苦しみの先にあるもの
2012年4月11日 (水曜日)
こんにちは、大橋です。
ハーフマラソン、完走しました!
今日は、その話題です。
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初めてのマラソン体験でしたが、マラソンとは不思議なものでした。
スタートの混雑が落ち着いてからはランナーズハイ、
走っていてとてもとても気持ちが良かったです。
足がどんどん前に出て、ぐんぐん走ることができました。
ただ、好調だったのは15kmまででした。
突如、足がつってしまい、その後はもう地獄です。
止まってストレッチしてみても、だましだまし歩いてみても、
ハリと痛みはおさまりません。
その間、何人にも抜かれ、じりじりと気持ちは焦るばかりでした。
ここまで順調に走れてきたのに!
このまま大勢の人に抜かれながら歩いてゴールだとか、
もうこれ以上走れないと棄権してしまうのはあまりにも悔しいので、
走ることを決意しました。
痛くても我慢して走っていると意外と走れるもので、
さらに沿道でハイタッチしてくれるスタッフの方の存在がとても励みになりました。
そうしてゴールしたときの達成感や高揚感はなんともいえない心地よいものでした。
後半5kmの苦しみ以上に、ランニングの爽快感とゴールの達成感が、
また走りたい!と思うほどに強烈に残っています。
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私が思うに、どうやら仕事にも共通しているところがありそうです。
先月末にあった出来事です。
平たく言うと社員データをとって、分析して、
報告するというプロジェクトがありました。
前日までは非常に順調に進んでいたプロジェクトでした。
ところが前日の夜になって、作成したデータに間違いがあることがわかりました。
エクセルのマクロプログラムのバグが原因だということまでは突き止めましたが、
そのプログラムを修正できるメンバーはもうすでに社内にはいませんでした…。
そこからはもう体力と気力の勝負で、コンピュータにやらせていたことを、
すべて手作業で実施し、なんとか報告の時間に間に合わせることができました。
プレゼンの中身の十分な検討はできませんでしたが、
お客様に新しい視点を投げかけ、理解と納得を得ることができたプロジェクトでした。
もっと余裕をもった安定感のあるプロジェクト管理をしなければと反省したことは
いうまでもありませんが、なんとかやりきった経験は非常に大きなものでした。
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この、ピンチになったときの「やるしかない!」という状態と、
終わった後の達成感、次は「こうしよう!」という意欲は、
なんだか共通するように思えました。
苦しみの中で、人はなぜ働くのか、なぜ走るのか、少しだけですが、感じられた気がします。
そして、一向におさまらない足の痛みと、山積みになっている仕事を前に、
苦しみの先にあるのは、さらなる苦しみなのかもしれないなと感じています…。
これを乗り越えた先にあるものを信じて頑張りたいと思います。
そしてまたハーフマラソンに挑戦してみたいと思います。
次は、最近苦しんでいることはなんでしょう?木村です。