ゴリラ的読書日記
2015年10月2日 (金曜日)
皆さま、初めまして。以前にフライング気味に登場していた、つい先日中途入社した例の男です。初登場がデザートを貪る姿だったので、ゴリラ的要素の色濃い人物かと連想された方々もいらっしゃるかと思います。その通りです(笑)。その定義はさておき、基本はゴリラ的発想を直ぐに持つ、そんなタイプです。以後、お見知りおき下されば幸いです。
さて入社早々にこのようなブログに投稿するところからも私のこの文章は決して自発的な類のものではないなと推察された方もいらっしゃるかと思います。これもその通りです(笑)。ゴリラ的要素が強いため、直ぐに拡散してしまう習性があり(実際のゴリラがそうであるかどうかはさておき)、その習性を是正しこの機会を積極的に捉えたく、以下のルーティンを確立したくここに発表します。
それは『サエキのゴリラ的読書日記』です。つまりは定期的な読書感想文の発信です。今回は初回で質の面でのハードルを最初から上げたくないので、簡単な記述に留めたいと思います。(一人勝手に)記念すべき第一弾は近年話題の評価論に関する著書です。
■安田節之(2011)『プログラム評価-対人・コミュニティ援助の質を高めるために』新曜社。
軽々しく「👍」を押してはいけないことを知った著書でした。評価というものは厳密に行うべきであり、属性や環境を可能な限り平準化し、2種のグループ(介入群と統制群)に分け、介入群にはその名の通り介入を。一方の統制群には何もしない。介入後は定点観測をし、両グループに違いが出るかどうかを詳細にチェックしていく。違いが出たら、それこそ介入の成果であり、そこまで厳密に精査してみて初めて「👍」といえるとのことです。勿論実務の現場では悠長に効果が出るまで待っていては機会を逸するとの意見もありますが、その一方で目測を誤ってしまうと多大な損失が生まれるケースにおいて、果たして人の頼りない独断的偏見に委ねてもいいものかという話も想像できます。今は一般的に政策評価や教育評価、国際開発援助の舞台で世界的には広く用いられている手法とのことですが、日本国内ではまだまだ事例の蓄積が必要な段階に留まっています。
ここまでご覧頂けましたら私達、人材の業界でも広く伝播すべき理論であることが分かるかと思います。例えば研修やインターンシップ、人事評価などにもこの概念が一部導入されるべきかもしれません。自分自身は振り返ってみて、仮に自分が上げた成果だと勘違いしていた事象が、その誤った体験から紐づき、誤った意思決定に繋がるかもしれないと思うと…負の循環に陥るので、(ゴリラなので)一旦思考を止めました。
ただ今を生き抜く教養として、多くのビジネスパーソンとゴリラが知るべき理論であることは間違いがなさそうです。
ではまた!読み終えたら投稿します(笑) (これはルーティンとは呼ばない)
内定式の日
2015年10月1日 (木曜日)
やってきました、第六回かほログ!
10月になりましたね。本日は内定式を実施される企業さんもあるかと思います。
昨年は私が内定式を開いていただいていた身でしたが、この一年が早かったような、短かったような不思議な感覚です。
友人らが日中の内定式に出席する中、パフの内定式は午後8時ごろからのスタートでした。
パフ全社員に対して内定者は私一名であったため、少し緊張しながら、内定証書をいただいたのを覚えています。
私一人に対して、全社員からお言葉をいただけたため、とても豪華な内定式でした。
そのお言葉は心強かったです。
一方で私の中には、翌年に自分がきちんと社会人になっているのだろうかという不安もありました。
内定者インターンとして何度かパフには行っていたものの、まだ学生の感覚の方が大きかったのだと思います。
当時、こんな姿で働いていたいなというイメージはあったものの、ロープレ講習を受けるたびにその姿とは程遠いことを感じていました。
一年たった今、一人前の社会人にはなれていないものの、ほんの少しずつ進歩はしているのかな、と思います。
きっと今、昨年の私と同じような不安を抱えている学生さんもいるかと思いますが、「こんな人間でもなんとか変わることができたよ」と伝えたいです(笑)
とはいえ、目指す姿には到達していないので、日々追いかけていきたいと思います。
そして「内定式」は私の記憶にしっかりと残っているものなので、新入社員にとって大切なイベントなのだと思います。
お次のブログは先月パフに入社した佐伯さんの初投稿です。
お楽しみに!
