パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

おおきに!カカこと石上です。
入社してもうすぐ三ヶ月が経ちます。

三日間連続でシンポジウム(採用担当者様向けのセミナー)内での寸劇について記すのもどうかと思いながらも、
やっぱり私にとっては「大きな」寸劇だったので、この場で振り返りたいと思います。

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「イシガミさーお前、寸劇出る?」
演出兼総監督の大岡さんから言われ、「え~できますかね~!でもやります!」となめた態度で引き受けてからおよそ14日間。

家でご飯を食べながら、
「“でも、就活支援サイトとか見ると、個性を出したほうが良いって言いながら、フォーマットみt”・・・ちゃうちゃう!」とか、

お風呂に入りながら、
「“嘘ついてるわけとちがうんです!御社の理念にき・・・” アア~~~共感!共感やってば!また間違えた~」とか、

営業で外出している時もぶつぶつ、休日自転車に乗りながらぶつぶつ。
それはもう、とても「変な人」でした。

就活生と社会人三年目(三年前と現在という設定)、「イシガミナツカ」として両方の役を演じたのですが、セリフを覚えるのも一番遅く、わざとらしい演技になってしまい「気持ち悪い」と言われる始末・・・。

「どういう気持ちでこのセリフ一つ一つがこの台本に書かれているのか考えろ」とせんど言われて、来る日も来る日も食らいつくように寸劇の「イシガミ」と向き合いました。

フォーマット通りの志望理由、無理に帳尻を合わせたような学生時代頑張ったこと。
特に面接官にも興味を持たれず終わる、10分程度の面接時間。

“私、こんな人間じゃないんです…!”

このセリフに込められた「イシガミナツカ」の言葉の裏には、悔しさや疑い、素直になりたいという気持ち、自分への怒り、御社に入りたいという本心、いろんな感情が織り込まれていると思います。

そして、これを皮切りに、ラストシーンへと突入し、「イシガミ」は関西弁丸出しで「ホンネ」をとめどなく吐き出します。

「ウソついてるわけとちがうんです。御社の理念に共感したっていうのはほんまで、ただ、社会貢献っていうのはうちのおじいちゃんの口癖で、仕事辞めたら社会貢献するで~って言い続けてて、なんかそういうのとはかけ離れた仕事してたらしくて、でも退職前に死んじゃって、それも話そうか思たんですけど、意表ついてるって思われるかなって・・・!」

「旅行サークルでの経験を生かしたいっていうのも安くみられたかもしれないですけど、でもほんまで、ただ、私、地方の方言が好きで言葉が素直にやりとりできる感覚があって、そういう感覚を営業に生かせるって思ったんはほんまなんです!」

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もちろん、このセリフの内容自体は私の経験とはまったく関係のないものですが、それでも「イシガミナツカ」の気持ちとリンクさせて、できるだけ寄り添って代弁できたと思っています。

わずか15分程度の寸劇でしたが、セミナーの最後にご来場いただいた方々から「関西弁、素直に出てたね」と言葉をいただいた時、私の中の「イシガミ」が「やってよかったね」と言ってくれたような気がしました。

今回貴重な機会をいただき、皆さまにごらんいただき、誠にありがとうございました!
総監督の大岡さん、共演させていただいたパフ社員・内定者のみなさんありがとうございました。

次は、ブルゾンちえみ、ならぬブルゾンアユさんです。