こころづかいも所変われば
2016年1月13日 (水曜日)
新年明けましておめでとうございます。コバやんでございます。
パパ度、レベルアップしましたよ。
寝かしつけるのはママよりも上手になりました!
そして1ヶ月会わないだけですっかり重くなった息子も
「ぷに度」がさらにアップしていましたヾ(´ε`*)ゝ
さてさて、今回はそんな妻の実家に行ったり来たりしてるときに
気付いたことから一言。
—
以前どこかでお話ししたと思いますが
私の妻の出身は北海道でして
新千歳から電車で移動して訪問しています。
この寒い季節に北海道で車を運転する度胸もないので
もちろん道内の移動も電車が中心。
そんなわけで結構な時間、電車で揺られることが多かったのですが
電車のなかで、北海道の人たちの良さに改めて気付かされました。
それは、優先席が「優先席」としてちゃんと機能していること。
何をいまさら…と思われる方もいると思いますが
関東の電車では朝夕の混む時間なら仕方がないねという風に
スーツ姿の若い方の姿が優先席でも見られるのに対し
私が電車に乗ったときは、立っている人が増えたとしても
優先席がちゃんと空いたまま確保されている状態で
皆さんが電車を利用されていました。
(座席はちゃんと後から乗ってきたおばあちゃんが利用していましたよ)
いい意味でカルチャーショックでしたねー。
他人の振り見て我が振り直せとはこのことかと Σ(・口・)
こと、社会のルールとなると当たり前が当たり前にできていないように
感じてしまうことが多いように思います。自分も、他人も。
これから就活に取込んでいく方には
面接の作法(笑)やらSPI対策などであたまをいっぱいにするよりも
まず自分の「生活」のマナーやルールを見直してみるのも
大事なことだよと伝えたいなぁと思いました。
身の内の正しさは所作や言動に表れるものですよ。
—
ではでは、コバやんのひとりごと、今日はここまでです@
次回は溝渕くん、宜しくお願いします。
友達同士仲良さそうなので、年末年始楽しかったんじゃないかな?
新年からありがたい!
2016年1月12日 (火曜日)
こんにちは、木村です。
あっという間に、仕事初めから1週間が経ってしまいましたね。
お正月気分もすっかり抜け、先週から濃い日々を過ごしていました。
ありがたいことです!!
とある新しいお客様では。
お話を伺うと、新卒採用は10年前からスタートし、いろいろな
企業様からサポートを受けてやってきたが、今年は新しいサポートが
ほしいと思い、10年以上経っても頑張っているパフに連絡をしてみた、
とのこと。
……なんてありがたいことでしょう!
ご期待に応えられるようなご提案をしなくては。
また、とある長いおつきあいのお客様では。
今まで積み上げてきたものは良いとして、直近の多方面の課題をクリアし、
より良い採用活動・体制にしていきたい、とのこと。
わかっているつもりでも、わかっていないことはたくさんある、と、
久々にじっくりお話しながら、本音を伺うことができました。
……なんてありがたいことでしょう!
これからも新鮮なアイディア、情報をお持ちしなければ。
やはり、お客様といろいろお話するのは、難しいことも大変だと思うことも、
そりゃたーくさんありますが、楽しいですね!
気分が盛り上がるとか、笑い転げるとか、そういった楽しさではなく、
長年やっているからこその話ができたり、本音を伺える関係を作れたり、
何かしらお役に立てるかもしれない要素があったり。
あっという間に2017年度採用もスタートしますが
(すでにスタートしているところもありますが)、
あっという間だからこそ、1日・1時間・1分・1秒、を大切にし、
お客様と話し続けよう!
