パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

安定と3年

2009年2月13日 (金曜日)

こんにちは。伊藤です。

ある調査では、社会人の転職理由1位が初めて「会社の将来に不安を感じるから」になったそうです。

学生の企業選びの基準も「安定している」が、年々高まっています。

安定。

それは、何を意味するのでしょうか。

日本は、第二次世界大戦で壊滅的な状態(それまでを「リセット」せざるを得ない状態。幕末と似てますね)になりながら、「奇跡的な」経済成長を遂げました。「右肩上がり」です。80年代には「Japan as No.1」と言われ、アメリカの経済学者や経営学者をはじめ、世界中から、特に企業経営について絶賛されました。(90年代に入って成長が止まる[失われた10年の時期]と、「やっぱりアメリカだ」「成果主義だ」に、より戻しが起こります)

「右肩上がり」の時代の、企業経営における産物の代表が、「年功序列」と「終身雇用」(それと「企業別労働組合」)です。

ある程度の年齢までは、同期は皆、同じように昇進する。

同期の間で将来、差がついたとしても、「年功」を「大きく越境」する「抜擢」は、企業内でさほど起こらない。「解雇」は考えられない。将来の収入が、よめる。

「将来の待遇・処遇」がある程度分かるから、個人は自分の将来設計ができる。車を買い、マイホームを買う。

これが、少なくとも大企業で働く人にとっては「普通」の時代でした。

でも、時代は変わりました。

個人が多様な働き方を選択できるようになり、イコール、企業も多様な雇用関係を結ぶ(結べる)ようになりました。

個人が「会社のための人生じゃない」という価値観を持ち、企業が「社員のための会社じゃない」という価値観をもっていても、あまり疑問をもたれなくなりました。

「相互依存」から「相互選択」へ時代は変わりました。

この時代において、「安定」って何でしょう。「安定」を手に入れるためには、どうすればいいでしょう。

やはり「選択される力」を自分が身に付けることだと思うのです。

それは「今、財務状況がいい、大企業」に入ることで手に入れられるとは限りません。また、やみくもに忙しい会社を選べばいいってものでもありません。

もうひとつ。

「仕事は協働作業」です。「個人の成長」を「実感」するまでには時間がかかります。「自分のアウトプット」(だと自分が思っていること)は、しばらくの間、多くの場合「チームの成果」として返ってきます。学生時代と大きく異なるひとつです(学生生活では、自分の努力は自分の成果として返ってきます)。不条理、と大人がよくクチにする世界です。

3年。

「この会社で頑張る。力を付けて、未来の安定を手に入れる。そのために3年は踏ん張る」

そんな学生さんと会うと、私は嬉しくなります。

がんばって「安定」を手に入れてください。応援しています。

次は、岩崎さんです。

大切にしたいこと。

2009年2月12日 (木曜日)

1月30日、2月8日に行われた、「スター社員研修」で
「基礎を大切にしたい」と宣言した吉田です。

基礎を大切にし、振り返ることの重要さを改めて気づかされました。

とくに、私のなかで、気づかされたのは3つ。
1)現状に甘んじることなく、自分自身を磨き続けること
2)自分の将来像を描くことの大切さ
3)社会で力を合わせて働く(協働していく)こと
※実際の研修で行われたテーマは、
「描く」「協働する」「磨く」「計画する」「自立する」の5本柱です。

新入社員向けの研修ではあったものの、
これは、年数にかかわらず、受ける価値があるものではないか。
とも思いました。
できていると思っている人ほど、どこかに欠落がある。
(そうではない人も、もちろんいると思います)

欠落があると、人間としての愛嬌が出るのだけれど、そこに甘んじてはいけない。

私の場合は、上の3つのなかでも
とくに『磨く』ことに疎くなっていました。
現状に満足しているわけでもないのに、
日々追われる生活に甘んじていたのかもしれません。
自分に厳しく、人に優しくありたいです(バランスも大事)。

自分に自信があろうが、我流で仕事をしていようが、
基本となる、「土台」が確固たるものでなければ、
どこかにほころびが出るもの。

日々、基本を意識し、振り返るくせをつけよう。
と思います。

余談>この研修を受ける1週間前、我が家では目標を決めました。
それは「笑顔でいること」。家族が笑顔でいるための、具体策が必要だなと思っています。

次は、伊藤です。

置かれたところで、咲く

2009年2月10日 (火曜日)

