決断って、どうしたらできるの?
2018年5月1日 (火曜日)
皆さん、こんにちは。吉川です。
今日は、連休でお休みの方も多いのではないでしょうか。
パフは本日より九段下での勤務がスタート!
これまでの2倍の広さの綺麗なオフィスで、連休の合間ではありますが、清々しく仕事に向き合えています。
そしてパフの2019年採用ですが、口頭で「パフに入社したい!」というお返事を2名からもらうことができました!(採用目標数達成!!ヤッタネ、カカ)
今年の2名は、即決でパフへの入社を決めてくれたのですが、お客様とお話をしていると「内定者からなかなか入社の返事をもらえなくてねぇ。待たされて待たされて辞退されると本当にツライ…」などという声をよく聞きます。
合格者クロージング施策を考えるにあたって、「学生たちはいつどういうタイミングで入社する会社を決めるのか?」を最近よく考えていました。
ここ数年パフへの入社を決めた社員に「入社を決断する前に、実は『パフが一番いいかなぁ』と思ったのはいつ?」と聞いたところ、全員、最終選考合格通知をした時には「パフが一番入社をしたい会社」だったそうです。
え?そうだったの。
その割には、返事くれるまで数か月かかったじゃん?!
人は“直感”で「入りたい!」と思っても、“決断”するまでには時間がかかるもののようです。
一番入りたい会社だけど、知名度もない、将来性も分からない会社に入るのか…。
親や友人にも「そんないい会社に入ったんだ」と納得してもらうための理由を見つけないと決断できない。
一番入りたい会社だけど、丸1年経ったら一人前になっていることを期待されている会社に入るのか…。
本当に自分の能力や性格でその期待に応えられるか、しっかり見極めないと決断できない。
一番入りたい会社だけど、そもそも人材業界なんて目指してなかったし。自分のやりたいことじゃない事業をしている会社に入るのか…。
「やりきった」と思えるまで志望企業の選考を受けきらないと、自分が本当に大切にしている会社選びの基準が分からないと決断できない。
自分が納得する「理由」を自分の言葉にするために、またその理由を第3者にも納得してもらえる証拠を見つけるために、学生たちは「迷う」という言葉で、入社決断を先延ばしにしているのだな、と気づきました。
まずは「この会社に入りたい!」と直感で思ってもらうためにどうすればよいのか。
その直感に至った理由を紐解くためにどうすればよいのか。
「入社したいと心で感じてもらうための施策」と「直感を紐解く施策」。
「内定クロージング」というなんとも複雑な施策も、2つの工程に分けるだけで、だいぶ戦略が絞り込まれて考えやすいなと分かりました。
連休明けからいよいよ、学生たちの決断の日々が始まります。
そのために、採用する側としてどんな支援・施策を実施していくべきか、この気づきを参考にもっともっと深く考えていこうと思います。
明日は、直感に至った理由を言葉にするのが上手なホサカです。