そう思った、年初の1週間でした。
※なお、電撃ネタは、本人にとっては電撃ではないのですが(当たり前か)、
変わらず日々邁進しますので、今後ともよろしくお願いいたします。
お次は、年末年始にパパ度がレベルアップしたはずの、こばやんさんです。
仕事以外のつながり
2016年1月8日 (金曜日)
みなさんこんにちは。2016年も絶好調!いい年になりそうな平原です。
今年一番に引いたおみくじは「半吉」でした。
半吉って微妙ですが、書いてあることはなかなかよさそうです。
・くも きりにてふさがり 四方東西を わきまえざるなり ⇒ そろそろわきまえるべき年頃なのでちょうど良いですね
・矢を一本にて二つのがんを一度にとりたる如き仕合あり ⇒ やったー!一石二鳥とか大好きです
とにかく心だてよく骨惜しみせずがんばれば、2つの良いことが同時に来るそうです。
ワクワクしますね。骨惜しみせずがんばります。
さて、先日久しぶりに会社のキックオフミーティングと、その後の懇親会に参加しました。
実は復帰してから旦那にお迎えを任せて残業することもたびたびありましたが、毎月実施しているキックオフミーティングとその後の懇親会には一度も参加していませんでした。私が産育休に入っている間、そして復帰後に入社したメンバーもたくさんいるので、実はみんなと飲む機会をずっと欲していた私。納会こそと思っていたのが報われず、下期が始まる大切なこのタイミングでキックオフに出ようと心に決め、久々の参加でした。
業績発表や振り返りは本当に反省すべきところも多く、上期もっと自分にできたことがあったのではないかと猛省するばかりでした。下期は一部体制の変更もあり、より一人ひとりが高い成果を出さなくてはいけないと強く認識し、自分がやるべきこと、やれること、やりたいことをもう一度洗い出そうと決意したのでした。
さて真面目な話はここまで。釘さん日記にも書いてあるとおり、久しぶりの懇親会は本当に面白すぎました。面白すぎて、笑いすぎて、途中涙が止まらなくなってしまいました。まさか横山にそこまで持っていかれるとは・・・横山だけではなく、それぞれのメンバーのすなおで面白い一面をたくさん見ることができ、短い時間でしたがとても幸せなひと時でした。
復帰後、子育てとの両立の関係上、懇親会や飲み会への参加をほとんど見送ってきました。
それでも仕事をきっちりやれて、仕事を通じて心が通っていると感じられ、信頼関係を感じられる、そんな仲間と働けている普段だけでも十分幸せを感じていましたが、やっぱりこういう「それ以外の時間の共有」もいいですね。
女子会やりたいな~とかバーベキューやりたいな~とか運動会やりたいな~とか、仕事以外でもやりたいことがたくさん浮かんできたキックオフの夜なのでした。
次は電撃!な木村さんです。
新年のルーティン
2016年1月7日 (木曜日)
こんにちは。田代です。
本日のテーマは、「新年のルーティン」です。
新年になり、新たな目標を掲げる方も多いかと思います。
私は社会人5年目ぐらいまでは、仕事の目標を中心に考えていたのですが
この思考回路は、仕事以外も全く同じではないか…と思うようになってから
プライベートの目標も幅広く作るようにしました。
・仕事
仕事のミッションに対してどのように関わるのか
・自分ブランド力
自分の存在価値を高めるために何をしなければならないのか
ex)執筆活動、読書、
・チーム力
プライベートで所属するソフトボールチームをどのように強くするか
ex)一部リーグでベスト8に入るなど
・体力向上
心身の健康維持をする他の為に何をしなければならないのか
ex)マラソン、ジムに月○回行く など
・地元愛
地元・埼玉県や住んでいる街をどのように関わり愛着を持つか
ex)埼玉西武ライオンズや大宮アルディージャを応援するなど
・生活力
生活力を上げるために何をしなければならないのか
ex)お金の使い方、家事力の向上など
・家族
家族との関わり方をどのようにするのが良いか
ex)旅行に行く、美味しいものを食べる、盆と正月は必ず帰るなど
・コミュニティ
友人や仕事関係者などとどういう関係でいたいか
ex)中高・大学・就活仲間・体育会仲間、社会人仲間、仕事関係者など
私にとってどれも大事な目標です。いつも一日かけて目標設定をします。
一年の始まりは元旦にあり。
新たな目標を持って、今年も頑張ります。
次は、2016年も絶好調の平原さんです。
年賀の挨拶
2016年1月6日 (水曜日)
ブラインドタッチはめっちゃ練習したので、得意なのですが、
独学がたたったのか、タイピングの音がうるさくて仕方がないホサカです。
音を立てない方法があったら、ぜひ教えてください。。。。
皆様、あけましておめでとうございます。
今日の写真はコチラ!
私の今年の私的な年賀状です。
今年、私的な年賀状を再開しました!