すでに花粉を感じ始めている鼻声の吉川です。

先週、お客様のオープンセミナー「社長が語る人事業界セミナー」のコーディネート
に行ってきました。

「いくつになっても世間で通用する人材の条件」というテーマで社長が講演した後、
職学校校長の釘崎さんと対談するというプログラム。

社員300名の会社の社長の半生を事細かに聞くことのできるとても有意義な内容
でした。

特に興味深かったのは、

社長は、前の会社で人事部のプロフェッショナルとして活躍された方なのですが、
入社当時の配属面談で「人事部には絶対いきたくありません」と断言していたそう。

社長の前向きな社会人人生のお話を聞いていたら、
最初はやりたくないと思っていた職場でも、
自分が少しでも楽しいと思えるやり方を周りに提案し続け、
逃げずにやり続けることが、本当のプロになれる近道なのかもしれないと
気づきました。

—-
先日、若手社員のためのスター研修をうけましたが、講師の方が、
これと同じようなお話をしてくださいました。

 「私の尊敬する人がこのようなことを言っていました。

  『置かれたところで、咲く

  素敵じゃないですか。

  仮に自分のやりたくない仕事に着いたとします。
  でも私ならこれをあえて『希望通りの仕事に着いた』と言い切ります。
  それぐらいの気持ちで、来た球を打つという姿勢でいた方が、結局は
  自分の可能性に気づくことにつながります。

  そうやって来た球を打っているうつに、そのいくつかが、
  誰にも負けない専門性に開花していくものです」

—-

きっとチャンスというのは、どんな人にも同じような頻度で目の前をとおり
過ぎていているんですね。それを多くキャッチできるかどうかは、自分が
苦手なチャンスにもいかにくらいついていくか、にかかっているのだということ
が分かりました。

最近、体よりも少し頭を使う仕事が増えました。
正直、私には苦手な仕事です。

最近、このお二方の言葉から、今の仕事を「苦手」ととえるのではなく、
「チャンス」だと認識できるようになりました。

 就職活動も、自分と向き合い、道の領域に踏み込む大変な時期。
 でも捕らえようによっては、人生でもっともチャンスの多い時期なのかもしれないですね。

苦手にチャレンジできるオトナって、かっこいい。
だから自分もそのようになろうと思います!!

明日は、先週末「基礎を大切にしたい」と宣言していた吉田です♪

採用担当者訪問記

2009年2月9日 (月曜日)

こんにちは。平原と一緒の大学出身の保坂です。
母校には愛着ありますですが、同じ大学だからといってひいきはしません。
残念だったな、ヒラハラ、コン。

・・・

さて、話は変わりまして。

本日は予告とおり、先週お会いした職サークル協賛企業の皆さんのことを書きます!
「ブログに掲載させてください」とか「ネタにしますので写真を撮らせてください」とか
事前ネゴをしませんでしたので、社名は伏せさせていただきます

私は営業ではないので、業務で外出することはめったにありません。
なのに、先週はなんと、5日連続外出する用件がありました。
いやー、疲れますね、訪問(仕事なのに、文句を言ってはいけません)

火曜日は、M社へ訪問。
採用担当者のKさんと今後の予定をご相談。
スケジュール帳をちょっと覗かせてもらったのですが、
予定はびっしり
学生さんと会うために、
全国の学内セミナーや合同説明会に飛び回っているのでした。

水曜日は、K社のNさん。
あと1週間後に開催と迫った会社説明会の内容についての
お話をお聞かせいただきました。

「いやー、
採用担当は当日は影の存在ですからね。
先輩社員のコーナーがメインです」というNさん。

採用担当者の皆さんは学生視点の説明会プログラムを
いろいろ考えているんです

水曜日はN社の特別セミナーも開催しました。
内容は、就職活動生のための模擬面接講座。
自社の採用とは一切関係ないイベントを、
学生のためにと開催する企業もあるんです

Webで参加申込みをしてくれていたのに、
当日何も連絡なく、来てくれなかった人もいるというのが非常に残念です

木曜日はN社のTさんとFさんをご訪問。
前日の特別セミナーのお礼や今後の説明会予定についてご相談。
採用担当者の方々の忙しいスケジュールの中に、
説明会や選考の予定を組み込むのもひと苦労なのです。

・・・

学生の皆さん、
会社説明会や選考が始まる2月。

採用担当者の方々は皆さんとお会いすることを楽しみにしています。
また、他の仕事も抱えながら、説明会や選考の予定を組み込んでいるのです。
そんなことも知ったうえで、就職活動をしてほしいなー、と私は思います。

予約していた説明会が急遽都合で行けなくなる、ということもあるでしょうが、
その場合、きちんと「キャンセル手続きをする」もしくは「電話連絡をする」。

あなたに関わる周りの人たち、ひとりひとりのことを
イメージして就職活動に取り組める人に、ぜひなってください!

