扱っている会社です。
学生の頃はもちろん、パフという会社にいるときも、
診断がどのような仕組みでできているのか皆目見当もつきませんでした。
そもそも、あまり興味もありませんでした。
出向後、アセスメントの開発業務に携わる機会も多く、
最近ようやくその仕組みがわかるようになってきました。
知ってみると、開発してみると、不思議なもので、
「なんだ、簡単なことじゃん」とも思います。
※もちろん、“診断”は単純なものではありません。
人を評価するものなので、難しい問題をはらんでいます。
統計学、心理学のバックボーンが必要です。
・・・
就職活動もある種ブラックボックスのようなものだと思っています。
よくこんなことを考えていました。
・なぜナビサイトや合同企業説明会は無料なのか
・ESはどこをみているのか
・GW/面接は何を評価しているのか
・合格基準ってなんだ
・内定ってどうやったら出るのか
・人事って何者なんだ
・就職支援会社ってなんなんだ
ひょんなことから、企業の採用を支援する会社に入り、
企業の採用活動に大なり小なり関わってきました。
「なんだ、そういうことだったのか」ということがたくさんあります。
(乱暴にいってしまうと、 就職と採用にまつわるビジネスがあるだけで、
評価基準なんて会社ごとに違うだけで、
人事も立場が違うだけで同じ人間なわけです)
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就職活動、いろいろな人がいろいろなことを言います。
情報が洪水のように押し寄せてきて、
何がなんだかわからなくなることもあると思います。
そんなときにこそ、本質を見つめ自分の頭で考えることが大事なんだと思います。
そして、そんなときにとても心強いのが建前抜きの関係です。
本質を追求することは、予定調和を崩してしまうことが多いのです。
何でも言い合える場や関わりを自ら求め、積極的に利用するのがいいと思います。
宣伝になりますが、外に出てみて改めて気付きました。
職サークルはそんな場や関係性を本当に大切にしています。
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皆さんが就活というブラックボックスを前に不安になるのではなく、
本質を求め、自分の頭で考え、自分の意見をもち、主体的に行動できるよう祈っています。
次は、プライベートがブラックボックス?な木村です。