だいぶ前、スタッフブログでも書いたこともあるのですが、
私は年賀状を書くことを長く間、大切にしていました。
小学校・中学校・高校の担任の先生や大好きだった政治経済の先生、
高校の頃知り合った共通の趣味の仲間、大学のころの「オフ会」友達。
小学校からと20年超、年賀状を出し続けていました。
ですが、宛名のデータを保存していたPCが壊れたある年から
年賀状の裏面は印刷するところで止まり、宛名を手書きで書く・・・というところで
断念する年が数年続いていました。
どうせ寝正月なのだから、書けヨ。という声は十分わかります。
が、三が日が過ぎ、書こう書こうと思うところで、もう寒中見舞いだよな。。。
とどうしても断念していました。
書かなくなった年が続くと余計出しにくくもなり、今年こそ裏面もあきらめよう
と思いはしたのですが
せっかく続けた年賀状のやりとり(だけかもしれない)関係を
本当に止めてしまっていいのかと、
年女最後の年末に、じっと考え、意を決して書くことにしました。
で、なんでこんなどうでもいい、
私的なことをブログに書くのかと言いますと。
過去お世話になっていた方々に年賀状を書いていて思ったのです。
もう、私も大人だなと。(もっと前からですが)
今年は、グッと大人になる年なのだと。
そんな決意をと思い、ブログに書かせていただきました。
社長がパフを創業した歳になってしまう、2016申年。
自分らしい大人を目指して、気合いいれて、1年過ごします!
今年もよろしくお願い致します。
さて、明日は、
いい歳の重ね方をしていると、お互い言い続けたいネ
タシロ、さんです。
手仕事の力
2016年1月5日 (火曜日)
皆さん、こんにちは。応援好きな吉川です。
応援っていいですよね。元気になります。
きっと選手に向けて応援している前向きな声が自分にも跳ね返ってくるんでしょうね。
突然ですが、私は、文字を書くのが好きです。
文章を書くのは嫌いなのですが、手書きで文字を書くのは大好きです。
嬉しかったり、楽しかったりもそうですが、
辛かったり、迷ったりした時に、ノートに気持ちを書き綴ると
不思議と頭がスッキリと整理されて、
次に自分が何をすべきかが見えてくることが多いです。
年賀状も必ず一言メッセージを添えるのですが、
短くても相手の方のことを思って文字を書くと、
1年間のその方との思い出がギュっとよみがえり、とても心が温まります。
メールではこういう感覚はありません。
やはり「自分の手で何かを生み出すことのパワー」は、とても大きいのだろうと感じています。
今年は原点に帰って、かけるべきところにきちんと気働きができる年にします。
(単なる宣言日記ですみません)
明日は、ブラインドタッチが爆音ですさまじいスピードのホサカです。
陽転思考な2016年
2016年1月4日 (月曜日)
明けましておめでとうございます!ゆーいちです。
今年も箱根駅伝マラソンでのドラマはすごかったですね。
青学2連覇の裏では、シード権獲得やタスキをつなぐ難しさもあり
個の役割がチーム結果に直結するスポーツと改めて感じながら観てました。
私が2016年最初のスタッフブログを書くなんて何だか恐縮です。
皆さん年末年始はどのように過ごされましたか?
私は31日の朝、喉や身体の痛みを確認しながら、恐る恐る目を覚ましました。
というのも、ここ2年間大晦日の朝に前触れもなく突如として体調を崩し
大風邪をひいて寝正月を送っていたからです。
「2度あることは3度ある」か、「3度目の正直」か、でいうと
『3度目の正直』と念じて30日は床に着きました。
今年は見事、すこぶる元気で絶好調な大晦日、お正月を迎えることができました!
1年間体調を崩さず、年末年始の連休で体調を崩すのことは
仕事に対してエコではありますが、家族からは大バッシングを受けます、、、
元旦は昼から、飲んで食べて、飲んで食べて、飲んで、寝てを2回繰り返し
気づいたら2日の朝を迎えてました(笑)
そして2日に新年早々に【大当たり!!】
車をバックで駐車していたところ【ドーーーン】と車内に響きをたる異音
バックミラーをみても何もない、サイドミラーを見ても何もない
バックアイカメラを見ても何もない、、、
降りて確認したら、バンパーとテールランプに電柱(通常幅の1/2サイズ)が
めり込んでました。
「やっちゃったー」と思った次の瞬間に、私はとっさにこう思いました。
「サイドに擦り傷もあったし、フロントバンパーもぶつけられて新しいのに替えたから
これを機に後ろのバンパーも新しくなるから良いか。
新年早々大当たりだ。今年は良いことあるかも」と思考をチェンジ
ちなみに、自分の名誉の為ですが運転はヘタではありません。
車には死角ってのがありまして、まさにそこに電柱がはまっていたんです、、、
2016年『も』陽転思考で走り切ろうと思います!!
<陽転思考>
事実は一つ。しかし、その事実を明暗どちらの面から見るかによって
結果に大きな違いが出てくる。(松下電器創業者 松下 幸之助)
今年はオリンピックイヤー。
きっと日本代表選手の応援を一緒に盛り上げてくれる吉川さんが明日のブログです。
2016年もよろしくお願いいたします!