・・・

次回は、吉川が登場です。

口癖の矯正

2009年2月6日 (金曜日)

こんにちは、3度目の「女豹」のご紹介をいただいてしまった平原です。

長崎が私のことを「女豹」とかくたび、M社の採用担当であるIさんにからかわれます。

このブログを読んで頂いている証。これもありがたく頂戴します。

 

 

さて、先日高田もここに書いていましたが、パフには現在3人の男性が営業の助っ人として出社してくれています。

不運にも私の隣の席になってしまったT君。毎日毎日一生懸命、丁寧に、思いを込めてテレアポをしています。

見ているこちらが励まされ、聞いていて気持ちの良い礼儀正しい電話です。

T君のおかげで毎日新鮮な気持ちになることができ、とても感謝しています。

 

しかし、1点、どうしても気になる点があったのです。それはT君の口癖。

「まあ、~~」「じゃあ~~」「~~~ねぇ」の3点が、気になる。それも、かなりの頻度で会話に登場します。

「○○といったサービスで、お客様に大変ご好評をいただいております」 と、

「まあ、○○といったサービスで、お客様に、まあ、大変ご好評をいただいておりますねぇ」 とでは、聞いている方のインパクトが全く違います。

そして、全くそんなつもりはなくても、相手に失礼に聞こえてしまう時すらあります。

「○○ということですか」

「○○ということですかねぇ」

この差です。

 

本当に他愛もない、小さな口癖ですが、これがT君のビジネスマン人生にとって今後大きな

ハンデになってしまうと感じ、意を決して改善の提案をしました。

ここからがT君の素晴らしいところ。

私からの指摘をまっすぐに受け止め、自覚し、その日から懸命に口癖の矯正にとりかかりました。電話だけではなく普段の会話、それこそご家庭でも

実践をしてるとのこと。その素直さと行動力、そして決意の固さにまた感動をしてしまうのでした。

T君頑張れ!と、誰もが応援したくなる姿勢です。

一生懸命は、きっと人を動かします。そんな当たり前のことを、改めて教えていただいた最近でした。

 

みなさんは、損してしまうような口癖はありませんか?

また、人から指摘を受けた時に、素直に取り組めますか?

 

ぜひこの機会に、見直してみていただきたいと思います。私も汚い言葉づかいを直そ~!

 

次は、同じ明治大学の先輩でもある保坂です。

視力低下

2009年2月5日 (木曜日)

こんにちは。最近ちゃんと料理をしている長崎です。

昨年あたりから気になってはいたのですが、著しい視力低下が
私を襲っています。どんどん見えなくなっています。

スタッフ紹介にもある通り、もともと大自然の中で育ち、
夜中電気を消せば、カーテンを開けていても真っ暗(つまり、外に
明かりが何もない)場所で生きてきたので、視力は常に「2.0」!

大学進学で上京して、「世の中にこんなに目が悪い人がいるのか!」と
たいそう驚いたものでした。

そんな私も、文明の利器(パソコン)に触れ、少しずつ目が悪くなり
とうとう昨年の夏、「0.7」まで視力が落ちてしまいました。

昨年夏より全然見えないので、多分「0.3」くらいまで落ちている
のでしょう。残念です。

テレビの字幕スーパーが見えなくなった、今年のお正月。
「メガネをかける!」と一大決心をしました。

ちょうど冬のセールの時期だったし、意気揚揚とメガネ屋さんに足を
運びました。店員さんに声をかける勇気もなく、こそこそ店内で
いろいろなメガネをかけてみたのですが・・・

「メガネが似合わない!」

「なぜなら、顔がでかい!!」

伊藤や岩崎がかけているような「細メガネ」は絶対に無理。
メガネから「きついよぅ」という声が聞こえてきそうです。

釘崎がかけているような「丸メガネ」は、若者メガネ店には売って
いませんでした。あのメガネはどこで売っているのでしょう。

コンタクトにするという手もあります。
しかし、眼に異物を入れるなど、私の辞書にはない行為です。
無理です。

レーシック手術を受けるお金をためるまで、もしくはメガネがかわいそう
ではないくらい痩せるまで、私の我慢の日々は続きそうです。

就職活動もPCとにらめっこの日々が続きますよね。
くれぐれも眼精疲労対策、怠らぬよう。目に優しい就職活動をしてください。

次回は、目が豹のような「女豹」の平原さん です。

生涯現役プレイヤー

2009年2月4日 (水曜日)

こんにちは。田代です。

私は週末、ソフトボールのチームに属して汗を流しています。

この春で早3年目を迎えるシーズンですが
続けているのは理由があります。

一つは野球が大好き。社会人になっても見るのもやるのも好き。だからやる。
一つは健康管理。やっぱり汗を流すのは気持ちいい。健康的です。
そして、もう一つが、世代を超えた交流ができる。これが大きいのです。

