店員さんに学ぶ“信頼関係構築力”
2016年3月2日 (水曜日)
こんにちは。365日24時間全力疾走!のヨシカワです。
先日、デジカメを買いたいと思い、有楽町のビックカメラに足を運びました。
「RICHOのPENTAXが可愛いなぁ」などと、ボーッとカメラを眺めていたら
店員さんに話しかけられ、15分程度の会話で、ものの見事に「買いたい!」
となり、衝動的に購入をしてしまいました!
15分後に店員のおじさまから商品を受け取った時には、その方への信頼度は
半端なく、本当に「買ってよかったな」という気持ちにさえなっていたんです。
営業の仕事をする自分としては、その営業・販売力に感動し、どうして私が
「買おう!」という気持ちに至ったのか、少し冷静に振り返ってみました。
流れはこんな感じです。
———–
【ヨシカワがデジカメ購入に至った5ステップ】
1)さわやかな挨拶
2)興味を持って見ている商品の強みを端的に「3つ」提示
※※ 私が少し興味を持って質問したところ、
※※ その反応を見て、一気に営業モードに!
3)「他社商品との違い」を5社程度の他社商品を一緒に見て回りながら
説明していただく。「重さ」「価格」「使い方」「画質」など、素人
の私が気になるだろうポイントに絞って、端的に違いを提示。
4)元々見ていた商品の前に戻ったところで、最後に、カメラの操作方法を
説明し「私でも難しくなく、使いこなせそう」というイメージが持てる
状態にさせる。
※※ この時点で「買います!」と吉川決断
5)よく一緒に購入するだろう付属品の説明をしてくれ、
必ず買った方がお得になるものと、
買わなくても代替ができるもの、
おススメしないもの、を分かりやすく提示。
※※ プロの視点でアドバイスをしてくれるので、「言うとおりにしよう」
と思ってしまい、オプションもいくつか購入しちゃいました。
———–
これをたったの15分でやってしまうんです。
プロだな、と思いました。
また採用活動や就職活動などとも共通するところがあるな、とも思いました。
■端的にポイント絞って話してくれる
■競合の特徴を理解し、それを踏まえて、自社や自分が良いところを話せる
■本来はすべて売りこみたい(PRしたい)ところだけれど、相手にとって
デメリットになるところがあれば、それもハッキリと伝えてくれる
こんなことが、「この人に任せよう」とか「この人と一緒に仕事しよう」とか
そんな気持ちになるのかな、と思いました。
普段の私は企業の皆さん、学生の皆さんにきちんとこういった言動が
できているだろうか。
いよいよ3月よりスタートした2017年新卒採用活動。
基本は誠実に、でも時には図々しく、相手にとって気持ちよいコミュニケーション
をしていこう!と思ったのでした。(あと、もう少しカメラの腕も磨かないと…)
明日は、端的対話力パフNo.1のホサカです。