あの日々を母が語る夜、私はいつも寝たふりをする。
2017年1月27日 (金曜日)
今日は世界で一番大好きな母の誕生日な皐月です。
最近は卒業制作やパフ営業としてのチラシ&パンフレット制作など、文字を書く機会がうんと増えました。
時節柄、せっかくなので卒業制作についての振り返りを少しさせていただければと思っています。
今回の記事タイトル『あの日々を母が語る夜、私はいつも寝たふりをする。』は、私の卒業制作2時間ドラマ台本のタイトルです。
すごく長くて、何の話だか分からないこのタイトル。
こちら、初稿の時のタイトルは『静かな海』というものでした。
初稿時は、双子の姉が『自分は大人だ』と思っていたけれど、妹の起こした事件を通して、子供だと思っていた妹の方が、ずっと自分より成熟していたことを知る。という物語でした。
なので、妹のモチーフをそのままとった、『静かな海』というタイトルにしていたんです。
けれど、作品と向き合ううちに、この物語が描くべきものは姉妹の関係ではないのではないかと気づいたんです。
妹を幼く思って遠ざけるのは、母親を取り合うという姉妹特有の関係から。
つまり、描くべきは、姉が今一度母親と向き合う物語なのではないかと思いました。
そこで、物語の軸を大幅に変更、今回のタイトルに至ったわけです。
この経験を通して思うのは、実現したいことに向かって走っているとき、そのおおもとの目的が見えなくなりがちだなあということ。
描きたい、やってみたい、面白い、だけで作ったものって、本来解決すべき課題にかすっていないことが多いんですよね。
今後、お客様の採用課題と向き合うことが増えてきます。
その時、ただ面白そう!これは採用担当者の方が好きそう!だけで提案していたら、いつまでもその会社の採用課題は解決されません。
外の人間として、「それは本当に課題解決につながるんでしょうか?」と言えるだけの説得力を、今のうちに身に着けたいなと思った、そんな経験談でした。
次は、私と順番入れ替わりましたね!笑
大岡さんです!