パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

はっきりもっと勇敢になって

2018年4月26日 (木曜日)

おはようございます。阿久根です。

入社して3週間、元々早起き体質だった私は6時起きの生活サイクルにも慣れてきて、大学生の頃と比較出来ないくらい健康的な一日のはじまりを迎えつつ出社しています!(笑)

早起きは良い事ばかりですね。
電車もそれほど混雑していませんし、何より気持ちに余裕が生まれます。

「今日はどんな一日になるだろう?」と期待に思いを膨らませながら朝の時間を過ごしている、今日この頃です。

パフに入社し、新卒採用の世界に身を置き始めた事で、改めて私自身の就職活動で起きた出来事や感じていた思いの棚おろしをする必要があると感じています。

思い返すと、就職活動を通してしばしば感じていたのは
「どうしよう、変な事言っちゃったかな。」「あの態度は誤解を招いてしまったかもしれない。」などという強烈な不安の感情でした。

現在就職活動をしている大学の後輩からも、同じような内容の相談を数多く受けます。

おそらく採用担当の方を「裁判官」のように見ていたのだと思います。

言動や行動の一つひとつを正解/不正解で評価し、最終的に無罪判決(=選考合格や内定)を下すイメージ といったところでしょうか。

もちろん、今なら分かりますが、言動や行動に「正解」などありませんでした。

しかし昨年の私は、目の前の結果に一喜一憂する慌ただしい毎日のなか、どういう基準で合否を決めているのか採用担当者の方に直接問いかける勇気もなく、狭い視点から「どうしよう、どうしよう」とひとり彷徨っていた覚えがあります。

不安な気持ちが大きかったからこそ、一過性の評価に振り回されてしまったのだとも思います。

石河くんの投稿にもありましたが、
入社直後よりお客様の会社での選考会の受付業務で、面接を客観的に見させて頂く機会を頂戴しています。

その際、面接の場にいらしたのは
学生を裁く事をせず、チームメイト探しに奔走する採用担当者の方々でした。

どのような学生に対しても真摯に向き合い、一言ひとことに耳を傾けて、その人の「本当の姿」を見つけようとされていたのです。

一つだけの正解を求めているのではなく、学生自身の「本当の姿」と会社の「本当の姿」がマッチするか。その確認作業として面接が存在するという事に、このお仕事を通してはじめて理解しました。

私たちは、もしかすると「評価される」という事を前提として行動し過ぎているのかもしれません。

それは上の世代の方々と比べて核家族化が進み、家族以外のオトナとの交流が少なくなったからか、想像ばかりが膨らみ、「社会人って、よく知らないけど力を持っている人」と過剰に思い込んでしまう事が理由の一つとして挙げられるかもしれません。

内申点を上げる為に、学級委員の活動に積極的になる中学生もそのような思い込みの結果としての行動といえそうです。(それが悪いとは思っていません!!)

正解を想像して「模範解答」ばかりを選んでいくのは、とっても楽だと思います。
まず嫌われる事はないですし、同じものを選ぶ人が沢山いるから安心出来る。

しかし、たった一社・たった一人を選び合うとなった時には
「模範解答」を提示するだけでは通用しないと思うんです。

辿り着く為には「自分でなければならない理由」つまり、素直な自分を見せる必要があると、私は思います。
純粋な思いだけが、心を動かすとも。

心地よくコミュニケーションする為の最低限のマナーはとっっっても大事です。
しかしそれを踏まえた上であれば、自分を出す事は全く問題じゃない。

どのような評価になるかを恐れて無難を選ぶのではなく、自分自身を表現するという勇気を、ほんの少しでも就活生が持ってくれたら良いなと思います。

自分だけしか語れない物語がある。
それは、例え他の人と全く同じリクルートスーツを着ていても
例え全く同じ髪型をしていても
決して埋もれる事はない最高の武器になる。と私は信じています。

お次は石河くんです!