報恩謝徳
2015年9月29日 (火曜日)
夜の名古屋でフィーバー、いえ、大フィーバーしていたぶんしょーです。
本日は、そんな名古屋でのお話が出来たらと思います。
私の文章力がないので、私の想いが充分に
伝わらない可能性があることが非常に残念ですが(笑)
釘崎さんのブログをご覧になった方も多いかと思いますが、
9月26日(土)はマラソンでした。
マラソン後は、名大社の山田社長と我らが兄さん(勝手に呼んでます)が
ご予約して頂いたお店での飲み会があり、同業の同年代から
「アツい」想いも聞けた、それはもう楽しいひとときでした。
社外にまで切磋琢磨し合える関係があることほど、
恵まれていることはないです。
有難い時間だったとしみじみしております。
そして本日、私がお伝えしたいのは、
この飲み会の後の二次会・三次会についてです。
溝渕さんにもご指摘頂いた通り、私は物の見事に大フィーバーしていた訳で、、
我らが兄さんを初め、先輩方に多分にご迷惑をおかけしておりました。
ですが、わざわざ東京から来てくれた!
と仰って頂き、それはもう、、これ以上なくとても良くしてくれました。
「また来てね」
終始オチャラケて、フワフワしていましたが、
本当に嬉しかったんです。
「東京に行った時は宜しくね!」
皆さんお疲れなのに、私達の終電まで
お付き合い頂いたこと、誠にありがとうございます。
ちょっと大袈裟なのかもしれませんが、改めて感謝申し上げたいと思います。
東京にお越しになった際は、是非ともご連絡くださいませ。
僭越ながら、私の精一杯のおもてなしを致します。
ところで、、
台湾ラーメンとても美味しかったです。でも私はアメリカン派です。
……なぜなら東京に着いた瞬間、トイレ直行でしたから(笑)
お名前は控えておりますが、皆さんとお会いできて、本当に嬉しいです。
こんな私ですが、引き続き、お付き合いくださいませ。
明日は、最近髪を切られイメージチェンジをされた牧野さんです!
世界は、わかったつもりで実践できていないことで溢れている
2015年9月28日 (月曜日)
こんにちは!
シルバーウィークは、久しぶりに連休っぽいことをしました。溝渕です。
所属しているバレーボールチームで、館山にあるチームメイトの実家まで
遊びに行ったのですが、ゴルフにバーベキューに、とても楽しい時間でした。
でも一番「来て良かったな」と思った瞬間は、昼間遊んでいるときではなく、
夜中に本音で熱い話をしたときでした。
僕はこのチームでは新参者ということもあり、まだどこかで心理的な壁を
作っていたり、あまり練習に参加できていないことに対する申し訳なさや、
どんどんヘタクソになっていく自分への憤りを常々感じてきました。
それに対しチームメイトから出た言葉は、
・仕事や他の都合との両立や、自分の衰えと向き合うことは、誰もが通る道
であること
・僕がチームに加わったことに対する喜びと歓迎の心
・実はもっともっと主張してほしいと思っている
というものでした。
心から感謝の気持ちでいっぱいになりました。
「ちゃんと本音で向き合うことが大切」
あまりにも当たり前で、言葉にしても、「そりゃそうだよな」ぐらいに感じて
しまいますが、僕はあらゆる物事に対してそれを、どれだけ実践できているの
だろう。
職サークルでいつも掲げている言葉や、パフの「うまれよ」が、少し違って感
じた連休でした。
さて次回は、夜の名古屋でフィーバーしていた?ブンショーこと渡邉です。
お楽しみに!
あなたのその「目」には何が見えますか?
2015年9月25日 (金曜日)
こんにちはー、コバやんです@
この連休を利用して、出産間近の妻を彼女の実家のある北海道へ送って行きました。
出産予定の病院の中も覗かせてもらえて、ひとまずは安心あんしん(-ε-)q
それにしても最近の病院の設備はすごいですね。まさにホテル並み!
それだけ女性は頑張っているんですね。
何もできないけど、遠くから応援したいと思います!
