パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

石の上にも三年

2020年6月26日 (金曜日)

こんにちは、平原です。

田代さんが書いてくださった職サークルシンポジウム、冒頭分だけの出番なのになぜかがちがちに
緊張しました。学生向けウェビナーだと大丈夫なんだけどな。さすがの服部先生と吉川さん、
安定の運営石上さん、本音ぶちまけまくりの学生方、ウェビナー開催前後のもろもろを担当してくださった
大門さんなどなど、皆さんのおかげで本当に良い場になりました。ありがとうございました。

シンポジウムのテーマは「エンゲージメントを高める採用論」でした。
要は、入社後「持続的にポジティブに取り組める心理状態」であれるか。
やりがいを感じ、熱心に取り組み、仕事から活力を得てイキイキできる状態になるために、
採用では何を気を付けるべきかを討論しました。

私たちは入社後エンゲージメントが下がる要因である「過剰な期待」という点に視点を置いて、
「セルフスクリーニングが大事であり、マイナスな情報を自社と応募者にとって適切なタイミングで
伝え、本人に覚悟と納得をもって入社してもらうこと」で、
入社後マイナスな現実を目の当たりにしたときに

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こんなはずじゃなかった → 離職

ではなく

うん、聞いてたわ → 踏ん張り
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といなる礎を築きたいと考えています。

つまり、ウソじゃないけど悪いことは言わない=白いウソを良しとせず、会社と本人のために厳しい現実を
しかるべきタイミングできちんと見せていき、それも含めて入社を決めてもらえるような採用をする。ということ。

言うは易し、行うは難しですが、シンポジウムでは視聴いただいている人事の皆さんから
セルフスクリーニングの取り組み事例をげていただき、新しい手法や視座を得ることができました。

で、ここからが大事で。
どんな仕事でも、自分がある程度仕事を覚えて回せるようになってくると面白く感じるものだということ。
科学的にも経年とともにエンゲージメントは上がるという結果があるのです。

一人前になるまでに時間のかかる仕事や、視野が開けるまで時間のかかる仕事、数部門経験してやっと
仕事の意味や価値が見えてくる仕事もあるのです。
そういう仕事に就いた方が、最初に数年で「つまらない」「こんなんじゃなかった」と辞めてしまうのもったいない!!!

石の上にも三年。仕事の景色は自分次第で本当に、全く、変わる。
それをよくよく若い人に伝えながらも、励まし、勇気づけ、育てていける自分にならなくてはいけないなと、
色々考えることができた素晴らしい機会でした。

パフ若手メンバーの皆さん、直接指導する機会は少ないけど、私や田代の「初期」はほんとひどかったんだよ~!
イキイキから程遠かったんだよ~!
でも大丈夫だからね~~~~~!!!!

お次はそんなメッセージを伝えているのかな?木村さんです。