チームには、前職で社長だった人や、
それこそ65歳前後でも在籍しているプレイヤーなど個性派の先輩方が多数。
やっぱり、野球や組織(チーム)の考え方をはじめすごく勉強になっています。
それに、生涯現役プレイヤーとして動きも機敏。本当に尊敬する方々なんです。

たとえ試合に出なくても、
こうして若手育成のために顔を出してくださることは
本当に感謝ですし、だからこそチームの為に頑張らなきゃ!と決心できる。

皆さんも、世代の違う人と交流することをおススメします。
人生も、共通の趣味も…含蓄のあるお言葉は、
きっと自分の人生にプラスになることでしょう。

続きまして、パフのイベント運営のキーマン・長崎さんです。

テレアポ

2009年2月3日 (火曜日)

こんにちは、高田です。

今回はテレアポについての日記なのですが、
スギヒラよりテレアポが大好きと紹介されていて、ビックリです。
書いた後に知りました。

現在、パフでは3名の助っ人に来ていただいています。
名前を、T君、S君、U君という。

3月末までの限定の営業助っ人として、協力していただいています。

彼らの主な業務は、テレアポ。

企業の方々に電話をかけて、アポイントをいただけませんか?
とお願いする仕事である。

朝、9時30分からお昼休みを挟んで、夕方の18時までずっと受話器を握りっぱなし。

決して、楽な業務ではない。
むしろ、学生の皆さんからすると、「やりたくない仕事」の一つではないでしょうか。

私は「とてもとてもとても尊い仕事である」と思っています。

現在、パフに載っている企業のほぼ全ては、最初は誰かがテレアポをしてアポイントをいただいた会社です。

パフのような小さな会社は、企業から「ぜひパフに載せてください!」ということはほぼありません。
だから、あの企業もこの企業もこちらから電話をかけているのです。

どんなビッグクライアントでも、誰かがテレアポをして、「お時間ください!」と言ったのが、最初なのです。

1本の電話が、パフと企業のつながりをつくります。
そして、学生の皆さんが、Webやイベントを通じて、その企業のことを知るのです。

全ての関係を作る、最初の一歩なのです。
やはり、テレアポは大事で尊い仕事です。

私も頑張ろう!

次は、電話の声が素敵な田代さんです。

キャリアヒストリー

2009年2月2日 (月曜日)

みなさま、こんにちは!
肩こりがひどくなると会社帰りに温泉施設に寄り道しちゃう杉平です。

さて、今日はパフが運営している【職学校SNS】の話題です。

職学校SNSは、パフが扱っている商品の一つである
「PNCS」(パフ内定者コミュニティシステム-SNS)を利用しているもので、
登録しているのは、パフと何らかの形で直接的な関わりを持った就職活動中の学生・
就職活動を終えた学生・かつてパフを利用していた現社会人の先輩達、
そしてパフ社員たち。
コンテンツを利用して近況報告をしたりレビューを公開するなど、
コミュニケーションの場となっています。

このSNSの日記機能を使って、
現在、わたしは自分のキャリアヒストリーを連載しています。

いままで掲載した内容をダイジェストすると・・・

第1話:高校時代、将来やりたいことが見つからず
第2話:進学をやめて就職の道を選び
第3話:とりあえず印刷会社への内定をゲットし
第4話:卒業旅行で初海外旅行、インドネシアへ
第5話:なぜか観光よりも人間観察にはまり
第6話:そこで私がやりたいのは旅行の仕事だ!と目覚めるが
第7話:内定先で3年は働くと決めていたので予定通り入社
第8話:いきなり希望しない部署に配属されブルーになって
第9話:2年目には新しい仕事を任され更にモチベーション低下
第10話:ところがある日突然、仕事の楽しさに開眼する

というところまで。

まだまだこれから、退職⇒進学⇒2度目の新卒就活⇒入社⇒倒産⇒再就職⇒
人事異動⇒異業種転職、と続きます。

考えると、なんだか気が遠くなってきました・・・(笑)

最初は、SNS会員の学生の皆さんに、
「自分で考え、行動し、決断する」ことの大切さや、そのヒントになる何かが、
少しでも伝えられたらいいなと始めたのですが、
実際に書いてみてしみじみ思うことは、

今まで出会ってきた人、会社、場所、出来事、そして壁。
その全てがあったからこそ今の自分があること。
遠回りしたこともあったけど、無駄だったことは何ひとつないこと。

忙しい日々の中でうっかり頭の奥にしまいこんでしまった、
大事な大事な思いをひっぱりだす。
いつの間にか自分自身にとって有意義な作業になっています。

就職活動中のみならず、社会人になってからも、
自分の歴史をじっくり振り返るって、とても大事かもしれません。

次回は、テレアポが大好きな高田です!