音楽は、「音を楽しむ」だけじゃない。
2020年3月10日 (火曜日)
こんにちは。
「リファラル採用」でパフに入社しました大門です。
(あれ?使い方合ってますよね?)
「縁故入社」の方が自分には馴染みがあるなあと思って言葉を眺めています。
自分が大学生の時、早々に「就職はしません」と家族に宣言したのですが、諦めきれない父が「もし就職したくなったら父がどこか紹介するぞ」と言っていたのを思い出しました。
父と同じだったり、知っている人がいるところなんて束縛されそうで嫌だ!ていうか就職しないし!と思ったのも懐かしい思い出です。
そして大学の同期で就職した人たちはほとんどが縁故入社を選んでましたね。
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さて、仕事をする中で最近ちょこちょこと「集中して作業したい時間」というのができるようになってきました。
急いでチラシ作って!とか、間違えてないかリスト確認して!とか、ちょこちょこ。
営業さんたちは集中したい時は自席から離れたところや、外に出て仕事しているのですが、私は自席のデスクトップPCで作業することがほとんどなので、その代わりにイヤホンして音楽を聴きながら作業することにしています。
と、ここまでは社内にいる人は見たことがあると思うのですが。
何を聞いているか、まではあまり話したことがありません。
で、何を聞いているかというと。
オケです。
オーケストラ曲。
アイドルソングは聞きません。聞いたら推しの歌声に聞き惚れて仕事になりません。もしくは仕事してないで早く帰りたい…と思ってしまうので自主規制します。
あと、歌詞のある曲は歌詞に気を取られてしまうので、「歌」そのものを聞きません。
オケ曲も「あーこのメロディライン好き」となることはあるのですが、歌詞ほど気を取られないので集中できます。
「アゲアゲで勢いが欲しい時」とか「落ち着いて粛々と進めたい時」とかで曲の振り幅が広いのもいいですね。
そんなわけで、私が仕事で集中したい時に聞く(最近聞いてる)曲をいくつかご紹介します。
■O.レスピーギ「ローマ三部作」
「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」の三部作で、各4曲×3部=12曲の組曲になっています。
噴水は水の流れる様がキラキラと、松はどっしりと、祭りは賑やかな雰囲気が曲から溢れ出ていて、飽きることがありません。
ローマに行ったことはないですが、その景色を想像するだけでも楽しいです。
(ちなみに両親がイタリア旅行に行ったとき、母は「これがあの曲のアッピア街道!」と興奮してはしゃいだらしいのですが、周りは誰一人として興味を持っていなかったとのこと…)
この曲は割とテンション高めに張っておきたい時に聞きます。
■J.シベリウス「交響曲第2番」
https://youtu.be/uXOx2ha7b4E
ロシアとか北欧系の、仄暗さと重たさと力強さが全般的に好きなのですが、この曲はそこに優雅さも加わって聞いていて心地が良いです。
じわじわと気持ちを上げていって、4楽章で綺麗なうねりに押されながら、自分も最後の仕上げに突入する、みたいな流れで聞いていることが多いかもしれません。
ちょうど曲の終わりと自分の作業の終わりが重なると、何とも言えない達成感を感じます。
(そういう意味では、音楽を聞く=時間コントロール、にも使っているのかも)
私の持っているアルバムにはシベリウスの「フィンランディア」も入っていて、そちらも大好きな曲です。ロシアの圧政から解放されるフィンランドを表現した曲です。
■J.ブラームス「ハイドンの主題による変奏曲」
1つの主題をいろいろなアレンジで演奏されていく曲。
淡々と、粛々と進んで、少しずつ変化が大きくなっていく曲です。
なのでお仕事も黙々と粛々と、落ち着いて進めたい時にこれを聞きます。
全部で9のバリエーションがあるのですが、自分がオーケストラで演奏した時、「今どれやってる!?何曲目??」と練習中に分からなくなったことがあったような笑。
お時間ある時に是非聞いてみてください。
他の曲はまた機会があれば。
お次は阿久根さんです。