売るということ
2015年9月18日 (金曜日)
こんにちは、風邪でのどがつぶれて声が出なくなってしまった平原です。高めの声なら何とか出ます。旦那相手に練習していますが、なんともコミカルな会話になっています。今日の会議どうしよう。
さて、田代さんの紹介にも会った通り、私は今年たくさんの学生さんからの社会人訪問を受け入れています。そこでよく聞かれる質問の1つに、「入社前と後のギャップは」という質問があります。
私はこの質問に昔から決まってこう答えていました。
「売る、ということそのもの。」
私は理系学生だったこともあり、学生時代ビジネス感覚というものが皆無でした。パフがやっていることは正しいし、すごく好きだし、広めたい。色々な会社に参画してほしい。けれど、「買っていただくのは申し訳ない」と思ってしまったのです。ボランティアとの区別がついていなかったと言っても過言ではないですね。
なぜなら、自分がお金を払うというのはなるべく避けたいことだし、その避けたいことをお客様にお願いするというのはなんだか悪いことしているような気がしたのです。
お客様のために値下げして、安く売ったほうがいいのではないか。と入社早々に釘崎さんに言って、「お前は馬鹿か。自分で自分の価値を下げてどうするんだ」と怒られました。が、その意味が当時はわかりませんでした。
営業を続けるうちに、理解することができました。
・お金をいただくということは、それに相応する価値を提供するということ
・買っていただけるということは、その金額に相応する価値を、パフや平原に感じてくださったということ
・営業マンの仕事は、自分たちが死にもの狂いで作っている商品、サービスの価値を最大限高くお客様に感じてもらうこと
・売れる営業マンは、即ち高い価値をお客様に提供できている人
・売れない営業マンは、お客様、社会、そして会社に対して価値を提供できていないということ。
これがわかってくると、がぜん売れないことが悔しい。
自分が好きで入ったパフの真価をを認めてほしいし、それだけのサービス・価値をお客様にご提供したい。
だから、勇気をもって「買ってください」「お手伝いさせてください」「一緒にやりましょう」とお客様に言えるようになったのでした。
実際にやってみると、学生時代に思い描いていたのは思いもよらないところにギャップを感じたりするものです。乗り越えるには、時間がかかります。最初の数年は、特につらいです。だからこそ、最初の数年は歯を食いしばって、自分なりの仕事ができるようになってきたと思える日まで、安易に辞めることなく頑張り切ってほしいと思います。
さて、次は最初の数年、、、何年?苦しみ続けてきた木村さんです。