相手にないものを望むのではなく、自分にあるものをどう相手にわたせるか。
2012年12月4日 (火曜日)
お久しぶりです。今年の目標はダイエットだったのに、結局2キロしか落ちて
ないじゃん!と師走に焦り始めた吉川です。
先日、仙台に出張に行ったときのこと。
道が分からず、駅のベンチでipadで地図を見ていました。
すると70歳ぐらいのおばあちゃんがよってきて、
「テレビでは見たことあるけど、あたしゃ初めて見たよ」
とipadを物珍しそうに覗き込んできました。
おばあちゃん「でも、意外と字が小さいね~」
私「でも、こうすると、画面が拡大できるんですよ」
おばあちゃん「へー、便利だねー」
ひとしきりおばあちゃんにipad講座をして満足げな私。
そこでふと、自分がなんでipadを見ていたのかを思い出しました。
私「あの、実はここに行きたいんですが、道が分からなくて」
おばあちゃん「あそこなら、このみちの二つ先を左に行けばいいんだよ」
私「そうなんですね、ありがとうございます」
おばあちゃん「あの大きなホテルを見て行けば、迷わないからね」
私「あ!あそこですね。分かりました」
ひとしきり道案内したおばあちゃんも満足そうでした。
人は誰かに喜ばれた、役に立ったと実感できた時、大きな充実感を得られるん
だなという単純な自分の感情に気づくことのできた瞬間でした。
人は置かれている環境や生まれた時代で、それぞれの個性や強みを持っていま
す。
相手にないものを望むのではなく、自分にあるものをどう相手にわたせるか。
そんな視点に立てば、いろんなことがうまくいくのかな、と思いました。
一気に就職活動ムードが高まっている今月。
学生は「企業に何をしてもらえるか」ではなく、企業は「学生はもっとこうす
べきだ」ではなく、相手のために何ができるかを考えられる就職と採用活動に
していきたいな。
最後に宣伝。
職サークル協賛企業の人事担当者が総勢50人、自分たちのためでなく、本当に
学生のためだけに集合してくれるイベントがあります。
年に一回だけのお祭り。就活大応援祭。
絶対元気になるイベントだから、参加してね。
ワッショイ!!
就活大応援祭の詳細はこちらから↓↓↓