そんなわけで、しばらくまた独り身生活です。
広い部屋がなんとなくさみしい・・(つA;)
さて今回は先日見たテレビからの話題です。
—
■サキどり 旅するケーザイin京都(9月20日放送)
http://www.nhk.or.jp/sakidori/backnumber/150920.html
地域情報に疎い私でもきいたことのある京都・錦市場。
経済低迷で料亭や小料理屋の経営が悪化。
そのあおりで打撃を受けてしまった市場でしたが
その活路として個人消費に目をつけて、以下のような施策を行ったようです。
(1)敷居の高い印象のあった京料理を串売りに。
⇒国内外問わず個人消費者にヒット!
↓
しかし、観光客が集まりすぎて市場が混雑
↓
(2)利用されていない町屋をイートインスペースに改修。
⇒購入した商品を「温め」「盛り付け」してくれると評判に。
同時に市場の混雑も解消!
この番組を見て衝撃だったのは
料理を串にしただけ(もっともっと深い努力があったとは思いますが)で
市場が持ち直す程の経済効果があったことです。
なんてコスパがよくて、すぐにでも実践可能なアイディアだろう!
個人消費に舵きりした時に、徹底して消費者の視点と経営者の視点とで
問題を見つめてきたのでしょう。
これを発案した人の目の付けどころに感服です。
もちろん二次被害?である混在解消にも
ちゃんと解決の導線を引っ張っているところがサスガです!
アイディアは身近なところに転がっているんだと常々自分に言い聞かせていても
それを発見できる「目」がなければ
それは石ころと同じように見えてしまうものです。
虫の「目」を持つか、象の「目」を持つか、視点を変えればその答えも千差万別。
何にも見えないんじゃ MOTTAINAI。というより、自分がなんだかかわいそうだ。
ひとつでも多くの「目」を持つ人間になれるよう、まだまだ努力が欠かせませんね。
それにしても文化ビジネス、奥が深いなぁ。
—
ではではコバやんのひとりごと、今日はここまでです@
次回はシルバーウィークゆっくりできたのかな? 溝渕くんです。
リフレッシュ方法
2015年9月24日 (木曜日)
こんにちは。パフの木村です。
うーむ。入社の数年間、苦しみ続けてきたのかしら……?
初めの数年、いや、要所要所では、たしかに記憶がないくらい大変でしたが、
素敵な出会いや楽しいお仕事もたくさんありました!
耐え抜いた先、いや、いろんなものを積み重ねた先に見える世界があるよな、
と思っています。
さて、シルバーウィークはみなさまいかがお過ごしだったでしょうか。
(今日明日とお休みの方もまだいらっしゃいますよね^^)
私は、涼しく過ごせる日が多くなり、いつの間にか金木犀の香りもしてきて、
あー幸せー♪と思いながら、心身ともに「休み」を満喫しておりました。
今回、久々にリフレッシュしよう!と思い、東京国立博物館(トーハク)に行ってきました。
お目当ては、昨日で東京の展示が終了した「クレオパトラとエジプトの王妃展」。
海外好き、遺跡好き、大学時代にエジプトやペルーに行った身としては、
現地で見たものがあっても、似たようなテーマでも、どうしても展覧会に
足を運んでしまいます。
混雑が心配でしたが、想像よりじっくり見てまわることができ、
本館の常設展示も見ることができ、ゆっくりと時間を過ごすことができました。
展示されているものが持っているストーリーや、時代背景など、いろんなことを
考えながら展示を見る。私が展覧会に行きたくなるのは、「無心」で目の前のものと
対峙することで、脳がリセットされ良いリフレッシュになっている!という
実感があるからです。
また、感性が研ぎ澄まされる感覚があるので、展示物のちょっとした工夫や、
目の前を歩いている子供や、秋晴れの空など、いろんなものに対して感謝の気持ち
が生まれてきます。ありがたいことです!
ちなみに、今回、外国人の方もよくお見掛けしました。
そういえば、海外旅行に行った際、何かしら現地の博物館や美術館に足を運ぶなと
思い出し、博物館の聖地である上野は、「日本の理解」にもってこいの場所だな!
