AI面接に物申す。
2018年10月24日 (水曜日)
おはようございます。ハム石河です。
クライマックスシリーズの激闘を終え、ホークスが日本シリーズ進出を決めました。(やったね!)
福岡出身の父と広島出身の母を持つ私にとって、ホークスvsカープという今回の日本シリーズの構図はほんとに涙ものです。(ありがとう!)
両軍とも、応援しています。(がんばれ〜!)
冒頭部分、(かっこ)を使って、「こころ」の声なるものを表現してみました。
なんか独り言っぽい感じになってしまいました。(笑)
さて、その「こころ」ですが、「脳」や「臓器」とは違って、目には決して見えないけれど、でも存在している不思議な存在ですよね。
「こころ」とは「人間が人間らしくあるためのもの」だと、私は勝手に考えてはいます。
もしも、「こころ」がなかったら。
きっと何かに喜怒哀楽を感じることもないでしょうし、そこから生まれる爆発的な感動もないのかもしれません。
ただ、目の前のことをこなしていっていくだけ。
そうなると、人は自分自身が行なってきたことのその経験則の積み重ねでしか行動ができなくなってしまうのでは、、、とこの頃考えてしまいます。
これって、まさしく「AI」のような感じでしょうか。
データ(=過去)の蓄積を基にして、未来を予測したりおすすめをレコメンドしたりといったように。
そこには「なぜ」という深い問いがなくって、あるのは「過去そうだったから」というもののみ。
ただ、この予測は往々にして当たらないです。もちろん、技術的な問題ということもあるやもしれませんが、
先日、立川市で行なわれた「箱根駅伝予選会」。
AIによる順位予測が、一部のファンやネット界隈で話題になりましたが、「見事おおあたり!」というものはなかったです。
(参照:https://gpscycling.net/wp/9237)
というのも、当日の体調や前日までの調整、レース展開など不確定要素が多かったためだと思います。
AIといえども、不確定な要素も含めた算出するのにはまだまだ難しいようです。。。
何でもかんでもデータ通りというのは、なかなかいかないみたいです。
では、話しを戻します。
この頃、「AI面接」なるものがあるそうです。もちろん、メリットデメリットもそれぞれあると思います。
でも、「何をもってその学生を採用するかどうか見極めるのか」というのが不透明な気がしていて、まだまだ私には理解が追いついていません。。。
合否を出す際に「なぜその学生が受かり、あの学生が落ちたのか」という問いに対して「明確な解」は存在するのでしょうか。
おそらく、「AI面接官がそう判断したから」それ以上の理由なんてないと思います。
たぶん、これで受かった学生はそんなにも嬉しくないだろうし、落ちてしまった学生は「ロボットに見極められるなんて」と思ってしまうのではないでしょうか。
どの会社にも「社風」という企業文化があって、それになじめば飛躍的に成長する人もいるでしょうし、なじめなくて腐ってしまう人もいるでしょう。
現状、感覚的に社風をしっている「人間」が選考を行なってもそんな事象が起こっているのに、
ましてや人間ですら言語化されていない社風を「AI」が認知して面接を行なって、ベストな採用ができるのでしょうか。
はたまた、不確定な要素である「社風」、それを含めた算出ができる日は来るのでしょうか。
まだまだ先のような気がしますし、
そこにあるのは、きっと、面接の効率化だけ。
採用のいきつく先が、そこでいいのでしょうか。
なかなか頭が固くて、ついつい偏った見方で考えてしまいます。。。
さて、お次は
なんでも器用にこなしてしまう、鬼丸さんです!