採用ホームページ開設の留意点
2014年11月10日 (月曜日)
こんにちは。パフの田代です。
本日は前回の続編「採用ホームページ」をテーマにコラムを執筆します。
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前回は、採用ホームページを開設する「メリット」について掲載させて
いただきました。本日は続編。開設する上での「留意点」に着目してみ
たいと思います。
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■採用ホームページを開設する上での留意点
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こちらもメリット同様、3つにポイントを絞ってお伝えします。
【1】採用ホームページ全体のカテゴリー分けはコンパクトさが大事
採用ホームページを開設するメリットの一つに、自社の特徴の出しやす
さがあります。就職ナビの見せ方はある程度の「型」が決まっているた
め見た目の差別化がしづらい状態です。例えるなら、就職ナビは部屋割
りが決まった「集合住宅」、自社採用ホームページは「一軒家」とも言
えるでしょう。
ただし、採用ホームページがオーダーメイドの一軒家とは言え、読み手
である学生に見やすいかどうかは考えなければなりません。採用ホーム
ページのカテゴリ(会社概要/仕事内容/研修制度など)は5~6個が
適切な数だと言われています。これ以上のカテゴリ数になると、情報量
が多く、ごちゃごちゃしている印象を受けてしまう嫌いがあります。
【2】文字量が多過ぎると読まない
様々な情報を載せることも大切ですが、視界に入る文字量が多くなった
途端、学生はそのWEBページを見なくなります。ある程度の読み応え
は必要ですが、採用ホームページでは特にビジュアルに訴えかけた方が
効果的。画面いっぱいをフルに使うのが最近のトレンドです。
【3】ソーシャルメディアは本当に必要なのか
採用ホームページの話をすると必ずと言って良いほど出てくるのが、ソ
ーシャルメディアです。(※facebookやTwitterなどを指します)。確か
に学生の多くはコミュニケーションの一環としてソーシャルメディアを
活用しています。採用ホームページと併用することで、よりWEB上で
の企業認知はされるかもしれません。
しかしながら面白いデータがあります。それは多くの学生がソーシャル
メディアを活用した就職活動を行っていないという事実です。HRプロ
社の2015年採用データーによれば、就職活動中に企業のfacebookページ
を見たことがあるか?という質問に対し、文系の50%、理系においては
66%もの学生が一度も見たことが無いという結果が出ています。
また、ソーシャルメディアは更新頻度が求められます。下手に開設をし
たは良いものの更新を怠ったものならば、読み手である学生にマイナス
イメージを持たれかねません。自社で更新頻度を維持しながら動かす覚
悟をどれだけ持てるのかが大事です。流行に流され過ぎないよう注意が
必要です。
以上、留意点3点を取り上げさせていただきました。
ぜひ皆様も自社に合った活用方法をご検討してみてください。