パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

敵か、仲間か?!

2009年10月6日 (火曜日)

みなさま、こんにちは。
人生経験は (パフのスタッフの中では) 豊富かもしれませんが、
あまり深いところまでは考えていない楽観主義な 杉平 です。

数日前、ちょっとびっくりしたことがありました。
地下鉄日比谷線・築地駅構内のエレベーターに乗った時のこと。

私はエレベーターを待つ列の一番前に並んでいました。
あまり大きくない箱なので、すっと一番奥につめて立ちましたが、
通勤タイムなのでどどっとその後にもたくさんの人が乗ってきて、
定員オーバーのブザーと共に、自動アナウンスが流れました。

「定員です。最後の方は降りて下さい。」

ところが、誰も降りない・・・
そしてなんと!
サラリーマンのオジサンと若いOLさんが言い争いを始めたのです。
「お前が最後だろ、降りろよ」 「何言ってるのあなたが最後でしょ」

えええー ありえないー  と思ったのですが、
あんまりビックリしてしまって、私を含め周りの人は誰も声をだせず、
ドアは閉まらないわ、ブザーは鳴り続けるわで大迷惑!
そのうちオジサンがしぶしぶ折れて、無事にドアは閉まりましたが・・・。

これは特殊な例だと思いますが、
通勤電車などでも、混んでいる車内で自分のことしか考えていないような
行動をする人、しょっちゅう見かけます。
そういう人に限って、自分が他人に不愉快な思いをさせているくせに、
まるで自分だけがいやな思いをしているかのような表情をしているように思いませんか?

どうしてあんなに敵意むき出しなんだろうなぁと、不思議になります。
混んでる電車に乗り込むとき、
他人を押しのけてでも、無言で体当たりなんかしなくたって、
「すみません」って一言いえばちょっとつめてくれる人もたくさんいるのに。

わたしも混雑している電車は嫌いだし、気持ちのいいものではありません。
つい朝から眉間にシワ寄っちゃいそうな気分になりますが、
「みんな窮屈な電車に我慢して、頑張って仕事場に向かってるんだなぁ」
と思うと、急にみんな同じ辛さを共有している仲間みたいな気分になってきて
妙に気持ちが優しくなりします。

就職ナビが10月1日に各社オープンしました。
続々と各社のナビに登録するのであろう学生のみなさんを思うと、まるで、
通勤電車に一斉に乗り込む社会人たちみたいだなぁ、なんて感じます。

それぞれの行き先に向かうまでの道のりを一緒になった見知らぬ人たちを、
「内定を取るために押しのけるべき他人」 と思いますか、それとも、
「就職活動という同じ試練を共有している仲間」 と思いますか。

あなたがこれから始まるシューカツを通して、
たくさんの敵をつくって自分の世界を絞り込んでいくのか、
たくさんの仲間をつくって自分の世界と可能性を広げていくのかは、
こんな意識ひとつから、違ってくるのかもしれません。

さて、お次は、仕事もプライベートも、たくさんの良い仲間に囲まれている
であろう、 高田 の登場です!