もしも今日が人生最期の1日だったらー
2018年9月11日 (火曜日)
おはようございます。ハム石河です。
ちょうど1年前の出来事を回想しながら、ブログを執筆していこうと思います。
***
その日もいつもと変わらない、1日が始まるはずだった。
遡ること、ちょうど1年前くらい。
私は当時、青森県は下北半島の横浜町というところにいた。
そもそもの前提からお話しするならば、
あの時の私は、野宿をしながら本州をぐるっと旅をしていた。
前日に本州の最北端に到達し東京まで残り800kmを残し、旅も終盤戦に突入した矢先の出来事だった。
***
当時の1日のスケジュールは、
あさ、日の出とともに起床。
日中120kmくらい漕ぎ、隣町へ。
食事は現地で調達 or お恵みをいただく。
お風呂の代わりに、コンビニで2リットルの水を買い
人気のないところでその水を浴び、体を洗う。
そして、寝る
(公園、コインランドリー、その辺の軒下、海辺、道の駅、無人駅、その辺に捨ててあるダンボールの上…)
きっと今日も、明日も、明後日も、日常が続くと思っていたし、そのことに関しては疑いの余地も全くなかった、
はずだった…
***
9月15日。午前6時30分。青森県下北半島、北端。
いつもより少し早く起きて、日光浴をしていたその時、突如として町中にサイレンが鳴り響く。
それと同時に、アイフォーンが騒ぎ始める。
『Jアラート』と呼ばれる、気味の悪い警報があたり一帯を覆う。
どうやら、北朝鮮からミサイルが発射されたらしい。
前回と同じ起動なら、まさに上空を通過する。
防災無線では「地下に逃げろ」とアナウンスされる。
野宿なので、もちろんそんな退避場所なんて存在しない。
人生で初めて死を悟った瞬間だった。
本土上空を通過するまでは10分。
何かの間違いでミサイルが落ちてきたら、間違いなく死ぬ。
生きた心地が全くなかった。
***
人生〇〇時間というけれど、人生100年時代というけれど、
本当にそうなんでしょうか。
「ドラえもん」でお馴染み「藤子・F・不二雄」先生の作品で、『ある日』という漫画があります。
(https://m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=nqB-2dRtulU)
ある日、唐突に日常が終わりを告げて来るはずだった「明日」が来なかったら…
そんなこと、明日になってみないとわからないけど、今日が人生最期の1日だっていう可能性だってないわけじゃあないか。
***
結局、ミサイルは無事(?)に通過し、ことなきを得たのは周知の通り。
「もしも今日が人生最期の1日だったらー」
自分には何ができるのか。
誰かのお役に立てているのだろうか。
感謝の気持ちをもれなく伝えられているだろうか。
最近物騒なことが多くニュースで報道される中、そんなことを考えながら、朝を迎えている今日この頃です。
さて、お次は鬼丸さんです!
平成最後の、夏の「おしゃべり」。
2018年9月10日 (月曜日)
おはようございます。阿久根です。
「平成最後の夏」が過ぎ、あっという間に秋へと移り変わってしまいましたね…!
「夏」は四季のうちの一つでしかないはずなのに、
どうしてこんなにも人の心をわくわく、どきどき、そしてそわそわさせるのでしょうか。
夏にイベントが沢山あるから?
