所属を愛する
2017年6月14日 (水曜日)
おはようございます。田代です。
突然ですが、皆さんは、ご自身の母校について愛着はありますか。
私は、母校はもちろん、故郷、会社、地域活動などなど、
これまで所属しているものは自分自身の人格形成に大きく影響をしているため、 とても大切なものだと思っていますし、愛着を持っています。
なぜこのような話をしたのかと申しますと、
先日、私の母校であります立教大学の硬式野球部が、
「東京六大学野球リーグ戦」において18年ぶりの優勝を成し遂げたからです。
12日(月)には、大学があります池袋西口にて、盛大な優勝パレードが行われ
在校生はもちろん、大学OBOGも非常に盛り上がったのでした。
私は、大阪出張中でしたので、パレードを生で見ることはできませんでしたが、
大学時代の先輩や友人のfacebookを見て、新幹線の中で感慨に浸っていました。
◆大学時代を思い出してみる
大学時代、私は体育会を取材するスポーツ新聞部に4年間在籍していました。
野球が大好きでしたので、硬式野球部の取材班に入り、
選手を追っかけては取材を行う日々でした。
私が担当していた時期の大学野球は、
松坂世代と呼ばれる注目世代が先輩でしたので本当に面白かった。
例えば、メジャーリーガーの青木宣親選手や、阪神の鳥谷敬選手など、
野球界をリードする選手たちが間近にいたんです。
池袋キャンパスと神宮球場で流した汗は
青春時代の宝物と言っても過言ではありません。
ちなみに、私の在籍中、
立教大学の硬式野球部は優勝することはありませんでした。
優勝どころか、私の卒業前には、12連敗をしていて
14年前に書いた記事と撮影した写真が今でもWEBに残っています。
◆「st.paul’s の行方」~野球部敗戦から考えること~①
http://www.rikkyo.ne.jp/sgrp/spsports/closeup/2003/04baseball031107-1.html
◆「st.paul’s の行方」~野球部敗戦から考えること~②
http://www.rikkyo.ne.jp/sgrp/spsports/closeup/2003/04baseball031107-2.html
あれから社会人になり、大学時代の先輩も友人も立派なビジネスパーソン。
プライベートでは家族もいるため、20代の頃のように頻繁には会えなくなり、
facebook等のSNSで近況を見ているだけでした。
ところが…
立教大学の硬式野球部が優勝をしたとたんに、皆が繋がりだしたのです。
「立教が優勝したぞ!」とメーリングリストが活気立ち、
「池袋のパレードを見に行かなきゃ!」と沸き立つSNS。
みんな仕事が忙しいくせに、
熱狂的な人は、半休取って見に行っている。
離れているけど、どこかで繋がっている。
戻れる場所があるって本当に素敵なことだと思います。
思い出の良し悪しも含め、過去のコミュニティは、
私たちの人格形成に大きな影響を与えています。
所属を愛する。
やっぱり大切なことだなと思った今日この頃なのでした。
次は、釘崎社長と同じ明学に所属していた岩崎さんです!