2016年1月1日 (金曜日)
皆さま、新年明けましておめでとうございます。
本年も何卒、宜しくお願い致します。
本日から始まる一年が、皆さまにとって幸多き年であることを、社員一同心より願っております。
本日のブログでは、パフの社員の『2016年の抱負』をお届けいたします。
━━━━━━━━━━━━━ 2016年の抱負 ━━━━━━━━━━━━━━
島田 隆浩
366日がんばります!
吉川 安由
蛇年女として、今年は一皮むけます。
保坂 光江
どうやら、社長がパフを創業した年齢になってしまう。
2016申年。
佐伯 悠
『負けない』です。
誘惑に、逃避欲求に、勝負に負けないことを抱負とします。
勿論、負けなければ良いのか、という意は無く、闘わなければ負け犬にもなれない…そして、闘って、負けない。
平原 葉子
スピード&クオリティの両立。
笑顔で働けることに感謝する一年にします!
田代 明久
時間は有限。
ビジネスパーソンとして大事な30代の一分一秒を無駄にしないよう志を持って日々行動します。
木村 友香
健康的にウキッと笑顔で「幸せだなあ」をたくさん感じる1年に!
溝渕 純平
無難を排し、ぶっ込む年にします!
渡邉 文章
「楽」しない、「楽」しむ。周りを変えるのではなく、自分が変わる。メリハリを追求する。
牧野 愛子
大胆さと緻密さを磨く。ポジティブに創造性を持って取り組んでいく。
よろしくお願いいたします。
横山 佳穂
年女ということで。
おサルさんのように活発に動き回り、進んでいく一年にします!
折原 雄一
【一年燃焼/一年感動/一年不悟】
“一生”ではなく、毎年”一年勝負”。感動できるほどにやりきる!
岩崎 菜緒子
母親業に奮闘しつつ、復帰に向けてリハビリを少しずつ(その前に保活ですが…)
小林 良裕
仕事:ビジネスは少しの坂道を登っていくもの。
登るのをやめれば、転がり落ちていくだけ。
だから足は止めない。思考するのも止めない。
個人:めざせ!息子のお風呂ベテランパートナー&奥さんの癒しパートナー
清水 真理
公私ともに変化を楽しむ一年に。25歳。「女子」から「女性」を目指します!
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2015年年末に、パフのWEBは大きくリニューアルいたしました。
2016年年明け早々に、コーポレートサイトのリニューアルも予定しております。
皆さまに新しい価値をご提供すべく、良い方向へどんどん変われるパフであるよう、
また1年精進いたします。
どうぞ、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
2016年元旦
パフ社員 一同
ゴリラ的読書日記之6
2015年12月28日 (月曜日)
こんにちは。今回ご紹介したい著書は前回とガラリと変わり「地方」についてです。
このキーワードは「教育」と同様に、誰しもが似通った原体験を有しているため、専門的な知識が無くても発言し易く、結果「私は○○だった。そしてこの経験が私の今を形成している。だから△△すべきである。」といった固有で独自の経験に紐づく一般化し難い、且つ否定し難い正論(?)が巷でよく散見されます。
この正論が感情的なものを多分に含むために(そのために否定し難い)、世論が結構引っ張られ、挙句、「うん。皆が云うことは間違ってない。違うよね。我々はOnly Oneだ‼」という「われ思う。ゆえにわれ有り。」的な解の視えないカオスの世界に羽ばたいていってしまいます。
大人がこんな調子では…その成果を引き継ぐ次世代は…勘弁願いたい、ですよね。
□市川宏雄(2015)『東京一極集中が日本を救う』ディスカヴァー・トゥエンティワン。
□動機:
この本の著者である市川氏は本のタイトルのよう、「東京一極集中こそが、日本を救うのだ」と主張しています。この主張は感情論に左右され易い地方論争に一石を投じるためであり、多大なバッシングを受けることを覚悟して、真に日本を憂いているからこそ、この本を執筆したと述べています。
一方で私は固定社会の是正には教育の格差からまずは見直すべきであるという立場を採り、教育の格差が縮小すれば、雇用が適切に分配され、所得格差の縮小に繋がる。結果的には間接税の強化のための余分が生まれ、税収が増加し…これ以上続けると余りに脱線してしまうので止めますが、要するに「再分配」に対しては1周して肯定的な意見を有している人間です(前提は「正当」な競争です。適した雇用の分配にはスタートラインが人によって異なっていては上手くいかないと考えます)。
そのような人間がこんなタイトルの著書を見つけたら、それはそれは大興奮。即買いでスピード●ーニングでした。