日照時間が長く色々楽しめるから?…
様々な理由があると思いますが、
私は、夏特有の気候(燦々と輝く陽射し、からっとした気温)が
人の心を開放的な状態にするからではないかと
思っています。ありきたりでしょうか?(笑)
今日のブログは、「心の開放」つまり
「感情をオープンにする」という事を深く考えるきっかけとなった
ある出来事の話を書こうと思います。
先日、私は友人と一緒に
新宿ルミネ0で一定期間開催されていたイベント
「ダイアログ・イン・サイレンス」に
参加してきました。
こちらのワークショップは「サイレンス」の名の通り、
音を極力シャットアウトした状態で、
ジェスチャーを必要とする様々なアクティビティを通して
他の参加者の方とコミュニケーションをはかるといった内容です。
アテンドの方は聴覚障がいを持つ方ですが、
その場にいる参加者全員がフラットな状態で意思疎通出来るように
声・口の動き・手話 は禁止。
そうです、顔の表情と全身の動きだけで
周りの人と「おしゃべり」をする必要があるのです。
普段から「顔を見るだけで何を考えているのかすぐ分かる」と
言われている私ですが、
このワークショップを通して
「表情豊かであること」と「意思を相手に届けられること」は
全く別物である事に気付きました。
そして、普段いかに
気持ちの伝達を声と言葉に頼っているかという事も…。
このプログラムでのとある場面で
このような指示がありました。
「手を使って(開いた状態)、『音楽』を表現するとしたら何が出来ますか?」
思わずじっと手のひらを見つめてしまいました。
言葉であれば、声を使えば
幾らでも思いつくのに。
声に出して考えられない分、
普段使わないような脳みその片隅まで
検索エンジンで検索するようなつもりで
考えて考えて手を動かして、
やっっと思いつきました。それでもたった1つだけ。
伝える為のツールは全て揃っているはずなのに、
思いつかない。
「思い出せない」に似た感覚が胸をよぎりました。
そういえば、小さい頃は
大きな布団を被っているだけで
「テントの中にいる!」と感じる事が出来ましたし、
「テントの外には怖いライオンが待ち構えてるんだ…!」と
想像力を研ぎ澄ます事も出来ていました。
ですが大人になると、沢山の語彙を身につける代わりに
小さな出来事やものから、想像を膨らませていく事が
出来にくくなってしまっていたようです。
チームで協力してパズルを完成させる
ゲームもあり、
いつも以上に「相手をきちんと見て、相手が伝えようとしている事を汲み取る」プロセスを
大切に重ねていった時間でもありました。
ワークショップを通して、
自分の状態を発信する為だけに表情を使うのではなく、
相手の意図を汲み取るために表情を使おう!と
改めて感じました。
そしてもっと、「嬉しい」「楽しい」といった言葉のすき間にある
ささやかな「気持ちの芽」も
表現できるようになりたいです。
パソコンやスマホの画面を見つめるばかりでなく、
もっと目の前の全てと向き合えるよう
研ぎ澄ませていきます!
次は石河くんです。
自分が上がればいい
2018年9月7日 (金曜日)
こんにちは。
次なる事業の種を育てるべく、毎日試行錯誤で若干迷走?している大門です。
新しいものを立ち上げていくって大変だな…と日々しみじみ感じております。
とは言え、私が出せている成果はまだまだ少なく、どこまでちゃんと「戦力」になれているのか、そういう観点でも不安が多い日々です。
(自分のことは過大評価も過小評価も極力しないように心がけていますが、ややネガティブ寄りの思考が勝つことがあるので気を付けるようにしています)
*****
先日、「リシュ活」Twitterアカウントでも簡単に呟いたのですが、私が好きな漫画の中にこんなフレーズがあります。
「他人を落とすんじゃない、自分が上がればいい」
「他人を羨んでばかりでは幸せをつかめない」
歌(主にオペラ)の世界を舞台にした漫画で、正確な言葉は失念しましたが、確かこんなような言葉が出てきたんですね。
まだ私自身も音楽のお仕事をしていて、且つ少しずつ自分の道に迷いが生じていた時期にこの言葉に出会い、しばらく重たく考えていた記憶があります。
自分なりにギアを入れ替え、個人練習も増やして楽曲の勉強もして。
本番に呼ばれる回数も増えたけれど、どうしても実力で敵わない同期たちや先輩、後輩がたくさんいて。
何をどうしたらこの状況を打開できるのかが分からなくなっていき、気が付けば自分の手は止めたまま、「なぜ自分は選ばれないのか」と他人のことをただ羨んだり差を嘆いたり、ダメな原因をすべて「他人」のせいにしていたんですね。
でもそれを公に公開することも、誰かに相談することもできなくて。
そんな時に前述の言葉にぶつかって。
確かにそうだなあって。
とは言え音楽の世界にいる間は実践するのがなかなか難しかったですが(苦笑)、でも仕事としての音楽を辞めると決めた時にまたこの言葉たちが結構大きく響いて、それは今でも私の思考、行動の指針のひとつになっています。
必要以上に他人と自分を比較して、できてないところに必要以上に嘆いたり凹んだりする必要はない。
他人が自分より勝っているところ、恵まれているところを必要以上に羨むこともない。
私は私で何がしたいのか、どうなりたいのか。そのためには何をすればいいのか。
そこからブレないように気を付けたら、大分生きているのが楽になりました笑
*****
というのを、日々20卒の就活用アカウントのつぶやきをたくさん見ていて思い出しました。
(マウンティングやら匿名で直接陰口叩くやら、インターネットやSNSで見るネガティブな動きが一通り起きてます!)
