パフスタッフが綴る何気ない日常。日々感謝をこめて。「パフ・ザ・マジックドラゴン 執務室」

おはようございます。田代です。

保坂さんのバトンを受けて。

確かに、上司が相談しやすい雰囲気を作るって大事ですよね。
基本的に、自分も含め、うちの先輩たちは鬼クソ忙しそうですからね…反省。

さて、そんな鬼クソ忙しいシーズンに突入したパフの働き方について
今日は一筆してみたいと思います。

昨今、何かと話題なっている「働き方改革」ですが、
株式会社パフも、例外ではなく「働き方改革」が起きています。

何かと言いますと、昔に比べて社員が早く帰るようになったんですね。

具体的に申しますと、

・20時過ぎには社員の80%は帰宅。
・22時過ぎまで仕事をしている人はほぼ皆無です。
※もちろん繁忙期や業務過多の日もありますので、遅い時もあります

以前からパフを知っている方からすると、本当に信じられないと思います。
(現に、私も驚いています)

私自身、この会社に入り、13年が経過しますが、
入社してからの7~8年は、毎日自宅に到着するのが、翌日の深夜0時から1時頃。

フジテレビ系列のスポーツニュース「すぽると」を見ながら、
ビール片手に深夜の夕食を食べるのが日課でした。

夜の2時ぐらいに寝て、朝5時過ぎに起きて、会社に行く。
そんな生活を20代はずっと繰り返していました。
あ、土日もよく出社していました。

そんな生活から一転した当社。

ただし「働き方改革」とは言っても、
世の中の会社のムーブメントとはちょっと経路が違います。

だってですよ。

・社長が「うちも働き方改革だぁ」なんて大声を出したこともない。

・プレミアムフライデーは、社内では死語。いや、生まれてもいない。

・早帰りdayとか、みんなで早く帰ろう!とか旗振りをしたことも一切ない。

・有給消化率を上げよう!みたいな取り組みも、これまで実行した試しがない。

ほら、世の中の会社が必死で社内制度やキャンペーンを行い、改革を促しているのに、
うちの会社は、うんともすんとも、音沙汰なしです。
なのに、なぜ、みんな早く帰るようになったのでしょうか??

自分、この事実に対して、すごく興味があって客観視して考えてみました。

私の推測。

働き方改革のキーワードは、
当社の企業理念「世界で、たった一人のあなたのために」。
ここにヒントがあるような気がしています。

つまりこうです。

別にパフ社員のマインドは、昔から何にも変わっていなくて、
変わったのは「世界で、たった一人のあなたのために」の対象が
多様性に富んできたのかなと。

今から10年前。パフが10周年の頃。

会社の平均年齢が20代で、
社員は目の前のお客様のために、ただ我武者羅に働いていました。
まだ結婚している人も少なかったですし、家庭があるわけでもないので、
誰に言われたわけでもなく、ひたすら仕事に没頭していたような気がします。

目の前の「たった一人のあなたのために」は
自分を信じてくれたお客様たちだったのでしょう。

そして今。パフが20周年を迎え、平均年齢が30代を超えた時。
10年前に比べ、家庭を持つ社員も増え、働き方が自ずと多様化してきた。

社員もパワーアップして、
業務処理能力やアウトプットの質が高まり、効率化が進んだ。
交流関係や趣味の時間に費やすメリハリのある生活を営めるようになってきた。

目の前の「たった一人のあなたのために」は、
お客様だけではなく、家族や子供、そして社外の仲間たちなど、多岐に渡るようになった。

まとめるとこうなります。

パフの社員は早く帰るようになった。

でも、決して、帰宅してのんびりしているのではなく、
仕事以外の時間を、家族や仲間、趣味の時間に全力で使うようになった。

ワークライフバランスなんて、バランスを取ろうなんて考えて行動している人は皆無で、
目の前の人を幸せにしたいという、欲張りな人間の集まりだけなんだ。

これは、社内の誰かに言われてそうなったわけでもなく
何事にも全力少年のパフ社員の資質からすると、至極当然の流れだったのかもしれません。

現に、私の同期である平原さんは、日中は全力で仕事をして、
帰宅してからは、旦那さんや子供との時間を全力で楽しみ、妻と母を全うし、
子どもが寝静まったかと思ったら、深夜とんでもない時間にお客様にメールをしている。
すごいやっちゃなぁ~俺は一生かなわない奴だなぁと感心しきりです。

つらつらと書いてしまいましたが、

組織や制度をいくら変えようが、
そこにいる人の意識が変わらない限り、改革なんて無理だと思います。
「働き方改革」という言葉だけ先行していても、ちゃんちゃらおかしいでしょう。

株式会社パフは、

・大前提、IT環境が進み、いつどこにいても仕事ができるため「改革」が進んだ

・公私にわたって全力に取り組みたい社員が多かったから「改革」が進んだ

・目の前の人を全力で幸せにしたいおもてなし精神の強い集団だったから「改革」が進んだ

・とはいっても、ある程度の仕事の処理能力、スキルアップが無いと
早くは帰れないので、仕事はまずまず頑張れる人が多かったから「改革」が進んだ

ということなのかなと自分なりに結論付けてみました。

以上、パフ流・働き方改革の話でした。

就職活動に繋げてお伝えするならば。

仕事を沢山したいとか、休みが取れやすいとか、
企業選び、働き方の基準は色々あると思うんですけどね。

20代、仕事を中心に、何事にも没頭できた人は、
ワークライフバランスなんて
これっぽっちも考えなくても勝手にできるようになりますよ。

要するに、何事にも本気で取り組めや!ということだと思います。

次は「働き方改革」なんて意識すらしていないだろう
スーパーマンの平原さんへブログをトスします。