□所感:
大都市から吸収した税が補助金という形で中央政府を介し地方に分配され、地方から労働力が大都市へ移管される。そしてその新たな労働力が付加価値を生み、新たな税収をもたらす…この仕組みが市川氏のロジック構築の際の拠り所になっています。そして大都市の中核である東京の弱体化が進めば、補助金の原資たる税収が減り、地方へ分配量は逓減していくため、大都市に対する選択集中戦略は至って経済合理的である、との意見を示しています。
また一方で同氏が取り仕切る「GPIC(世界の都市総合力ランキング)」で4位につける東京(1位はロンドン、2位はニューヨークで、3位にパリ。因みにコペンハーゲンは18位…ん?)であるものの、5位にシンガポール、6位にソウル、9位に香港、14位に北京とアジア勢との差は年々縮まり、決して東京の地位は盤石なものではなく、むしろ雲行きは怪しいと警鐘を鳴らしています。最たる理由として上げているのが、2025年を過ぎた頃から東京でも始まる人口減少局面への移行です。経済の成熟化に伴い、その産業の主役が第一次から第二次、そして第三次へと移行していくため、第三次産業を発展させる上でのKSFである人材、加えて人口数を確保しないことにはこれ以上の成長は期待できず、この東京の人口減少局面が日本に与えるインパクトは計り知れないというものです。
だからこそ敢えてより際立った選択集中を。大都市への積極投資が巡って地方の救済に繋がる。これが市川氏の持論であり、自ら正論と云う理屈です。
皆さまはどう思いますか。踏み込んで、この正論に対する反論を客観的に構築するためには何が必要でしょうか。私はその鍵がソーシャルキャピタル理論、ネットワーク理論、更にはGDPやGNPを筆頭とした既存経済指標に替わる新たな豊かさを示す新指標の開発、にあると考えています。但し、あくまで東京を筆頭にした大都市はグローバル基準での既存の資本主義原理に則るべきであり、新指標に救済を求めるようでは愚の骨頂。大都市には大都市の理屈。地方には地方の理屈。通り一辺倒の偏重した価値観ではなく、自らで真剣に考え、果たすべき役割を選択することがこれからの時代を生きる私達の採るべき姿勢なのではないか…と思う肌寒い年末でした。
それでは皆さま、どうか良いお年をお過ごしください。
□お薦め本
小田切徳美(2014)『農山村は消滅しない』岩波書店。
山下祐介(2015)『地方消滅の罠 「増田レポート」と人口減少社会の正体』筑摩書房。
フィリップ・コトラ―著 倉田幸信訳(2015)『資本主義に希望はある -私達が直視すべき14の課題』ダイヤモンド社。
学生に寄り添う採用とは?
2015年12月25日 (金曜日)
やってきました、第十一回かほログ!
なんか今日は赤い帽子かぶった人多いなーと思っていたらクリスマスでした。
時の流れの速さに驚いております。
今年も就活相談、何件か受けました。
相談を受けると自身が学生時代に考えていたことがよみがえるので、私自身も参考になります。
さて、今回は学生に寄り添う採用とは?といったテーマで書かせていただきます。
最近、人事の方から「学生の気持ちが分からない」「学生にどこまで合わせたらよいのかわからない」といった話をお伺いすることが多いです。
学生に理解してもらうべく、「とことん学生の分かる言葉に噛み砕く」であったり「難しい話は避ける」といった傾向も見られます。
学生想いで良いことだと思います。
しかし一方で行き過ぎてしまうと、本当に伝えるべきポイントが表現されていなかったり、他社と比較したときに特徴がぼやけてしまうということもあります。
もちろん、学生が興味の持ちにくい点で難しい説明をしていくことはオススメしないのですが、難しいけれどもその会社の想いや立ち位置のわかるような事例を学生が理解しやすい構造に落とし込んだ説明会には興味が持てます。
情報がぼやけてしまうと、結局何が言いたかったんだろう、他社と変わらないじゃないかという残念な感覚が残ります。
「学生に寄り添う」とは、レベル感を極限まで落とすことではなく、学生が求めている情報をある程度わかりやすく伝えていくことだと思っています。
レベル感を落としたり、寄り添いすぎたりすることが、学生にとって「環境はもともと存在するものだ」といった意識を助長します。
それは入社後、その学生にとってもその企業にとってもよくないです。
レベル感は保ちつつ、学生の声に耳を傾け、学生が自身で考えていくような採用にしたいです。
その両者の最善を考え、発信していけるのがパフの立ち位置だと思っています。
私自身も常に変化する現状を把握しながら、両者のお力になっていきます。
お次のブログ担当は佐伯さんです。
お楽しみに!