先生と呼ばれるには人間的にダメすぎてすみません。
2019年9月26日 (木曜日)
毎日真面目に薬を飲んでいたら、右足親指にたまに激痛だった痛風が
いろんな場所で慢性的な鈍痛に変わってきた大岡です。
これ、痛風ですかね?
清水さんからご紹介があったように、先週木曜・金曜と新潟で講演をしてきました。
公演ではありません。講演です。
趣味の演劇ではありません。仕事です。
しかも4時間の長丁場。×4会場。16時間。
あと2回は10月なので来たければ来られますよ。誰に言ってるんだか。
昔からの私を知る人は、私が決してこんな仕事をするタイプでないことはよくご存じのはずです。
なのに何でこんなことになったかというと、田代に騙されました。
講演大好き(そして上手)な田代君から、
「今年は大岡さんですから。」
と毎年持ち回りのようにトスされたのが昨年の初夏。
そう、昨年もやってたんですよ。この仕事。
で、今年は誰かにトスする番だとタカをくくっていたら、田代に、
「今年も大岡さんですから。」
と。
え?
2年連続とかあり?
去年結構得意分野の話全部してきちゃったんだけど?
「先方の要望ですから。」
ほんとかよー。
もう仕方ないので、わかりましたよ。やりますよ。と受諾はしたものの、
去年は田代がスライド全部用意してくれて話すだけだったのが、
2年目となるとそうもいかずに自分で用意。
とはいえ田代に相談して(泣きついて)職サークル関連の勉強会資料を最大限再利用。
慣れない人間からするとね、時間配分が全然わからないんですよ。
4時間ってどんだけ喋れば過ぎてくれるんだよ、と不安でいっぱいです。
だから足りないよりは、とたくさん盛り込みまくってしまい、結果スライド枚数150枚ですよ。
で、やってみたら案の定多すぎて途中飛ばしまくりでした。
去年はそれなりにきれいに終わったのは田代のスライド分量の妙ですね。
やっぱり何事も経験者はすごいです。
あ、田代君。西武ライオンズ連覇おめでとう。
日ハムが優勝するに違いない来年はさすがにないと思いますが、
2回やってわかったこともそれなりにあって、
参加者の方々から終わった後に直接お礼を言われたりすると
ちょっといい気分になっちゃったりもして。
でも関係者の皆さんに「大岡先生」といわれるのは本当にむずがゆくて慣れません。
というわけで社会人人生を振り返るは今回お休みで今回は新潟講演のお話でした。
と、ここで終わると何の話してきたんだよ?という感じなので、
話した中で参加者の皆様の反応が良かったネタをご紹介。
『学生対応は2名以上であたるべし』
会社説明会だと先輩社員を呼んだりして、数多くの社員での対応になる企業も多いと思いますが、
学内や合説などのイベントはおひとり様対応が多いと思います。
1DAYインターンの設計なんかも<人事がひとりでまわせるもの>という前提での提案が多いですね。
ですが、できるならどんな場面でも複数対応で臨む方が効果が上がります。
なぜなら、ひとりで学生と向き合いつづけるためにはなかなか隙が作れないのに対して、
複数だと余裕を持って対応できるのはもちろん、
進行中の二人のちょっとしたやり取りを見て社風を感じ取るからです。
石上みたいな若い女子と私のようなおっさんがペアで出た際に、若い女子が
「なに言うてんねん、知らんわ」
などと私、もといおっさんにのたまわっている姿を学生が見て、
あーパフ、もとい、この会社は上下関係がとても緩いんだな。
と感じてくれるわけです。
「うちはね、上下関係緩いよ」
とか説明されても『ホントかよ?』と思われておわりですから。
学生がよく言うフィット感につながる社風は説明するのではなく、
感じてもらわないと、というお話でした。
4時間なんでもっともっといろいろ話してますけどここではこれくらいで。
明日は
「なに言うてんねん、知らんわ」
などと私にのたまったことは数十回しかない石上です。
◆大岡のオススメ100③ 「風の森」
最近このコーナーの存在を自分ですっかり忘れていました。
で、今回は私が一番好きな日本酒です。
奈良のお酒ですね。
このお酒と出会ったのは福岡の飲み屋さんでした。
ここ自体が私的に日本で5本の指に入るくらい素敵なと思っている店なんですが、
このお酒に出会ったことでさらにその印象がアップしたくらい、
好みにドストライクなお酒でした。
風の森ブランドのお酒の多くは封切りだと微炭酸が楽しめます。
しかし、お客さんがそれを期待するがゆえに店には置きづらいらしく、
なかなか外では飲めませんが、見つけたらぜひ飲んでください。
あ、我が家には常備されているので来たら飲めるよ。