パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

どーも、こんにちは!ハム石河です。
このところ時間の進み具合が早いです。ものすごく早いです。きづけば入社して1か月が経とうとしています。
世の中的にはいよいよ大型連休という雰囲気が漂っている感じがします。
GWの予定など既にきまっているかたもおおいのではないでしょうか。

さて、今回は本題はいる前に【バエる】ということについて書いてみたいと思います。
【バエる】と聞くとなじみが薄いかもしれません。【インスタ映え】ときくと、「なんか聞き覚えがあるなぁ」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうです。実は、昨年の流行語大賞に選ばれた言葉なのです。

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【インスタ映え】とは・・・

①インスタグラムというSNSサイトに投稿した写真や動画が、際立って鮮やかに見えること。
②また、それに向いている被写体・素材であること。

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休みの日となると、このインスタグラムがなかなかのものでして。たくさんのユーザーがバエってる写真を
投稿しまくりプライベートを切り売りするわけです。
少し悪意がありそうな記述になってしまいましたが、インスタグラムを蔑もうなんて想いは微塵もありません。
ただ、この【バエってる写真】を撮ろうとする心理に、一言申したいと思っています。

そもそもなぜ【バエってる写真】を撮りたがるのか。それは「いいね」がほしい、いいようにみられたいなどの
心理が働こうとしているためなのかなと思います。
そのため、撮った写真にフィルターをかけて際立って鮮やかに見えせるように加工したり、
あるいは、角度を変えて被写体を撮ってみたり、撮り手は様々な施策を駆使して頑張るわけです。
この【バエってる写真】をアップさせるための、この努力を想像してしまうと僕は虚しいように感じてしまいます。
あるいは【バエる被写体】を、小さな一枚の写真におさめようとするの、同じように感じます。

ここまでインスタ映えについて書いてきましたが、似たようなことが採用活動にもいえるのではないでしょうか。

ほとんど多くの学生が、内定ほしさに自分を飾り過去を盛りいいようにみせようと面接に挑んできます。
この【バエてる】状態って一見するとかっこよくも見えますが、その人らしさが伝わってこなかったり
あるいは、一瞬の場面を映す写真とは違って、面接を通してぼろが出てきてしまったり。
結果的に、すごくかっこ悪い感じになってしまう。

多くの人事の方々にとっては見抜けてはいることだろうと思います。
ただ見抜けてしまっているからこそ、面接で厳しく追及したりしていないでしょうか。

学生だった立場からすると、それがものすごくつらいことでして、どんなに志望度が高くても
その1回の面接で志望度がガタ落ちするっていうのも珍しいはなしではありません。

面接官が学生をみているのと同じように、学生も面接官を見ています。
面接官が学生の発言を通してその人となりを見ているように、学生も面接官の言動を通してその会社そのものを見ています。
選別する見極める面接から、魅力を持ってもらい育む面接という側面も面接には必要があるのではないでしょうか。

学生の就活間、ひいては価値観がどんなものなのかを知らずしてはなかなかこの育む面接というのは難しいように感じます。
何が響いて何が響かないのか。

職サークルという取り組みをパフではやっています。
学生と企業とが同じ目線で採用と就職にむきあっていく。

今ちまたでは採用成功には就活前倒しが声高になっていますが、この心理としては、もちろん
早めに始めたほうが企業認知にもつながるからだという側面はあるとは思います。
ただ、それだけではなくで、早くから学生との接点を持つことで、何でどうして学生がそんな考えをもっているのか
「学生の就活観」にむきあっているからという側面もあるのではと感じます。

学生の本音の視点なき採用計画は、どんなにスマートなものであっても「いいね」(=内定承諾)にはつながらない
のかもしれません。

今日はここまでです!

お次は、吉川さんです!