相手を理解すること
2014年10月14日 (火曜日)
こんにちは。パフの田代です。
本日は「相手を理解すること」をテーマにコラムを執筆します。
————————————————————-
突然ですが、質問です。
下記の言葉のうち、意味を説明できるものは何個ありますでしょうか。
□ 神7
□ ディスる
□ 美ジョガー
□ モノノフ
□ 国防男子
□ ダテマスク
□ タモロス
なんじゃこりゃ…という方も多いかと思います。
これは数多くある「若者の流行り言葉」から取り上げた一部。(詳細はイ
ンターネットで調べて頂ければすぐヒットします!)人事採用担当の皆
様は、日頃から新卒採用で学生と対峙しますが、要するに学生は日常的に
このような言葉を口にしていると言うのです。
採用業務において、自社の会社説明など人前でプレゼンテーションをする
機会は非常に多いと思います。私もセミナーの運営で学生の前に立ちます。
幾つか気にかけていることのうち、意識的に勉強しているのが「相手の立
場を理解する」ことです。
◆◆◆
プレゼンテーションは「話の分かりやすさ」や「記憶に残すこと」が大事
だと言われています。「話の分かりやすさ」は論点をはっきりさせること
や誰でも理解できる平易な言葉を活用するなどで対応できますが「記憶に
残すこと」を意識的に行う場合、相手の気持ちに寄り添うことが重要にな
ります。つまり、聞き手の置かれている生活環境やバックボーンを熟知し
ておく必要があります。
冒頭の「若者の流行り言葉」はリアルタイムを理解する上での一つの例え
ですが、学生の生まれ育ったバックボーンを知ることも、これまた重要。
彼らが生まれた時の「経済環境は?」「学校教育は?」「対人コミュニケ
ーションの手段は?」など知っておくべき時代背景は沢山あります。
リクルーター制を取り入れる企業が例年以上に増えている昨今。自社の魅
力を伝えることも大切ですが、聞き手である学生のことをよく理解するこ
とも共感度の高いコミュニケーションを取る上では必要不可欠なのです。
ある企業の人事責任者様。
毎年学生を惹きつける秘密を探りたくお話をしていましたが、コミュニケ
ーションを取って3分。聞かなくても分かりました。
「〇〇〇というドラマを知っているか?かくかくしかじか…」
「アイドルの〇〇が人気の理由を知っているか?かくかくしかじか…」
じぇじぇじぇ!まだまだ私も不勉強。脱帽でした。
(そもそも、じぇじぇじぇは古いよな…苦)