就職活動ってどうしても競争になるし、あまり情報収集せずにとりあえず動いてみた人たちは周りの動きに左右されがちですし、そこで必要以上に焦ったり他人を羨んだりがもう始まっているんだな、としみじみ感じています。
ある程度は仕方のないことだとは思いますが、ただそんな中でも、実際にインターンに参加して自分に合う、合わないとか、自分は本当はこういうことがしたいのかもしれない、と気付き始めている学生さんもいて。
一人でも多くの学生さんが自分の納得する道に進めますように…と、「リシュ活(の【中の人】)」として願わずにいられません。
お次は、最近どんどんと「大人の表情」になってきている阿久根さんです。
生きるように働く
2018年9月6日 (木曜日)
おおきに!カカこと石上です。パフに入社して1年と6ヶ月経ちました。
元気!勇気!やる気!に、満ち溢れていますので、ご安心ください!(笑)
ただ、なかなかタスク管理ができず、苦労しております。
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先日、こんなイベントに行ってきました。
株式会社シゴトヒトが運営する「日本仕事百貨」(https://shigoto100.com/)からうまれたイベントです。
たまたまFacebookに流れていたものを発見し、(普段あまり目に留まらないのに)「なんか行ってみたい」と感じて、急遽友達と共に参加してきました。
このイベントは24時間ぶっ通しで、一時間ずつかわるがわるパネラーを変えて、色んなテーマで語り合うというもので、その中でも面白かったのは「役割を開拓する」というテーマでした。
パネラーは、日本仕事百貨のスタッフの方々とソーシャルウェブマガジンの方で、ご自身のこれまでの仕事や会社での役割についてを語ってくださいました。
会社としてどうしてもマネージャーが必要になったが、同期がみんなやめていたのでマネージャーになった、というお話や、先輩の背中を追いかけているうちにその努力を見てもらって自由度が増えたり、思いがけずあたらしい任務がきたり・・・。
どのエピソードも面白かったのですが、その中で役割の開拓の仕方はいくつもあると気づきました。
★やるしかない、やらざるを得ないから新しい役割ができる
★相手や仕事に期待されて新しい役割ができる
★苦手なことにチャレンジすることで役割を開拓できる
★空気を読むことで役割を見つける
最近、よく役割について考えている私は開拓の仕方がいくつもあることに軽く感動を覚えましたし、そう思うと、無理しなくても良いし、違うと思えば、別の開拓方法にチャレンジすれば良いんだな~と心も軽くなりました。
一方で・・・
自分の役割って実は言語化できないんじゃないか?
誰もやったことがない、何もないところに価値を生み出す役割を担う難しさってどんなもの?
違う役割同士の共存のコツは?
仕事以外での役割の開拓も同じなのかな?
