営業魂
2009年11月6日 (金曜日)
こんにちは、オープンマインドでは定評のある吉川です。
先日、立教大学の学内セミナーを見学してきました。
今年から仕事研究という切り口で、テーマに沿って4社の社会人から
パネルディスカッションでお話を聞くというスタイルで実施されています。
当日のパネルディスカッションの司会をパフの伊藤と田代がやっていると
いうこともあって、応援を兼ねて見学に行ったというわけです。
私が参加した回のテーマは「営業魂編」。
学生が比較的苦手意識をもつ営業職の面白さや厳しさ、やりがいについて、語るものでした。
9年間営業一筋の私にとっても、とても面白い話が聞けました。
4名の社会人がお話いていて、私が印象に残っているのは、以下のようなメッセージです。
「営業って、とってもクリエイティブな仕事だよね」
「仕事の縮図、自分の働いている会社が何で存在しているか一番分かるのが営業職。入社後はまず営業に配属されることが多いのはそういった理由から」
「営業を経験した人は、必ず忘れられない逸話をもっている」
「いろんな年代の人と接して自分の幅が広がる仕事」
「自分が主語で語れる、語らなきゃいけない仕事」
「会社と戦える、意見が言える」
「自分のペースで自分で考えて仕事ができる」
「お客様から直接ありがとうと言われる、よくも悪くも会社代表」
どうですか?
就職活動中の皆さんが考えている営業のイメージどおりでしたか??
私は営業を経験したからこそ、ウンウンうなずくことばかりですが、
学生時代は、全くこんなイメージはもっていませんでした。
そして最後にある方がこうお話していました。
「皆さん、今、何かしら営業についてイメージすることがあると思いますが、それはすべて捨てた方がいいと思います。なぜなら自分で『この仕事はこういう仕事だ』と決め付けた瞬間に、その仕事の幅が決まってしまうから。
仕事ができる人ほど自分の仕事を決め付けずにいろんなことをやっているし、その仕事を面白がっているものです」
本当にそうだと思いました。
パフでは、営業と言っても、セミナーの司会もすれば、お客様の会社紹介をする原稿も書きます。
イベントの裏方スタッフもすれば、封詰め作業をすることだってあります。
私は営業だから・・・とやらないことを決めるのは簡単だけど、自分の仕事の幅を超えて
目の前の仕事を成功させるために必要なことは何でもやるという精神でいたら、
不思議と自分のできることも増えた気がします。
業界研究や職種研究をすることも大切だけど、自分のやりたいことをムリに業界や職種に
はめ込む必要って全くないんだな、と気づかされました。
明日からの営業がまた楽しみになる時間でした。
11月9日は、作家や編集者のお友達が多い吉田です。