と、改めて思いました。
渋谷の交差点もいいけど、六本木の夜もいいけど、海外の友人をエスコートする際には、
ぜひ上野を案内してあげたいな!と思いました(予定はないですが……)。
スポーツ、料理、映画、読書……などなど、人それぞれにリフレッシュの方法が
あると思います。「○○の秋」とよく言われるように、それぞれのみなさんが
リフレッシュしながら、この季節を楽しめるとよいなー♪と、思いました。
お次は、どんなリフレッシュをしたのでしょうか。こばやんさんです。
売るということ
2015年9月18日 (金曜日)
こんにちは、風邪でのどがつぶれて声が出なくなってしまった平原です。高めの声なら何とか出ます。旦那相手に練習していますが、なんともコミカルな会話になっています。今日の会議どうしよう。
さて、田代さんの紹介にも会った通り、私は今年たくさんの学生さんからの社会人訪問を受け入れています。そこでよく聞かれる質問の1つに、「入社前と後のギャップは」という質問があります。
私はこの質問に昔から決まってこう答えていました。
「売る、ということそのもの。」
私は理系学生だったこともあり、学生時代ビジネス感覚というものが皆無でした。パフがやっていることは正しいし、すごく好きだし、広めたい。色々な会社に参画してほしい。けれど、「買っていただくのは申し訳ない」と思ってしまったのです。ボランティアとの区別がついていなかったと言っても過言ではないですね。
なぜなら、自分がお金を払うというのはなるべく避けたいことだし、その避けたいことをお客様にお願いするというのはなんだか悪いことしているような気がしたのです。
お客様のために値下げして、安く売ったほうがいいのではないか。と入社早々に釘崎さんに言って、「お前は馬鹿か。自分で自分の価値を下げてどうするんだ」と怒られました。が、その意味が当時はわかりませんでした。
営業を続けるうちに、理解することができました。
・お金をいただくということは、それに相応する価値を提供するということ
・買っていただけるということは、その金額に相応する価値を、パフや平原に感じてくださったということ
・営業マンの仕事は、自分たちが死にもの狂いで作っている商品、サービスの価値を最大限高くお客様に感じてもらうこと
・売れる営業マンは、即ち高い価値をお客様に提供できている人
・売れない営業マンは、お客様、社会、そして会社に対して価値を提供できていないということ。
これがわかってくると、がぜん売れないことが悔しい。
自分が好きで入ったパフの真価をを認めてほしいし、それだけのサービス・価値をお客様にご提供したい。
だから、勇気をもって「買ってください」「お手伝いさせてください」「一緒にやりましょう」とお客様に言えるようになったのでした。
実際にやってみると、学生時代に思い描いていたのは思いもよらないところにギャップを感じたりするものです。乗り越えるには、時間がかかります。最初の数年は、特につらいです。だからこそ、最初の数年は歯を食いしばって、自分なりの仕事ができるようになってきたと思える日まで、安易に辞めることなく頑張り切ってほしいと思います。
さて、次は最初の数年、、、何年?苦しみ続けてきた木村さんです。
質問を受けて考える
2015年9月17日 (木曜日)
おはようございます。田代です。
私たちパフでは、職サークル活動の一つとして「100×10チャレンジ(社会人100人訪問プロジェクト)」を運営しています。
今年は社員も「職サークルに深く関わろう」ということで各自ミッションを持って動いていますが、社会人100人訪問の学生受入も実施しています。私も何人かの学生さんにお会いし、様々な質問を受けました。
その感想と気付きをまとめると…
・質問を受けることで、自分のキャリアの棚卸しになること
→ エピソードを思い出し、話すことで自分がやってきた実績と経験が整理される
・素朴な質問こそ考えさせられること
→ なぜ入社したのか? こういうシンプルな質問に自分の原点がある
・端的で分かりやすい伝え方は何なのかプレゼンテーションの練習になること
→ 相手が知らない言葉を話しても無意味。どう伝えるのがベストなのか考えさせられる
実は一番勉強になっているのは学生ではなく自分自身なのかもしれません。
日々の営業活動を全うすることはもちろんですが、上手く時間を作って今年は学生とより話す場を増やし、意識をして自分の考え方や表現力を整理していきたいと思うのでした。
ちなみに…私は学生の質問を受ける際に手帳を持参するようにしています。そこには、スケジュール管理、プロジェクト管理、好きな言葉など自分の大事にしている価値観など色々と書かれているので、社会人の頭の中がすごくイメージできるのではないかと思っています。これも学生訪問を受け入れて学んだ表現方法の一つだったりします。
日々是、学びですね。
次は、パフの新卒採用担当であり、学生に沢山会っている平原さんです。
伸び悩み
2015年9月16日 (水曜日)
「がんばらなくていいから、結果出せ」、そう言ってたのは私なので、
頑張り屋ではいけないと反省する、ホサカです。
さて、ブログスタートから、文章は不得意だから、
写真にする!と決めてしまったのが、逆に自分の首を絞めています。。。
でも、今日の写真はこちら!