などなど、疑問がたくさん出てきましたので、またこれらについてもいつか考えてみたいと思います。
お次は、パフの中で次なる事業の種を育てる役割を担ってくださっている大門さんです!
指針撤廃へ。
2018年9月5日 (水曜日)
ここんとこの湿気の強さに体力を奪われ続け、常時ヒットポイントが1しかない大岡です。
昨日、経団連から就職・採用に関する広報解禁及び選考解禁の撤廃に関する言及がありました。
さらに2022まで見越した計画を立てることも必要になりますね。
また、学生の皆さんにとっては突然自分の代から何の指針もなくなってしまうという動揺は少なくないだろうと推測されます。
ナビオープンがいつになるのか?
リクナビとマイナビは足並みを揃えるのか?
がある程度の流れを決めそうですが、期日に縛られた横並びの活動から脱却して、自分なりの情報収集をすることが求められることは間違いないので、早い段階で自分にとっての働くとは?という軸がなんとなくでも見つかった人と、漫然と流される人で大きな差がつきそうです。
全国の同世代が集まる研修を企画
2018年9月4日 (火曜日)
やってきました、第63回かほログ!
悲しいことに、何もトレーニングをしていません…!
年々体力がなくなってきているのを感じるので、体を鍛えたいです…!
―――
さて、先日の釘崎さんブログ(Fネット若手・中堅社員勉強会&交流会ダイジェスト!)
にもありましたが、
先日はふるさと就職応援ネットワーク(通称Fネット)内の研修企画・運営を
パートナー企業の方と担ってきました。
ふるさと就職応援ネットワークとは、
全国各地で主にその地域で採用支援をしている企業が集まったネットワークです。
一見競合なのでは?とも思いますが、
基本的には担当地域や領域が被っていない企業同士なので、
「協力」という要素が大きいです。
例えばパフのお客様で名古屋で採用をしたい!という方がいれば、
名古屋エリアで採用支援をしている企業さんのご協力を得る、
といったようなことです。
そんなFネット企業に所属する若手・中堅社員が集まる研修企画。
北は仙台、南は沖縄まで総勢26名が集いました。
協力会社としてノウハウを共有し、
個々人の能力を高めることが目的なのですが、
・各地の採用支援会社が集まること
・同世代が集まること
にとても意義を感じる会でした。
まずは「各地の採用支援会社が集まること」ですが、
各地ごとに学生の動きや志向、はたまた企業の動きもかなり異なるので、
その地域のプロに最新情報を聞けることはとても勉強になります。
私がご支援している企業様の中にも、
東京だけでなく各地で採用をしているお客様が多くいらっしゃいますが、
各地の特色に悩まされている方もいらっしゃいます。
そういった場で少しでもお力になれたら、といつも思うので、
今回のような機会は貴重です。
次の「同世代が集まること」ですが、
他社の同世代が集まることは大変刺激になります。
同じ社会人経験の方がここまで考えているんだ、とか
こんなことを頑張っているんだ、ということを
肌で感じることができますし、
自分も取り入れてみようと思うヒントが得られたり、
自分の中でモヤモヤしていたことが晴れたりもします。
いつかも書きましたが、
少人数の企業ですと必然的に同期の人数が少ないです。
私もパフへは一人で入社し、
幸いお客様企業の同年入社の方々に、同じ会社の同期かのように
仲良くしていただいています。
この研修の場合は同業他社の同期にあたるわけですが、
支えあうにも、刺激しあうにも、やはりこういった交流は必要だなと感じます。
今回は企画・運営側という新たな立場で参加させていただきましたが、
上記の目的やメリットをどうしたら最大限活かせるのかという視点が
大きかったです。
「楽しみながらも実は学んでいた」くらいがいい塩梅なのではないか
と考えているのですが、それを仕掛けるのはなかなか難しいですね。
ただ、今回の学びは大きいので、今後の企画に活かしていこうと思います!
そして、何かを形にするのは面白いと思ったのが個人的な感想でもあります。
―――
お次は大岡さんです!