カタチのパワー!
2012年8月20日 (月曜日)
みなさま、こんにちは。
元旅行会社勤務ということもあり、お盆などの値段が高く混雑している時期に旅行なんてムリムリ!動かないのが一番!と、島田と同じく毎年「働く」選択をしている、杉平です。
いま9月上旬にとろうと思っている遅めの夏休みを計画中・・・。方位的には南か南西がよいらしいので、沖縄を狙っていますが、台風が心配。ううーむ。オススメがありましたらぜひ教えてくださいませ!
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先週、パフでは内定者3名が夏休みを利用して研修を受けておりました。
その冒頭でわたしがビジネスマナー研修を担当。お客様のところに訪問する際の身だしなみ、姿勢、挨拶、立ち居振る舞い、名刺交換の仕方などをレクチャーしました。
わたしがビジネスマナーの研修でいつも伝えているのは、
「カタチだけ覚えてもココロが伴っていなければ意味がない」ということ。
「この人と会えて嬉しい」「ぜひ一緒にこれからもお仕事をさせていただきたい」というココロがあってこそ、その気持ちがカタチに現れるもの。多少敬語が間違っていようと、立ち居振る舞いがぎこちなくても、シャツがちょっぴりはみ出ていても(?)相手を想い感謝と謙虚の心をもって対峙すれば、必ず相手に伝わります。
高校野球の選手宣誓、移籍後のイチローが深々としたお辞儀、ココロがこもっていてとても美しい姿勢でした。
しかしその一方で、
「ビジネスマナーはとにかく慣れ。くりかえし練習してください」ともいいます。
相手に好感を与える美しい所作を、癖として身につけてほしい。
カタチだけじゃダメ!といいながら、カタチを覚えろ!と、少し矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、「ココロがカタチをつくる」ことと「カタチがココロをつくる」ことの両方を上手く使ってね、ということ。
★ココロ→カタチ
清々しい気分だったので、自然に背筋を伸ばして前を向いて歩いていた
★カタチ→ココロ
背筋を伸ばして前を向いて歩いていたら、清々しい気分になってきた
「ココロ→カタチ」のパターンはわりと自然に影響が出るものですが、侮れないのは「カタチ→ココロ」パターンが与える影響力の大きさ。
役職名がついたことで責任感が生まれた、専用のウエアとシューズを購入したら毎日走る気になった、着物を着たら振舞いも言葉遣いも上品になった、などなど。みなさんもご経験をたくさんお持ちだと思います。
思えば、いままでの私の趣味遍歴も全部このパターンでした。
画材一式、胴着、スノーボードセット、ダンスシューズ、みんな本格的に始める前にいきなり買っちゃった(笑)。もうやるしかないモードになる。カッコから入る!って大事。
なかなか本気になれないとき、まだ経験が浅くて上手くできないとき、今の自分を上に持ち上げたいとき、苦手を克服したいとき。
ちょっとココロが弱いなーというときには、ぜひカタチがココロを引き上げるパワーをお試しくださいませ!
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さて、次はカタチも大きいけどココロはもっと大きい、高田です♪