日付は2010.12.28です。
パフが掲げる理念、職サークルの目指す姿、
私たちが作りだすべきサービス。
考えて迷走していたら、この写真にたどり着きました。
5年前に、5年後のパフをどうしたいか、そんなディスカッション会議を
社員全員で行ったとき、会の最後に書いた自分宣言です。
さて、5年前の私。いまの私、成長しているでしょうか。
アウトプットの大きさは、大きくなった気もしますが、
まだまだ成長の不足感が否めません。
で、
常にネクストアクションは?と問うている自分的には、
これでブログを終えることはできません。
そして、いま、隣にいるぶんしょーと約束をしました。
内容は内緒です。
やらなかったら、成長がないだけです。
別の方法で成長することができるかもしれないですが、
そういう議論はおいておきます。
まずは量からかもしれませんが、私は質も大切にします。
ということで、がんばり・・・あ、結果出します。
次回は、日々成長のための努力は怠らないタシロさんです。
がんばります。
2015年9月15日 (火曜日)
こんにちは。これまでの人生の危機は、基本的に気合と根性だけで乗り越えてきた吉川です。
私はよく「頑張ります!」という言葉を発します。
「気合だけはあるね!」とよく言われます。
そんな時はいつも、父との苦いエピソードを思い出します。
―――
高校一年生の夏。ハンドボール部の父母会懇親会が行われていた。
私の所属する東京都立富士高校女子ハンドボールは、都代表に毎年選ばれる強豪校だったため、
合宿やユニフォーム代などかなり費用もかさむ。そのため、親たちの部活への理解も重要で
そういった観点で、父母懇親会なるものが、毎年開催されていた。
一年生である私は、訳も分からず参加し、私の両親も案内の来るまま参加をしていた。
ちょっとした昼食パーティの後、生徒から親御さんたちに向けて、一言「意気込み」を
発表するコーナーがある。
私の前に発表する先輩たちは、ほぼすべての方々が
「頑張りますので、よろしくお願いします!」と一言だけ大きな声で言っていたので、私も
同じように真似をして、元気な声で目一杯の「頑張ります!」を叫んだ。
生徒たちの意気込み発表コーナーが終わると、父母たちからの一言激励メッセージのコーナー。
新入生の父母とキャプテンのお父さんが、スピーチをする時間。
うちの両親も一言スピーチをしていた。そこで父がなんとも嫌味なスピーチをすることになる。
さきほどから生徒の皆さんは「頑張ります!」と元気に言っていたけれど、
「何を」がんばります、かがサッパリわからなかった。
私は15年前に会社を創った際、先輩経営者にあいさつに行って
「頑張ります!」と言ったら
「吉川君、君は何をどう頑張るんだ?」と言われ言葉に詰まりました。
「『何を』『どれぐらい』『どのように』頑張るか。そこまで具体的に言えて、
初めて本当に頑張ることができるんじゃないか」と言われました。
目指すべき目標は、頑張るだけでは、達成しません。
ぜひ皆さんにも、具体的に何をがんばるか。まで自分で考えて発表できるよう
な人たちになってほしいです。
かなり場が凍りつくスピーチだった。
その時は、「なんで父はいつもこうなんだ!」と、とても恥ずかしくなったのを憶えている。
―――
でも、社会人になった今、改めてスピーチを聞いたら、「その通りだ」とも思うことも多いです。
すごいことを成し遂げた人は、きっと「頑張る!」という気合だけではなく、
いろんなことを考えて考えて考え抜いた末に、頑張ったから、結果が出たのだと思うからです。
頑張ることは大切。
でも何を頑張るかをしっかり考えることも大切。
―――
連休前の1週間。
気合を入れたはよいものの、何を頑張るか、きちんと見定めなくては!
とふと思い、こんなエピソードを思い出しました。
うん、ま~、でも、とにかく、ガムシャラに頑張ることも、時には必要ですけどね。
っということで、今週も皆さん、がんばりましょう!
明日は、頑張り屋さんの保坂です。